Mr. Tuffy の「タイヤライナー(700×20~25c)」を使い始めて1年ちょっとが経過しました。

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タイヤライナーとは、タイヤとチューブの間に 挿入する薄いウレタン製ストラップ。

チューブとタイヤの間に保護層を作ることにより、パンクの原因となるガラスやトゲ等の異物の貫通を防いでくれます。

タイヤライナーの効果がいかほどだったか、パンクしたのかしなかったのか、使用上の注意や違和感、トラブルなどはあったのか…など、ロングタームインプレッションしてみます。
公式サイトはこちら

過去記事:タイヤライナーを使ってみてのインプレッション

目次


パンク回数はゼロ!

1回もパンクせず、快適なサイクリングライフを送れました。

路上でのパンク修理ってそもそもだるいし、季節によっては大汗を流すか、凍えながら作業することになるので、できれば遭遇したくないもんです。

タイヤライナーのお陰かどうかは確かめようのないものの、一定の効果は発揮してくれたんじゃないかと思います。

乗り心地の違和感もゼロ

乗ってみての感想は、最初からずっと何も感じないまま…でしたね。

薄い膜がタイヤの中に入っているだけなので、何も感じようがないというのが正直なところ。なので良くも悪くもなく、変化なし(笑)。

たぶん、比較してもわかるものじゃないと思います。

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ただし、「重量は700c用で片側約60g」あるので、120g 増になり、少々の重量アップ。
軽量化に励む方にはちょっと気になる数値ではあります。

私はクロモリに乗っている時点で「軽量化、なにそれ?」なスタンスなので、まったく気になりません(笑)。

ヘタレ具合は感じない

この1年でパナモリ君のタイヤは2回交換しました。

タイヤライナーの裏表を目視した限りでは傷はなく、何かが刺さった跡もなし。
ヘタってしまうのかな?と危惧してましたが、そんなこともなくハリは残ったまま。

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↑ 新品


↓ 1年後
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※溝が潰れてます(タイヤ側)

↓ 同じく1年後(チューブ側)
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※ぺったんこ

とまあ、表面はずっと圧がかかったままなので溝が潰れて見えない状態になってしまってました。

新品の頃の硬度は失ってはいますが、それでも触感はしっかり残っており、そのまま継続して使えそうです。

公式サイトでも「繰り返しの使用OK」と謳っているのでその点は安心かなと。

おまじない以上の効果がある

タイヤライナーの有効性はこの動画を見てもらえばわかると思います。

え?ほんと?ヤラセじゃないの?って疑ってしまうレベルで頑丈です。



この動画を見てすっかり自信を持った私は、この1年間「相当な不運がない限りパンクはしない!」と全幅の信頼をおいてきました。

ロングライドに行ったときや、見知らぬ街を夜に走っているときの「パンクしない(はず)」という安心感はかなり大きいです。

タイヤに保険がかかっているかのような感覚がありました。

相変わらずタイヤは少しだけハメにくい

「タイヤ内に薄いモノが入っている=空間をわずかに埋めている」ので、タイヤをはめるのがちょっときつくなりはします。構造上、仕方ないです。

ふつうのクリンチャーだと、ビードのラストも「よいしょっ」くらいのひと押しで乗るところが、「おいしょぉー!ふんっ!ふんっ!」と30秒くらい格闘させられます。ちょっと手が痛い…。

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以上、タイヤライナーを1年ちょっと使ってみてのロングタームインプレッションでした。

もう1年くらい行けそうだし、なんならパンクするまで使い続けようと思っています。

舗装路しか走らないロード乗りの方はもちろん、グラベルやシクロ乗りの方にはオススメしたいです(^^)


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