新たに趣味を始めるとき、「どんなアイテムを買えばいいのかはおおよそ分かるが、どれくらいの価格(グレード)のにすればいいか判断が難しい…」ってことがあります。
それなりに調べて、知識は身についたけど、「で、どうしよう?」ってタイミングですね。
自分との相性やニーズにマッチするのはどれなのか…選択肢が多いほど迷います。安物買いの銭失いはしたくないけど、その逆もヤダ…というジレンマ。
こんなツイッターのまとめが心に刺さりました。
↓
安い生活家電を買うと「なぜあの時ケチったのか」と考える賢者タイムを味わうことになるので「家電は一番良いものを買うべき」という説
わかる…!
わかるのだけど、だからといって「じゃあ、いきなりハイエンド商品にします」とはならなかったり。だって、ハマらないかもだし、すぐ辞めるかもだし。
ということで、自転車においてはどうなのか?
ロードバイクやミニベロ買うときに「お金おかけるべきもの、かけなくてよいもの」を実体験をベースにまとめてみました。
<グッズを買い揃える前の自分の状態>
↓
「レンタルで数回経験して、キャンプの面白さはわかった。初期投資額は抑えたい一方で、たぶん続ける気がするから、そこそこのものを買い揃えたほうがいいかもしれない。とはいえ、すべて良いもの(スノーピークとか)にしたら財布がすっからかんになる。メリハリを付けた取捨選択をしたい」
そこで、複数のキャンパー友人にアドバイスをもらい、8割は安いもの、2割はそこそこのクオリティのもの、にすることに。
<安くてよいもの(ゆくゆく買い替え想定)>
↓
ほとんどのアイテムはWILD-1で購入。
収納ボックスだけは、キャンパーさんがオススメしてたのを無印で買いました。足りないものは百均で追加するかんじ。
自転車未経験者がいきなりデュラエース使っても良さがわからないようなもので、自分はターニーあたりから開始したイメージです。
これでキャンプを数回してますが、機能性は十分でまったく問題はありません。
<お金をかけるべきもの>
ただ、お金をケチってはいけないアイテムもあるそうで、以下がそれ。
↓
テント → Amazonに数千円のものもあったが、さすがにキャンプの根幹なので4万円くらいの2人用のにした(モンベル)
チェア → 1万5千円のもの(コールマン)
ハンマー → 作業のしやすさ、スピードに直結(コールマン)
ペグ → 最初は安物で、すぐ良いものに替えた(コールマン)
上には上があるので高級品ってことではないですが、キャンパーから見て「良い選択したね」っていわれるくらいのものにしたイメージです。コンポーネントでいうと、105を買った気分。
最初は「ハンマーが5,000円もするの?高ぇ…」って躊躇したし、「ピラピラなビニールの塊(テント)が4万もするのはなんか納得いかん…」って訝しみましたが、コストを掛けただけのクオリティがあります。
結果、快適にキャンプで来ています。
アドバイスに従ってよかった~。
ほぼ「安いもので十分」って結論になりました。
まあ、キャンプと違って百均で代用できる商品は多くはないですが、お試しのつもりで「ライト」「ベル」を使ってみるのもよいかもです。
※カギはケチらないで、ちゃんとしたのをオススメします。
自転車の幹となる「フレーム」と「ホイール」ですが、フレームも名の通ったメーカーなら、カーボンでもアルミでも素材に関係なく楽しく走れます。
ホイールは付いてくるものを使い倒せばよし。
お金をかけるのは、気分が乗ってきてからで遅くありません。
ペットボトルだと飲むたびに停車してフタを開けて…ってなります。「走行しながら飲むの?」って思うかもですが、飲むんです。というか、そうしたくなります。
あと、専用品ではない水筒で、ボトルケージにフィットしないタイプだと、「リュックを背負う」羽目になります。そのためにわざわざリュックを背負うのはナンセンスなので、ケージとセットで買いましょう。
幸い、専用品でも安い(数千円)し、保冷機能のあるサーモスならなおよし。
サーモスは5,000~6,000円とやや値が張りますが、普段のお出かけとかドライブにも使えるので(仮に自転車を辞めても)損した気分にはならないはず。
軍手や代用品とは雲泥の差です。
走っている間ずっと使うものなので良いものにしておきましょう。それだけで快適性が一気に向上します。
指切りタイプだと、良いものは5,000~8,000円ほどしますが、3,000円くらいからあります。私はY's RoadブランドのANTRESを連続で使ってます。
3,000円とコスパ最高。
クッション性、装着感も申し分ありません。
理由はグローブと同じで、あると無いとで雲泥の差だから。
なにも(もっこり系の)ビブショーツにする必要はなく、私服や短パンの下に履く下着タイプでOK。外からは履いているのはわかりません。
5,000円くらいで買えますので、1個持っておきましょう。
ホームセンターには作業用グローブがあるっちゃあります。しかし、自転車乗ることを前提に設計されていないので、「見た目はそれっぽいけど、ブレーキ操作がしづらいわ」ってなります。あと、クッション性も期待できません。
私も自転車1年目はホームセンターでグローブを物色しては試してましたが、しっくりきたことは一度もないです。結局すべて廃棄したので、「最初から専用品にしときゃよかった」と後悔しました。
個人的には「ボトル、グローブ、サイクルパンツ」だけ妥協しなければOKだと思います。 そもそもの単価が安いので、高級品との価格差があまりないのも嬉しいポイント。
と1万円で揃います。
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それなりに調べて、知識は身についたけど、「で、どうしよう?」ってタイミングですね。
自分との相性やニーズにマッチするのはどれなのか…選択肢が多いほど迷います。安物買いの銭失いはしたくないけど、その逆もヤダ…というジレンマ。
こんなツイッターのまとめが心に刺さりました。
↓
安い生活家電を買うと「なぜあの時ケチったのか」と考える賢者タイムを味わうことになるので「家電は一番良いものを買うべき」という説
安い生活家電を買うと「なんで俺はあのとき数万円なんてはした金をケチったんだろう、バカなんだろうか」という賢者タイムが1日数回、それを年に365回、そしてそれが数年間続く地獄を味わうことになるので、一番良い物を買うべき。
— Miyahan (@miyahancom) July 26, 2021
わかる…!
わかるのだけど、だからといって「じゃあ、いきなりハイエンド商品にします」とはならなかったり。だって、ハマらないかもだし、すぐ辞めるかもだし。
ということで、自転車においてはどうなのか?
ロードバイクやミニベロ買うときに「お金おかけるべきもの、かけなくてよいもの」を実体験をベースにまとめてみました。
目次
- キャンプ用品を買うとき、まさにこの状態だった
- 高いのと安いのを分けるポイント
- ロードバイクやミニベロにも同じことが当てはまる
- 妥協しないほうが良い自転車アイテムは?
- ボトル、グローブ、サイクルパンツは代用品がない
キャンプ用品を買うとき、まさにこの状態だった
自転車の話ではないんですが、今年からキャンプを始めまして、何をどんなグレードで揃えればいいのか決めきれないでいました。<グッズを買い揃える前の自分の状態>
↓
「レンタルで数回経験して、キャンプの面白さはわかった。初期投資額は抑えたい一方で、たぶん続ける気がするから、そこそこのものを買い揃えたほうがいいかもしれない。とはいえ、すべて良いもの(スノーピークとか)にしたら財布がすっからかんになる。メリハリを付けた取捨選択をしたい」
そこで、複数のキャンパー友人にアドバイスをもらい、8割は安いもの、2割はそこそこのクオリティのもの、にすることに。
<安くてよいもの(ゆくゆく買い替え想定)>
↓
- 収納ケース → どうせ傷だらけになる
- クーラーボックス → 保冷さえできればいい(メーカー名は知らない)
- フライパン、鍋等の調理器具 → 調理できればいい(メーカー名は知らない)
- カセットコンロ → IWATANIというものにした(ちゃんとしたメーカーらしい)
- カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン等) → 家に余っているもの、割り箸で代用
- コップや皿 → 紙の使い捨て&百均
- LEDライト → 明るさがあればいい(メーカー名は知らない)
- テーブル → こだわらないので廉価版(メーカー名は知らない)
- コット → こだわらないので廉価版(WILD-1のPBブランド)
ほとんどのアイテムはWILD-1で購入。
収納ボックスだけは、キャンパーさんがオススメしてたのを無印で買いました。足りないものは百均で追加するかんじ。
自転車未経験者がいきなりデュラエース使っても良さがわからないようなもので、自分はターニーあたりから開始したイメージです。
これでキャンプを数回してますが、機能性は十分でまったく問題はありません。
<お金をかけるべきもの>
ただ、お金をケチってはいけないアイテムもあるそうで、以下がそれ。
↓
テント → Amazonに数千円のものもあったが、さすがにキャンプの根幹なので4万円くらいの2人用のにした(モンベル)
チェア → 1万5千円のもの(コールマン)
ハンマー → 作業のしやすさ、スピードに直結(コールマン)
ペグ → 最初は安物で、すぐ良いものに替えた(コールマン)
上には上があるので高級品ってことではないですが、キャンパーから見て「良い選択したね」っていわれるくらいのものにしたイメージです。コンポーネントでいうと、105を買った気分。
最初は「ハンマーが5,000円もするの?高ぇ…」って躊躇したし、「ピラピラなビニールの塊(テント)が4万もするのはなんか納得いかん…」って訝しみましたが、コストを掛けただけのクオリティがあります。
結果、快適にキャンプで来ています。
アドバイスに従ってよかった~。
高いのと安いのを分けるポイント
1.使う時間が長いか?
寝る、座る時間がキャンプでは最も長い。長いものには良いものを…って理屈です。2.快適性がアクティビティの楽しさに直結するか?
長い時間を過ごすアイテムが中途半端なクオリティだと不快になります。 たとえば使い捨ての紙皿でも陶器の皿でも、食事の旨さは変わらないんで、「じゃあ紙でいいか」って考えるかんじ。3.捨てても(or 人にあげても)惜しくない価格か?
二束三文でリサイクルショップにわたすか、人にあげてしまっても惜しくないか。キャンプグッズってたいていでかくてかさばるので、不要になったら処分したくなるはず。ロードバイクやミニベロにも同じことが当てはまる
前置きが長くなりましたが、これからエントリーモデルの完成車(ロードバイク、ミニベロ、クロスバイク)を買いたいけど、「なるべく予算は抑えたい」人に、自分ならどうアドバイスするか、まとめてみます。- コンポーネント → 完成車なので気にしなくてOK(遠出するなら9速、街乗りなら6速)
- サドル → (ポジションに問題なければ)完成車なので気にしなくてOK
- ハンドル → (ポジションに問題なければ)完成車なので気にしなくてOK
- タイヤ → 完成車なので気にしなくてOK
- ライト → 1000~2000円の廉価版でOK
- カギ → 2000~3000円くらいのものにはしたい
- サイクルウェア → 買わなくてOK(Tシャツ&短パンやジャージで)
- サイコン → 買わなくてOK
- ボトルケージ → 1000~2000円の廉価版でOK(プラスチックでもアルミでもお好みで)
- シューズ → スニーカーでOK
- ペダル → 完成車なので気にしなくてOK(別売りなら安いフラットペダルで)
- アイウェア → なくてもOK(既に持っているものを流用)
- ヘルメット → 8,000円前後の廉価版でOK(ショップで売られている物なら安全基準は満たしている)
ほぼ「安いもので十分」って結論になりました。
まあ、キャンプと違って百均で代用できる商品は多くはないですが、お試しのつもりで「ライト」「ベル」を使ってみるのもよいかもです。
※カギはケチらないで、ちゃんとしたのをオススメします。
自転車の幹となる「フレーム」と「ホイール」ですが、フレームも名の通ったメーカーなら、カーボンでもアルミでも素材に関係なく楽しく走れます。
ホイールは付いてくるものを使い倒せばよし。
お金をかけるのは、気分が乗ってきてからで遅くありません。
妥協しないほうが良い自転車アイテムは?
3つあるかなと思ってまして、以下がそれ。自転車用ボトル
ペットボトルか手持ちの水筒でも代用可なんですが、やっぱ専用品が便利です。ぎゅっと握るだけで水が出るシンプルな仕組みが助かります。ペットボトルだと飲むたびに停車してフタを開けて…ってなります。「走行しながら飲むの?」って思うかもですが、飲むんです。というか、そうしたくなります。
あと、専用品ではない水筒で、ボトルケージにフィットしないタイプだと、「リュックを背負う」羽目になります。そのためにわざわざリュックを背負うのはナンセンスなので、ケージとセットで買いましょう。
幸い、専用品でも安い(数千円)し、保冷機能のあるサーモスならなおよし。
サーモスは5,000~6,000円とやや値が張りますが、普段のお出かけとかドライブにも使えるので(仮に自転車を辞めても)損した気分にはならないはず。
グローブ
無くても乗れますが、あると快適性が段違いなのがコレ。軍手や代用品とは雲泥の差です。
走っている間ずっと使うものなので良いものにしておきましょう。それだけで快適性が一気に向上します。
指切りタイプだと、良いものは5,000~8,000円ほどしますが、3,000円くらいからあります。私はY's RoadブランドのANTRESを連続で使ってます。
3,000円とコスパ最高。
クッション性、装着感も申し分ありません。
サイクルパンツ
初心者の大敵である「尻の痛み」を緩和します。理由はグローブと同じで、あると無いとで雲泥の差だから。
なにも(もっこり系の)ビブショーツにする必要はなく、私服や短パンの下に履く下着タイプでOK。外からは履いているのはわかりません。
5,000円くらいで買えますので、1個持っておきましょう。
ボトル、グローブ、サイクルパンツは代用品がない
この3つは百均やホームセンターには売っていません。ホームセンターには作業用グローブがあるっちゃあります。しかし、自転車乗ることを前提に設計されていないので、「見た目はそれっぽいけど、ブレーキ操作がしづらいわ」ってなります。あと、クッション性も期待できません。
私も自転車1年目はホームセンターでグローブを物色しては試してましたが、しっくりきたことは一度もないです。結局すべて廃棄したので、「最初から専用品にしときゃよかった」と後悔しました。
個人的には「ボトル、グローブ、サイクルパンツ」だけ妥協しなければOKだと思います。 そもそもの単価が安いので、高級品との価格差があまりないのも嬉しいポイント。
- ボトル:1,000円
- グローブ:3,000円
- サイクルパンツ:5,000円
と1万円で揃います。
★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!
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コメント
コメント一覧 (2)
cyclegadget
がしました
やはり良いものは長年使えるのですね、、、もはや一生モノのペグって言ってしまっても良いレベルですね。私も徐々にキャンプ用品に投資していこうと思います!
cyclegadget
がしました