スポーツ自転車に乗り出してもうすぐ10年になります。これまで使ってきたタイヤはロードもミニベロもクリンチャーのみ。3年に1回くらいの周期で「チューブラーにトライしようかな」と思ったものでしたが、ホイール一式を揃えなきゃいけない等の予算の都合やらなんやらで実現しませんでした。

※VittoriaのRubino Rro(25c)を選択
が、ラピエールのアンバサダーにならせていただいたの機にディスクロードに乗ることになり、だったらホイールも心機一転でチューブラーにすると決心。強制的にキッカケを作ることで人間は積極的な行動を起こせるものです。
ただ、チューブラーでパンクはしたくない……そこで対策案として「シーラントを入れる」と方法を検討してます。チューブラーにシーラントって効果があるのか不安だったので、調べてみました。

※もっと距離を乗らないと分からないかも…と今になって思います
タイヤも小さく丸めれば小型サドルバッグに入るので、バイクのシルエットもさほど崩しません。クリンチャーのチューブを2本持つのと比べても大した差ではないでしょう。

あと、チューブラーの軽さは本当に魅力。構造上のメリットのおかげで同じモデルのクリンチャーと比べると200~250g くらい軽量(前後のセットで)。これはかなりのアドバンテージ。ある程度カスタマイズをやりきったあとに200g を切るのって至難の業ですからね。
チューブレスタイヤではポピュラーな方法ですが、クリンチャーやチューブラーでやっているって話はあまり聞かないので、経験談を知りません。YouTubeで調べてみたら、クリンチャーでもチューブラーでもふつうにできるっぽいですね。
例えばこのCycling Weeklyの実験動画。
バルブコアを抜き、シーラントをごく普通のクリンチャー用チューブに注ぎ込む。で、いつものように空気を入れるだけ。カンタン。
これで機能してくれるのかな?と思ったんですが、結論をひとことで言うと、『画鋲で刺しても、釘を刺してもシーラントが塞いでくれる!』です。しかも抜ける空気量はごくわずか。なにこれ、すごい。
釘穴はさすがに無理だろ?と見ていたら、余裕で塞ぐではないですか…。シーラントを入れておくことで保険になるのは確認できました。とりあえずでも帰宅できればじゅうぶんです。
クリンチャーで行けるなら、基本構造が同じチューブラーでも行けるっしょ、チューブがタイヤの中か外かの違いだけだし!と思って追加検索すると、、、案の定たくさん見つかりました。
これはシクロクロスのチューブラータイヤにシーラントを入れる様子。
医療用の注射器で針はないタイプですが、バルブにちょうどフィットして入れやすいそうな。これで20ml 入れてました。めっちゃカンタン。ただ、1本のタイヤに20ml はちょっと少ないです。ロード用タイヤなら30~40ml 入れたほうが良いでしょう。
ちなみに注射器は100円ショップで買えるので、わざわざ高いものを入手しなくてOKです。
これも参考になりました。
ツールを使わず、超カンタンで素早くシーラントを入れる方法です。
オマケでこんなのも。
釘でMTBのタイヤを気でも狂ったかのようにぶっ刺しまくってる……。シーラントの凄さがよく分かる動画です。なんかこわいけど(笑)。
クロモリのほうのクリンチャーでもシーラントを使ってもいいんですが、クリンチャーはパンクしてもさくっと修理できるのでそのままにします。前後で60~80ml の重量増になるのを避けたいという気持ちもあるので(笑)。
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※VittoriaのRubino Rro(25c)を選択
が、ラピエールのアンバサダーにならせていただいたの機にディスクロードに乗ることになり、だったらホイールも心機一転でチューブラーにすると決心。強制的にキッカケを作ることで人間は積極的な行動を起こせるものです。
ただ、チューブラーでパンクはしたくない……そこで対策案として「シーラントを入れる」と方法を検討してます。チューブラーにシーラントって効果があるのか不安だったので、調べてみました。
目次
これまでチューブラーを避けてきた理由
1 交換作業がめんどくさい
圧倒的にこれ。「慣れればクリンチャーと大差ないよ」と経験者の方々は口をそろえますが、パンク修理やタイヤ交換のたびにテープをペリペリと指で剥がしていく作業がちょっとなあ…という気持ちでした。親指の指紋が無くなってしまうとも言うし(笑)。2 タイヤを1本持って走らなければならない
これもあります。なるべく荷物はミニマムにしたいのに予備タイヤを1本サドルの下に括り付けるのは美しくないかなと。3 乗り心地の良さを実感できなかった
ショップのメカニックさんの私物(BOMAのカーボンチューブラー)を1回借りて、当時乗っていたBOMAのRefaleで10キロほど乗ってみたことはあります。感想は「たしかに軽いからスタートは気持ち良い。が、乗り心地ってそんなに変わらん気がする」でした。軽さだけのために大枚はたく気には、その時点ではなれず…。
※もっと距離を乗らないと分からないかも…と今になって思います
でも、冷静になると大した理由じゃない
面倒だなんてプラスアルファの時間をかければ解決するし、スキル的にも数回やれば身につくレベルのことなので、怖がる理由にはならないと考え直しました。タイヤも小さく丸めれば小型サドルバッグに入るので、バイクのシルエットもさほど崩しません。クリンチャーのチューブを2本持つのと比べても大した差ではないでしょう。

あと、チューブラーの軽さは本当に魅力。構造上のメリットのおかげで同じモデルのクリンチャーと比べると200~250g くらい軽量(前後のセットで)。これはかなりのアドバンテージ。ある程度カスタマイズをやりきったあとに200g を切るのって至難の業ですからね。
とはいえ、チューブラーでパンクは避けたい
チューブラーを使う決心は固まりましたが、できれば出先でパンクはしたくありません。しかし、どんなに注意しててもやるときはやってしまうのがパンク。ただ、ベリベリ剥がす作業は屋外ではしたくない……そのリスクは徹底的に無くしたい…ということで、チューブラーにシーラントを入れてみようと検討中です。チューブレスタイヤではポピュラーな方法ですが、クリンチャーやチューブラーでやっているって話はあまり聞かないので、経験談を知りません。YouTubeで調べてみたら、クリンチャーでもチューブラーでもふつうにできるっぽいですね。
例えばこのCycling Weeklyの実験動画。
バルブコアを抜き、シーラントをごく普通のクリンチャー用チューブに注ぎ込む。で、いつものように空気を入れるだけ。カンタン。
これで機能してくれるのかな?と思ったんですが、結論をひとことで言うと、『画鋲で刺しても、釘を刺してもシーラントが塞いでくれる!』です。しかも抜ける空気量はごくわずか。なにこれ、すごい。
釘穴はさすがに無理だろ?と見ていたら、余裕で塞ぐではないですか…。シーラントを入れておくことで保険になるのは確認できました。とりあえずでも帰宅できればじゅうぶんです。
クリンチャーで行けるなら、基本構造が同じチューブラーでも行けるっしょ、チューブがタイヤの中か外かの違いだけだし!と思って追加検索すると、、、案の定たくさん見つかりました。
これはシクロクロスのチューブラータイヤにシーラントを入れる様子。
医療用の注射器で針はないタイプですが、バルブにちょうどフィットして入れやすいそうな。これで20ml 入れてました。めっちゃカンタン。ただ、1本のタイヤに20ml はちょっと少ないです。ロード用タイヤなら30~40ml 入れたほうが良いでしょう。
ちなみに注射器は100円ショップで買えるので、わざわざ高いものを入手しなくてOKです。
これも参考になりました。
ツールを使わず、超カンタンで素早くシーラントを入れる方法です。
- バルブコア・リムーバーでバルブコアを抜く(注意:先に空気は抜いておくこと。さもないと緩めたとたんバルブコアが吹っ飛ぶ)
- 2オンス(60ml 弱)のシーラントを1本のタイヤに全部入れる
- バルブコアを装着する
- 空気を入れておしまい
オマケでこんなのも。
釘でMTBのタイヤを気でも狂ったかのようにぶっ刺しまくってる……。シーラントの凄さがよく分かる動画です。なんかこわいけど(笑)。
結論:チューブラーでシーラントを使ってみます
シーラントを入れることで100%パンクを防いでくれる…ことはなくても、細いピンホールくらいなら防いでくれるので、かなりアテにできそう。実際、パンクの殆どはごく小さな穴によるもので、釘を踏み抜くなんて日本の公道ではまず起きません。そう考えれば、かなり信頼できる予防法だと思います。サイドカットしたら完全アウトですが、そんなの10年で1回も経験ないですし、そもそもどんなタイヤでもカットしたらアウト。クロモリのほうのクリンチャーでもシーラントを使ってもいいんですが、クリンチャーはパンクしてもさくっと修理できるのでそのままにします。前後で60~80ml の重量増になるのを避けたいという気持ちもあるので(笑)。
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