サーモス 真空断熱ストローボトル 「FFQ-600」を買ってみました。スポーツバイク専用設計なのでボトルケージにそのまま入れられる設計のやつです。

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毎年夏場は「いかに冷たい飲み物を確保するか」で悩んでいたので、ついに手を出してみたわけです。3,600円ほどしたので安くはないんですが、最初に結論から言いますと、


「最高!なんで今まで使っていなかったんだ~俺のバカ~」


です。それくらい超素晴らしいプロダクトでした。
ということで以下詳細レビューです。

目次


サーモスの真空断熱ストローボトル(FFQ-600)の保冷力がヤバすぎる(いい意味で)

期待以上!素晴らしい!としか言いようがないです。100点満点。

公式サイトには「10度以下を6時間キープ」すると書いてあります。厳密には「室温20℃において製品に規定量の4℃の冷水を満たし、所定時間放置した場合の温度」という条件付きですが、ホンマかいな?と思って実験しました。


7:00AM:製氷機の氷を10個と冷たいお茶を入れる
※口径が4.5cmあって氷はらくらく入る

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10:00AM:飲み終わったので自販機でポカリを買って入れる
※この時点で氷は余裕で残っている

13:00PM:飲み終わり、再度自販機のポカリを投入
※この時点でも氷の欠片が残ってた(14:30でなくなる)

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17:00PM:帰宅&余ったポカリは冷たいまま


つまり、6時間キープに偽りなし!氷がこんなに長持ちするなんてびっくりでした。この日は最高気温28度でそこそこ暑かったのでめちゃくちゃ助かりました。

なんでこんな便利なものを使っていなかったかを考えてみたら、「なんとなく重そう」って思い込みだったと思います。バイクが重くなるやん…ってことを嫌っていましたね。

サーモスの真空断熱ストローボトル(FFQ-600)はべつに重くはない

でも製品単体はたったの270gです。iPhone 6sが143gなので2個分といえば伝わるでしょうか?

ちなみにiPhone 11 Pro Maxが226gなのでそれよりはやや重めだけど、サイクリング中はまったく気になりません。ただのプラスチックのボトルよりは重いけど、メリットと相殺したら余裕でプラスです。

ペットボトル1本がぴったり入って少し余裕がある容量600mlというのも大きすぎず小さすぎません。

カタカタ音は百均のソフトケースで解消できる

ボトルケージにきれいにフィット(最大胴径約73mm)します。ボディリングが滑り止めになって握りやすく、取り出しやすさも問題なし。

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ただ、凸凹道を通過するときにカタカタ音はちょっとするので気になる人はいるかも。自分は「そのままでも構わないけど、たしかにちと気になるな」って感じたので百均のペットボトル用ソフトケースつけてみました。

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70mm用のを74mmのボトルによいしょっとはめたらカンペキにフィット!これでカタカタ音は解消するでしょう。


アルミのケージももちろんOK。タイレル(CSI)はサドルに垂直に差し込みます。

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段差の衝撃でスポーン!とロケットよろしく飛んでいったことが数回あるので、そうならないようキツ目にしてあります。ソフトケースをしていれば大丈夫かなと。

ストロータイプってサイクリングでもふつうに使いやすい

正直、ストロー式とマグ式で迷いました。飲みやすさならマグかな?と。洗いやすくてカビにくいのもマグタイプだろうし。でも、ストローで問題なかったです。

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走行中でもフタを開けてスッと口に持っていけます。ボトルを逆さまにしなくていいので、目線は前を見たままにできてむしろ使いやすい。フタの開け閉めも片手でワンタッチでできます。

ストローはちょうどボトルの底に触れる長さなので飲み残しもなく、ストローだけでほぼ飲みきれるのも良いですね。あと、内側のストローは脱着可能なので洗いやすいです。よく考えられた構造だと思いました。

マグ式がいいって方は、真空断熱ケータイマグ「FJF-580」ってのもあります。こっちは温かい&冷たい両用でつかえます。
※FFQ-600は保冷専用

サーモスの真空断熱ストローボトル(FFQ-600)はちゃんと密閉するし、漏れない

逆さにしてもOKです。フタに逆流防止のストッパーが付いてて、フタを閉めた時に中でストローを押さえつけてくれます。

なので輪行にも持っていけます。「輪行関係なくない?」と言われそうですが、4年ほど使っているキャメルバックのサイクルボトルは飲み口がバカになってて、逆さにすると水が垂れてしまうのです。なので輪行時は中身を空っぽにしていました。その必要がなくなってうれしいです。

自宅でもサーモスの真空断熱ストローボトル(FFQ-600)愛用しまくり

家でも保冷マグカップ代わりに使ってます。氷をたっぷり入れたアイスコーヒーを仕事のお供にしてます。表面が結露しないので水滴がポタポタせず、とても快適。フタはせずとも十分に保冷力が高いので氷がずっと残るのもGOOD。

サーモスの真空断熱ストローボトル(FFQ-600)でやってはいけない行為

いくつか使用上の注意はあって、以下はNGです。

  • 熱い飲み物を入れる
  • 炭酸を入れる
  • ドライアイスを入れる ※そんな人いないと思うけど
  • 食洗機、食器乾燥機を使わない
  • 走行中に使用しない ※まあ、メーカーはこう書かざるを得ないんでしょう

あと、日常用途としてカバンとかリュックには入れないほうがよいです。
なぜなら安全装置(ストッパー)があえて省略されているから。

なにかの拍子でカバンの中でもしも開いてしまって書類やPCが濡れることはありえます。サイクリング専用(&自宅でのマグ)としたほうが無難かなと。

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※こっちは日常用のサーモス(誤操作防止のストッパー付き)

もう保冷機能のない普通のボトルに戻ることはない!と断言

もはや、サーモスの真空断熱ストローボトル(FFQ-600)を使わない理由が見当たりません。いつでもキンキンに冷えたドリンクが飲めるってめちゃくちゃありがたくないですか?

「コンビニでロックアイス買おうかな〜でも1人だと微妙に多すぎて使い切れないんだよな〜あと、デカすぎてボトルに入らんから開封前にバンバン地面に叩きつけて割るんだけど、どーしても割れないしぶとい奴もあるしな〜あいつは背中に入れるくらいしか使い道がないんだよな〜っていうか、そもそも氷にお金払うのなんかシャクなんだよな〜」

ってモヤモヤから完全解消されます。3600円は買う前は「高くね?」と思いましたが、サーモス 真空断熱ストローボトル 「FFQ-600」の価値の高さから考えたらむしろ安すぎ。暑い季節にサイクリングするならマジでおすすめします。

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