長年の夢だった、「しまなみ海道を走る」がついに実現しました。
職場の仲間&娘&私、合計8名での2泊3日旅、です。

しまなみ海道の素晴らしさは、改めて述べることでもないので、
等、別視点で2回に分けてレビューしてみます。
結果、飛行機で正解だったと思います。
新幹線だと東京駅~広島駅間を4時間で行けるし、羽田空港までのアクセス時間を加味すると飛行機と大差はありません。

しかし、尾道駅が目的地になると、乗り換えもあって所要時間は増します。
東京駅→福山駅(で乗り換え)→(山陽本線で)尾道駅…となり、4時間半になります。
飛行機なら、正味1時間半の飛行時間。空港までの移動と待ち時間はあるものの、食事したり、読書したりして時間は有効活用できます。
ただし、『ロードバイクを持参するなら新幹線のほうが楽』かなと思います。羽田まで輪行して積み荷として預けて…はまあまあしんどい気がするので。
※今回は全員ジャイアントストアでレンタル
広島空港近くでハイエースを受け取り、しまなみ海道の途中にある因島水軍城へ行ってきました。

因島水軍城は、因島村上氏が残した武具や遺品、古文書などが展示されている資料館で、本丸は水軍資料館として一般公開されています。

規模は小さいものの、甲冑や古文著等の広島県重要文化財が数多く展示されていて、密度が濃い!

しかも「大塔宮令旨」という、六波羅府陥落の元弘3年(1333)に護良親王が村上家に宛てた令旨もあって、ぅぉぉぉぉ…とエモい気持ちになりました。
訪れる価値大!です。

しまなみサイクリングの途中に立ち寄るのもいいですが、結構長居してしまうと思うので、初日の移動日に済ませておくのがよろしいかなと。

尾道駅前もキレイに整備されていて、目の前が港(尾道水道)です。
駅から徒歩1分の場所にOnomichi U2があり、アクセスは抜群。電車で来てもぜんぜん問題ないロケーションです。

8名の大人数なので、Airbnbで大きな2階建ての一軒家に泊まります。
駅から車で5分ほどのところにありまして、2世帯で暮らせるほどのデカさにビビりました。(このサイズの家を貸せるなんてすごい)

私は人生初のAirbnb だったんですが、結論「新鮮&快適!」でした。
据え膳&温泉ありの旅館やホテルは楽でよいのですが、ある意味テンプレ的ではあります。
人の家をまるごと借りて食事と温泉は外で済ませ、リビングでワイワイ過ごせるのはAirbnbの魅力。

スーパーで買い込んだ刺し身やツマミを調理して食べていると、遠方の親戚の家でホームパーティーをしている感覚になります。

ホテルだと他のお客さんもいて「公の場感」がどうしてもあるのが、Airbnbだと完全リラックスできていいですね。今度、自分もAirbnbで旅してみようと思いました。

※古い銭湯が?!と思ったら、中は改装した飲み屋さんでした
Google Map で見つけた昭和感漂う商店街にあるお店で食べてきたんですが、アットホームな空気で非常に美味しかった。

余談ですが、広島県では砂肝のことを「砂ずり」と呼ぶそうです。しかも、砂ずりといか天をトッピングするのが尾道焼きの特徴で、もちろん試してきました。意外性があって、クセになる食感でしたね。

「駅前でタクシー拾えばいいっしょ」とタカをくくっていたら、あさイチということもあってまったくタクシーがいません。というか、人がいない…。
どうしよ…と立ちすくんでいたところ、尾道駅行きのバスが来たので事なきを得ました。冷静に考えれば、新尾道駅~尾道駅の間をバスが走ってないわけがないのです。

「できれば、愛車でしまなみ海道を…」と考えていたんですが、飛行機輪行の手間を考えるとレンタルのほうが便利だし、その選択は間違っていませんでした。
ヘルメットもレンタルできるし、パンクしたとき用の予備チューブも貰えますし(使っただけ支払う方式)、自転車ロック、フロントライトも付いてきます。これだけ備わっていれば十分です。

ボトルケージはペットボトルを挿せるタイプなので、専用ボトルは持参しなくてOK。
ただし、アイウェアとグローブは用意されていません。アイウェアが荷物になるとかさばるかな…と一瞬、持参しないことも考えたんですが、眩しいほどの晴天だったので「持ってきてよかった」です。
レンタル料金は、バイクの種類にもよりますが、アルミだと1万円切るくらいで、中級カーボンロードで12,500円くらいです。

なお、土曜の朝イチは大勢の客が押し掛けるので、早めに到着しておくのが賢明です。
数名の店員さんが、ひと組ごとにしっかり説明して、バイクを渡し、注意事項を説明し、試乗してメカの不調がないか確認し、支払い…とやるので、まあまあ時間がかかります。
我々は9時前から待っていて、二組目で受け付けましたが、それでも店を出発したのは9:45でした。
※1名、ロード初のメンツがいたのも理由


Onomichi U2内にはレストラン、お土産屋さん、ホテルがあって、ここはスルーしてしまったんですが、U2のホテルにも泊まってみたいな…と思いました。とても雰囲気がよいです。朝ごはん、ここで食べればよかったかも?(笑)

※U2敷地内のパラソルのとこで、コンビニのサンドイッチを食べました。
このおかげで遠回りする必要がなく、すぐサイクリングを始められます。

周囲のグループを見回していると、レンタル組が8割、自前組が2割…くらい。年齢はバラバラ。
クロスバイクの人、電動バイクの人、ミニベロの人もいらっしゃって、なかなか豊かな顔ぶれ。

しまなみ海道は、それだけ多種多様な人たちに愛されている証拠でしょうし、サイクリングが趣味でない人でも十分に楽しめる場所ってことです。

さて、ここからしまなみ海道サイクリングの始まりです。
>> 後編はこちら
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職場の仲間&娘&私、合計8名での2泊3日旅、です。

しまなみ海道の素晴らしさは、改めて述べることでもないので、
- 「ムリのないスケジュールだったか」
- 「移動のしやすさはどうだったか」
- 「ミニベロやクロスバイクでも楽しめるコースプロファイルか」
- 「尾道や今治の様子や、自転車以外の観光ポイントはどうか」
等、別視点で2回に分けてレビューしてみます。
目次
- 飛行機&レンタカーという移動手段で正解だった
- 因島水軍城は一見の価値アリ
- 尾道に引き返し、宿(Airbnb)へ
- 夕飯は広島名物のお好み焼き
- 新尾道駅でレンタカーを返すも、尾道駅への移動手段がない?
- Onomichi U2内のジャイアントストア尾道でレンタル
- 駅前の渡し船で向島へ移動
飛行機&レンタカーという移動手段で正解だった
新幹線と飛行機を考え、飛行機を選択。結果、飛行機で正解だったと思います。
新幹線だと東京駅~広島駅間を4時間で行けるし、羽田空港までのアクセス時間を加味すると飛行機と大差はありません。

しかし、尾道駅が目的地になると、乗り換えもあって所要時間は増します。
東京駅→福山駅(で乗り換え)→(山陽本線で)尾道駅…となり、4時間半になります。
飛行機なら、正味1時間半の飛行時間。空港までの移動と待ち時間はあるものの、食事したり、読書したりして時間は有効活用できます。
ただし、『ロードバイクを持参するなら新幹線のほうが楽』かなと思います。羽田まで輪行して積み荷として預けて…はまあまあしんどい気がするので。
※今回は全員ジャイアントストアでレンタル
因島水軍城は一見の価値アリ
現地ではレンタカーがないと移動がままなりません。広島空港近くでハイエースを受け取り、しまなみ海道の途中にある因島水軍城へ行ってきました。

因島水軍城は、因島村上氏が残した武具や遺品、古文書などが展示されている資料館で、本丸は水軍資料館として一般公開されています。

規模は小さいものの、甲冑や古文著等の広島県重要文化財が数多く展示されていて、密度が濃い!

しかも「大塔宮令旨」という、六波羅府陥落の元弘3年(1333)に護良親王が村上家に宛てた令旨もあって、ぅぉぉぉぉ…とエモい気持ちになりました。
訪れる価値大!です。

しまなみサイクリングの途中に立ち寄るのもいいですが、結構長居してしまうと思うので、初日の移動日に済ませておくのがよろしいかなと。
尾道に引き返し、宿(Airbnb)へ
尾道って、静かで落ち着いた街で雰囲気いいですね。サイズ感もほどよくコンパクトで「住みやすそう」と思いました。初めて来た街なのに、親戚の家に来たかのような……不思議な居心地の良さ&懐かしさを感じます(なぜだろう)。
尾道駅前もキレイに整備されていて、目の前が港(尾道水道)です。
駅から徒歩1分の場所にOnomichi U2があり、アクセスは抜群。電車で来てもぜんぜん問題ないロケーションです。

8名の大人数なので、Airbnbで大きな2階建ての一軒家に泊まります。
駅から車で5分ほどのところにありまして、2世帯で暮らせるほどのデカさにビビりました。(このサイズの家を貸せるなんてすごい)

私は人生初のAirbnb だったんですが、結論「新鮮&快適!」でした。
据え膳&温泉ありの旅館やホテルは楽でよいのですが、ある意味テンプレ的ではあります。
人の家をまるごと借りて食事と温泉は外で済ませ、リビングでワイワイ過ごせるのはAirbnbの魅力。

スーパーで買い込んだ刺し身やツマミを調理して食べていると、遠方の親戚の家でホームパーティーをしている感覚になります。

ホテルだと他のお客さんもいて「公の場感」がどうしてもあるのが、Airbnbだと完全リラックスできていいですね。今度、自分もAirbnbで旅してみようと思いました。
夕飯は広島名物のお好み焼き
夜は尾道ラーメンかお好み焼きで迷い、お好み焼きに。尾道市内のお店はほぼ個人店ばかりなので、駐車場は基本なく、コインパーキングを利用することになります。
※古い銭湯が?!と思ったら、中は改装した飲み屋さんでした
Google Map で見つけた昭和感漂う商店街にあるお店で食べてきたんですが、アットホームな空気で非常に美味しかった。

余談ですが、広島県では砂肝のことを「砂ずり」と呼ぶそうです。しかも、砂ずりといか天をトッピングするのが尾道焼きの特徴で、もちろん試してきました。意外性があって、クセになる食感でしたね。
新尾道駅でレンタカーを返すも、尾道駅への移動手段がない?
翌朝8時、レンタカーを返した場所が新尾道駅で、よくよく地図を見たら「尾道駅まで4キロ近くある」と気づきます。
「駅前でタクシー拾えばいいっしょ」とタカをくくっていたら、あさイチということもあってまったくタクシーがいません。というか、人がいない…。
どうしよ…と立ちすくんでいたところ、尾道駅行きのバスが来たので事なきを得ました。冷静に考えれば、新尾道駅~尾道駅の間をバスが走ってないわけがないのです。
Onomichi U2内のジャイアントストア尾道でレンタル
今回、ロードバイクはジャイアントストア尾道でレンタルしました。
「できれば、愛車でしまなみ海道を…」と考えていたんですが、飛行機輪行の手間を考えるとレンタルのほうが便利だし、その選択は間違っていませんでした。
ヘルメットもレンタルできるし、パンクしたとき用の予備チューブも貰えますし(使っただけ支払う方式)、自転車ロック、フロントライトも付いてきます。これだけ備わっていれば十分です。

ボトルケージはペットボトルを挿せるタイプなので、専用ボトルは持参しなくてOK。
ただし、アイウェアとグローブは用意されていません。アイウェアが荷物になるとかさばるかな…と一瞬、持参しないことも考えたんですが、眩しいほどの晴天だったので「持ってきてよかった」です。
レンタル料金は、バイクの種類にもよりますが、アルミだと1万円切るくらいで、中級カーボンロードで12,500円くらいです。

なお、土曜の朝イチは大勢の客が押し掛けるので、早めに到着しておくのが賢明です。
数名の店員さんが、ひと組ごとにしっかり説明して、バイクを渡し、注意事項を説明し、試乗してメカの不調がないか確認し、支払い…とやるので、まあまあ時間がかかります。
我々は9時前から待っていて、二組目で受け付けましたが、それでも店を出発したのは9:45でした。
※1名、ロード初のメンツがいたのも理由


Onomichi U2内にはレストラン、お土産屋さん、ホテルがあって、ここはスルーしてしまったんですが、U2のホテルにも泊まってみたいな…と思いました。とても雰囲気がよいです。朝ごはん、ここで食べればよかったかも?(笑)

※U2敷地内のパラソルのとこで、コンビニのサンドイッチを食べました。
駅前の渡し船で向島へ移動
ロードバイクを受け取ったら、おのみち渡し船から向島へ移動します。乗船時間は10分ほど。このおかげで遠回りする必要がなく、すぐサイクリングを始められます。

周囲のグループを見回していると、レンタル組が8割、自前組が2割…くらい。年齢はバラバラ。
クロスバイクの人、電動バイクの人、ミニベロの人もいらっしゃって、なかなか豊かな顔ぶれ。

しまなみ海道は、それだけ多種多様な人たちに愛されている証拠でしょうし、サイクリングが趣味でない人でも十分に楽しめる場所ってことです。

さて、ここからしまなみ海道サイクリングの始まりです。
>> 後編はこちら
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コメント
コメント一覧 (10)
後編楽しみです!
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
各島々の魅力がふんだんに詰まっているので、来るたびに新しい発見があると思います。
サイクリストの聖地と呼ばれるだけあって、メインのルート以外もとても楽しく、
どの季節もすべて変わった景色が楽しめます。
私のお勧めは来島海峡大橋の夕日か初日の出です。機会があればぜひ。
cyclegadget
が
しました
あそこに行きたい、あれが食べたい!どうすればいいんでしょ(笑)
中山さんのブログを読んで妄想に拍車がかかってます!
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
後編もお楽しみに…(^^)
cyclegadget
が
しました
言い換えれば、何度でも訪れることのできる場所…ですね。
今回行けなかった場所は、次回のお楽しみに取っておこうと思います!
cyclegadget
が
しました
メインルート以外も色々あるんですね~、もう既に再訪したくなってきております(笑)。
cyclegadget
が
しました
cyclegadget
が
しました
次回は往復で走ってみたいと考えています!
cyclegadget
が
しました