どもども。管理人の娘、アヤです。

ロードバイクに興味ゼロだった女子高生が、今では色んなロードバイクメーカーのサイトをチェックして、気になる&買いたいバイクを探している真っ最中です。

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/2歳の頃(後ろは兄です)\

前回の旅、「メリダ」では MISSION CX 8000-E のグラデーションが印象に残っています。ちょっと美術的センスがあって、女子からするとグッとくる色使いでしたね。

JKである私の”ロードバイクを探す旅”では、実際にロードバイクを買うまでの過程を初心者目線で書いてお届けしています。いまだに専門用語はマジで意味不明だし、なかなか気に入るバイクも見つかりませんが、父とともにメーカーごとに地道に探しています。



3回目の旅先は……ピナレロ(PINARELLO)



初回のキャノンデールの記事のコメント欄でそれはそれはたくさんのメーカーを教えていただきまして、その中から「ピナレロ」をチョイスしてみました。皆様、情報ありがとうございます!

なぜかピナレロも聞いたことがあるんですよ。いや、ホントに…。無意識って不思議ですね。

前回と同じように会話形式でお届けしますね。では3回目の旅先へ Let’s Go!!

ピナレロ(PINARELLO)公式サイト

目次


DOGMA F10 Torayca® T1100 1K DreamCarbon

父:今回はピナレロだ。高級ブランドなのでお父さんはすでにドキドキしているんだが、まずはフラッグシップモデルの DOGMA F10 から行こうか…。抜粋して箇条書きで特徴をあげるとこんなかんじ。 (※フラッグシップモデル→複数モデル製造される製品シリーズのうち最も上位に位置づけられる製品のモデルを指す言い方)

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  • 2017年1月10日、DOGMA F8の後継モデルとなるDOGMA 「F10」を発表
  • 2017年1月15日から開幕したツアー・ダウンアンダーにてデビュー
  • 「DOGMA F10」は、DOGMA F8をさらに進化させたエボリューションモデル
  • 東レが開発した現時点で最高の強度と剛性を持つ「TORAYCA T1100G」カーボンファイバーを使用
  • DOGMA F8と比較して7%の剛性アップと、6.3%の軽量化の実現に成功
  • フレーム単体で820g(53サイズ・塗装前)を実現
  • フロントフォークは「フォークフラップ」を装備
  • ダウンチューブには、新型Di2ジャンクションを埋め込むeLinkシステムを導入
  • ボトルケージ周辺を少し横に張り出し、コンケーヴ(凹型)状のリブを持たせて、ボトル装着時のエアフローが最適になるようデザイン
  • ボトル2本を装着した状態で、F8と比較して12.6%の空気抵抗軽減を実現
  • フロントディレイラー台座は、TTレース時などにエアロダイナミクス性能を向上させるため、取り外し可能
  • 荒れた路面でもしっかりシートポストを固定する信頼性の高い「TWIN FORCE」クランプシステム
  • シートポストはF8と同じFLAT BACKデザインで、Di2バッテリーが内蔵できる「AIR8 フルカーボンシートポスト」が付属

父:ちなみに DOGMA F10 は、ツール・ド・フランスで優勝する世界最強クラスの選手が乗ってるモデル。どうだすご……。

アヤ:はっっ!!見てこれ!DOGMA F10 の「Right」ってバイクが一瞬で大好きになった!これなら欲しい。お尻の部分がカッコいい。

父:お尻ってどこの部分?

アヤ:シートポストからシートステーにかけての赤色の部分ね。いいデザインだ。

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父:そうか、お前は赤が好きだったな。それなら真っ赤な DOGMA F10 もあるぞ?

アヤ:下地が赤はだめなんだよ、黒じゃないと。まあそれはいいとして、Right は100点に近いな。

父:じゃあ、DOGMA F10 はアリなんだね。

アヤ:ありあり!しょっぱなからいいの見つけられた。これ買ってほしい。

父:待て、ピナレロは高いんだ。フレーム単体で68万円するんだよ。

アヤ:……え?

父:ろくじゅうはちまんえん。税抜きで、です。

アヤ:PHIBRA NEXT(カレラ)の2倍以上の値段じゃん。ってことは、完成車で100万円近くするよね?

父:組み合わせるホイールとコンポーネント次第だけど、余裕で100万を超える。これはさすがにお父さんも買えない(笑)。悪いがあきらめてくれ。

アヤ:なんだ、買えないのかー。今まで見てきたなかでトップレベルで好きになったのにな。

父:ほほう、やはり初心者でもピナレロの良さは分かるんだな。俺もピナレロ欲しいかも…

アヤ:すでに3台も持ってるくせに!ロードバイクを買う前にもろもろのローン返せし!

父:はい…。

アヤ:でも、フィブラみたいなスローピングが DOGMA F10 にもあれば、さらにいいな。曲線の滑らかさが大事だからさ。あと、私ならハンドルのバーテープを赤にする。そのほうがもっとシュッとしない?

父:たしかに。では、まずは DOGMA F10 を理想として他のも見ていこうか。

アヤ:うん、ばんばん見ていこう!

DOGMA F10 Xlight Torayca® T1100 UD DreamCarbon

お次はF10 Xlight

  • DOGMA F10 の自然な進化であり、剛性とエアロダイナミクス特性はそのままに大幅な軽量化を実現
  • DOGMA F8 Xlight でも使用されたTORAYCAR T1100G UD カーボンファイバーを樹脂含量の低いプリプレグで使用
  • フレーム重量の60g削減に成功
  • フレームの重さはわずか760g(塗装前、サイズ53)、フォークはわずか340g
  • その他のスペックはDOGMA F10 から変更されていない

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父:DOGMA F10 とフレーム形状は同じだね。感想を聞かせてもらう前に、Xlight の「light」はどういう意味だと思う?

アヤ:えっと、軽いとか明るいとかだよね。

父:そう、軽い。Xlightはバイクの重量が軽いってことを意味している。たとえば、さっきの DOGMA F10 と DOGMA F10 Xlightを比較すると、「DOGMA F10 Xlight」のほうが重量が軽い。

・DOGMA F10:820g( サイズ53、塗装前 )
・DOGMA F10 Xlight:フレーム 760g( サイズ53、塗装前 )

アヤ:ああ、ほんとだ!重量が軽いって意味なのね。たったの60g軽いだけで何かが変わるとは思えないけど、きっと大切なんだろうね。

父:ロードバイクにおける軽さは正義だからな。でも、軽いほど高いってなんだか不思議じゃない?だって、材料費は少ないわけじゃん?面白いよね。

アヤ:言われてみれば確かにそうかも。

父:軽くしつつ強度を確保するのは大変なので、値段が釣り上がる。あ、一応言っておくが、これも買えないからな。フレーム価格は衝撃の90万円。ロードバイクのフレームの中でもトップクラスに高い。

アヤ:だろうね。予想はついてたよ。

父:ちなみにお父さんのヘルメット、ツール・ド・フランス出場選手らも使ってて、3万円以上した。

アヤ:あー、また無駄なお金使いして、まったくもう!

父:軽さを追求しつつ、強度を確保する技術料にお金を払っているようなものだから。安全のためだしさ。

アヤ:ヘルメットで3万は安いの?68万とか90万円とか見てるから麻痺してきちゃった。

父:お前は自腹で3万円のヘルメット、買うか?

アヤ:いや、そのお金あったら服を買うわ。ヘルメットって3,000円くらいだと思ってた。

父:廉価モデルでも7,000~8,000円くらいはするかな。

アヤ:うーーん、正直ヘルメットに何万円も出したくないなー。だったらバイク自体にお金払う。満足感出るし。

父:その気持はわかる。

アヤ:結局、DOGMA F10「 Xlight 」では欲しいバイクはなかったね。レッドラインってあるのに、レッド感が全然ないバイクもあったし。全体的に黒メインだったかな~。

父:よーし、次いくか。

DOGMA F10 DISK Torayca® T1100 1K DreamCarbon

お次は DOGMA F10 DISK

  • ONDA フォークは、フロントセクションの剛性アップのためにスルーアクスル仕様にアップグレード
  • リア・ホイールは、制動中の最高の応答性と安定性のために、142x12mm スルーアクスルが採用された
  • フレームは、DOGMA F10 が持つすべての特徴を有している

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父:これも DOGMA F10 なので、フレーム形状は基本的に同じ。「ディスク」ってのはディスクブレーキのことだが…。

アヤ:機械のことはよくわからん。ブレーキ系ってことは分かる。

父:ブレーキにはディスクブレーキとリムブレーキの2種類があるんだけど、最近はこのディスクブレーキモデルが増えてきているんだ。

アヤ:リムブレーキとディスクブレーキ、どっちがいいの?

父:仕組み的には、ディスクブレーキのほうが新しいテクノロジーだよ。

アヤ:じゃあ、ディスクブレーキのほうがいいな~。

父:単純だな。ブレーキレバーの引きが軽いのがディスクブレーキのメリット。油圧ディスクブレーキなら指1本でラクラク下れるけど、リムブレーキはそこそこ指の力が必要になってくる。

アヤ:力を加えなくていいならお得感あるね。

父:あと、ディスクブレーキのほうが天候条件に左右されにくいんだよ。

アヤ:え?天気とブレーキの効きになんの関係が?

父:リムブレーキだと雨天では止まるまでの距離がふだんより長くなる。濡れたリムを濡れたブレーキシューで止めようとするわけだから滑りやすい。ところがディスクブレーキだとパッドとローターの接触面が濡れにくいので雨水の影響を受けにくいのだ。

アヤ:やるじゃん、ディスクブレーキ。雨天に強いってことはわかった。

父:デメリットもある。構造が複雑なぶん、素人ではメンテナンスがむずかしく、メカニックさんに頼ることになる。初心者でも乗れるけど、自分でいじるのはちょっとハードルが高いね。あと、ディスクブレーキのほうが重量は重くなる傾向がある。

アヤ:ま、ぶっちゃけどっちでもいいかな、私のバイク選びに全く影響しない。

父:ディスクブレーキのことはこれくらいにして……で、ほしいのは見つかった?

アヤ:「 Mars Orange 」!これ下地が黒じゃないけど、色合いがすごく惹かれるの。名前も可愛いし、オレンジってカラーが珍しいから目を引いたんだろうね。

父:へえー、下地が黒じゃないのに許せるんだ。グレーとオレンジって組み合わせは珍しいけど、確かにこれはオシャレだな。

アヤ:バーテープがオレンジがまた可愛い。最初見た DOGMA F10 と同じくらい好きかも。しかもフォークのウロコみたいなツブツブデザインがいい味出してるね。

父:お父さんも DOGMA F10 DISK の中では「 Mars Orange 」が一番好きだ。えっと、お値段はフレーム単体で70万円…らしいぞ。

アヤ:フレームだけでこの値段なのか…。でもさ、こんな高価なバイクを持っていたら、外に持ってきたくなくなるよね。汚したくないし、盗まれるか心配でコンビニ休憩もろくにできなさそう。

父:それは同感。にしても、ピナレロはお前好みのバイクがいっぱいあるね。いいことだ。

アヤ:高いからってのもあるんだろうけどね。なんか楽しくなってきた。次行こっ!

PRINCE FX Carbon T900 3K

続きまして、PRINCE FX

  • グランツール3連覇を成し遂げたDOGMA F10のテクニカルソリューションを受け継いだ
  • 軽量で反応性がよく安定したハンドリング
  • ロードレースやヒルクライムに最適なレースバイク


  • 父:お次はプリンス。これは DOGMA F10 と同じ金型を利用し、カーボンの質を一般ライダー向けにしたものらしい。F10 のかっこよさはそのままで、価格をぐっと落としてあるバイクだね。

    アヤ:おお、ホントだ。これ安いね。

    父:安くないよ!フレームで45万円もするよ!…お前の金銭感覚おかしくなってない?

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    アヤ:だって、さっきまでフレームだけで70万とか90万円だったから、「半額なのか」って安く感じるちゃうんだよね。

    父:完全にロード沼の危険思想だぞ、それ…。で、好きなカラーは見つかった?

    アヤ:うんうん、グラデーションが入ってるのはオシャレに見える!けど、全体的に色が派手な印象あるな。蛍光色が多めで目がチカチカする~。

    父:ボブメタルは?この中では最も地味なカラーかな。

    アヤ:ザ・ブラックじゃん。色がないのはあまり興奮しないんだよ。

    父:では、レッド・ホワイトはどうだ?

    アヤ:日の丸っていうか、紅白歌合戦っぽいね。不思議と和を感じる。悪くないけど、これもちょっと…。

    父:欲しくないと。

    アヤ:うん。どれも色の配色が偏りすぎるからね。派手すぎか地味すぎ。だから欲しいとまでは思わないかなぁ。

    父:俺はフレーム形状はかなり好きだなー。問答無用のかっこよさ。そこは彩歌も同感でしょ?

    アヤ:えー、どれも同じ形状に見えるから、正直どーでもいいや。

    父:そりゃそうだ。DOGMA とプリンスはそもそもほぼ同形状なんだから。

    アヤ:次に行こうか。

    父:カラーが気に食わないだけであっさり却下するのね…(涙)

    PRINCE Carbon T700 12K

    そしてPRINCEです。

    • DOGMA F10のテクニカルソリューションを受け継いだ
    • あらゆるライダーに最高のライドフィールとパフォーマンスを提供
    • オールラウンドにライドを楽しめるように剛性感を調整
    • レースからロングライドまで楽しめるオールラウンダー


    父:これはプリンスの中でも、カーボンのグレードを落としたモデルっぽいね。にしても、ピナレロは本当に色遣いが多彩でいいなー。ただ、安いとはいえフレーム単体で27万円以上するけど。

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    アヤ:ホワイト・オレンジが好きだわ!オレンジってロードバイクにはあまり使われていない印象なんだけど、そのせいで新鮮でいい。ものすごく人の目を惹く色だと思う。

    父:あれ?けど白いフレームは苦手って言ってなかったっけ?こないだは、お父さんの白黒の BOMA の Refale をさんざんこけおろしてくれたけど……。

    アヤ:うん確かにそう言った。まあ、今回のホワイトオレンジはオレンジで許される。そのくらいオレンジがいい味出してるし、きっと人気のモデルなんじゃない?

    父:ピナレロはどれも人気だよ。お高いのがネックだがな。

    アヤ:白じゃなくて黒か紺だったら「ほしい!」ってなるかも~。

    父:そこまでオレンジは彩歌の中では、評判が高いのね。

    アヤ:トップ3には確実にランクインするよ。

    父:うむ。では次に行こうか。

    PRINCE DISK Carbon T700 12K

    PRINCE DISK です。

    • DOGMA F10のテクニカルソリューションを受け継いだ
    • あらゆるライダーに最高のライドフィールとパフォーマンスを提供
    • フォーククラウンおよびヘッドチューブ、リアステイ周辺のエアロダイナミクス特性をさらに向上
    • ハイドロリック・ディスクブレーキ採用
    • どんなコンディションでも安定したブレーキ性能を提供

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    父:さっきのプリンスカーボンと同じだな。カーボンの質もいっしょで、ブレーキシステムが違うのか。

    アヤ:こっちはディスクブレーキのほうね。

    父:やはりディスクはかっこいいなー。ただでさえ見栄えするプリンスがますます男前に見える。

    アヤ:私は DOGMA F10 の「Right」のほうが好きだな。

    父:買えません……。

    アヤ:知っとるわ!

    父:プリンスディスクはフレームで約30万円か…なんか、お父さんが欲しくなってきたわ(笑)。

    アヤ:そこそこ安めのお値段だね。

    父:お前のロードバイクに対する金銭感覚、初心者の域を突き抜けて、どっぷり趣味にハマったオッサン並に麻痺しているぞ。ヤバイって。

    アヤ:それは自覚してる。

    父:30万円というお金を稼ぐことがいかに大変か、高校生のお前にはわからんだろ。

    アヤ:高校生のバイトって、時給880円くらいが多いよね。バイトで貯金するとしたら…。

    父:30万円をそのバイトで稼ぐには、340時間必要。1日8時間働いたとして、43日かかる。土日休んだとして、フルで2ヶ月の労働に値する。そこまでしてようやく30万円なのよ。ちなみに、大学新卒の初任給って平均いくらだと思う?

    アヤ:うーんそうだな、20万円ちょい?

    父:正解。厚生労働省の調査によれば、平均額は20万3,400円だそうだ。

    アヤ:案外安いもんだね。新卒でも25万くらいもらってると思ってた。

    父:しかもそれは手取りではなく、そこから所得税、社会保険(健康保険、雇用保険、厚生年金)、住民税などを引くのが手取りとなる…。あと住民税は2年目からかかるので、さらに手取りが減るという落とし穴があったり。

    アヤ:じゃあ、手取りはどれくらい?

    父:17~18万円ほど。

    アヤ:それで1ヶ月食べてくって、そこそこ厳しそう。

    父:でも、世の中の若者ってそこから頑張るわけだよね。お前は月収どれくらい希望する?いくらあれば1ヶ月快適に過ごせると思う?

    アヤ:一人暮らしするとなると、家賃やら水道光熱費、スマホに食費、化粧品とかトイレットぺーパーも……うーーん、25万あればなんとか?でも、それって、最低限生きていくためだけのお金じゃん。貯金もできなさそう…。

    父:だろ?そんな中で30万円のフレームを買おうという行為が、どれだけ大それたことか…。キャッシュではなくローン組まざるを得ないかもね。あるいはボーナスを全額突っ込むか。まあ、現実的には毎月3万円を12ヶ月とか払うわけよ。それでもプリンスを安いとお前は言える?

    アヤ:そーとー難しいね……。生意気言ってごめんなさい。ピナレロの話をしてるだけで、なんかむなしくなってきた。

    父:すまん。こんな話をするつもりじゃなかった。気を取り直してGANを見ていこう。

    GAN Carbon T600

    んでもって、GAN です。

    • 「DOGMA F8」で確立された最新のソリューションを継承
    • 優れた空力特性を持ち、軽量さや剛性、強度もクラスを超えた実力を持つ
    • トータルバランスに優れたレーシングモデル
    • 高強度系のハイストレングスT600 カーボンを採用し強度と剛性を確保
    • 最高の整流効果が得られる「FLATBACK(フラットバック)」チューブデザイン
    • 「ONDA F8 フロントフォーク」採用
    • ハイエンドモデルに引けを取らないスタイリングと性能を持つ

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    父:気を取り直して、お次は GAN です。

    アヤ:青がただの青じゃなくて、みずみずしくて透き通ってる感じがするね。

    父:これはフレーム売りではなく、完成車のみっぽいね。105のコンポーネントで組むと30万円以下だな。

    アヤ:おっ、これなら買えるね。ただ、欲しいと思わないけど。

    父:なぜに?

    アヤ:赤とか青の単色だから。ロゴが銀ってのもテカテカしててしっくりこないな。

    父:手が届きやすい価格になったのは嬉しいが、写真を見る限りだと、なんかこう…F10やプリンスに比べて高級感が薄まった気がする。

    アヤ:比較対象がおかしいでしょ…。まあ、私もうまく説明できないんだけど、それは分かる気がする。

    父:画像内のホイールのグレードが下げられているのも影響していると思う。ホイールで印象って一気に変わるものだから。

    アヤ:高級感が薄いっていうのは同感なんだけど、でもね、DOGMA のライトか DOGMA F10 DISK の Mars Orange の色がGANにも設定されていたら、GAN を買いたいって思う。要するに完成車で15万ぐらいのモデルでも、DOGMA のライトか DOGMA F10 DISK の Mars Orange の色があればほしい。

    父:え!ってことは、DOGMA のフレーム形状とかカーボンの材質はどうでもいいってこと?

    アヤ:そこは気にしないよ。フレーム形状とかカーボンの材質は二の次三の次なんだから。

    RAZHA Carbon T600

    疲れてきましたが…RAZHAです。

    • 「DOGMA 65.1」直系といえる最新のアシンメトリック・デザインを身にまとった
    • 1"1/8-1"1/2 ONDA フロントフォーク&テーパーヘッドセットはブレーキ制動時に最大の剛性と安心感を提供
    • THINK2システム採用で電動・メカニカルどちらのコンポーネントにも対応
    • 小柄な女性向けの「EZ-fit」モデルの設定もある
    • 「イタリアンザフィーラブルー」は、エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア/ チームスカイ)がリオ五輪で金メダルを獲得したBOLIDE HR のカラーリングをモチーフにしたスペシャルカラー
    • トップチューブにはイタリア語で「落ち着いて、冷静に」という意味のタイポグラフィ入り

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    父:お次は RAZHA ですな。

    アヤ:なんだか、フレームとフォークがグネグネ曲がってる?のは面白いけど、無理やり曲げた感があるな。

    父:でも、完成車で25万円以下だ。ピナレロの中では比較的手が出しやすいね。

    アヤ:フレーム形状にこだわらないんだけど、なんとなく形状がピンとこないかな…。

    父:なんだ、RAZHA も気に入らないのか。初めての1台にちょうどいいんじゃない?

    アヤ:うーん、そうなんだよね。たしかにそうなんだけど、ちょっとパスかな。でも、フレームをこんなふうに曲げるデザインって発想は思いつかないし、さすがピナレロとは思う。

    PRIMA ALLOY 6061T6

    PRIMA です。

    • ピナレロのラインナップ中でも最もベーシックなロードバイク
    • 信頼性が高く扱いも容易な6061-T6 アルミ製フレーム
    • ピナレロの代名詞ともいえるT600 カーボン製のONDA フロントフォークを搭載
    • これからロードバイクを楽しみたいビギナーサイクリスト向き
    • 通勤・通学ライドにも使いたいといった多用途に楽しめるベーシックロード

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    父:アルミのベーシックなモデルです。お値段はなんと完成者で13万円以下!

    アヤ:お~、一番安いじゃん。しかも、形状にちゃんとピナレロ感がある!

    父:で、ほしいか否か。

    アヤ:いや、欲しくはない。くねくねした形状が好みではないから。色がホワイトオレンジとかでも買いたいとはならないな。

    父:お前、本当に注文がうるさいな…。

    DOGMA K10 Torayca® T1100 UD DreamCarbon

    ロングライド向きのDOGMA K10 です。

    • 厳しいルートを走るライダーのために設計された特別なDOGMA
    • DOGMA K10 はDOGMA F10 をベースに開発された
    • ジオメトリーとフレームシェイプを改良し、どんな路面状況にも対応するハンドリング
    • 最大28mm のタイヤに対応

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    父:再び DOGMA です。といっても、レース用のFシリーズではなく、長距離を快適に走れる系(グランフォンド)のバイクだけどね。

    アヤ:いい!すごくいい!ホワイトオレンジが特にいいーーー!!でもドグマだから、また一気にお値段上がったな。

    父:フレーム価格は68~76万円です…。

    アヤ:高いよー。これじゃ買えない。ただ、ツートンカラーで上下に分けてくるって、他のメーカーでは見かけないデザインだね。しかも、オレンジが半分以上を占めてるところがたまらなく可愛い。

    父:さすがファッションの国、イタリアは色使いがうまいね。

    アヤ:買えないけど、間違いなく欲しい1台。

    DOGMA K10-S DISK Torayca® T1100 UD DreamCarbon

    ラスト2台…DOGMA K10-S DISKです。

    • フレームは、DOGMA K10 が持つすべての特徴を有する
    • どんな路面状況でも快適な走行と最高のパフォーマンスを実現するeDSS 2.0電子制御アクティブ・サスペンションシステム(もしくはDSS 1.0エラストマーサスペンション)
    • あらゆるコンディションで最高の走行性能を約束
    • ONDA F10 フォークは、フロントセクションの剛性アップのためにスルーアクスル仕様にアップグレード
    • 特徴的なFORK FLAP は、フラットマウント・ブレーキキャリパーに適合するようデザイン
    • リア・ホイールは、142x12mm スルーアクスル仕様が採用

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    父:さっきの DOGMA K10 のディスクブレーキモデルだ。ホワイトオレンジがむちゃくちゃ気に入った!これは罪深いカッコよさだな~。惚れそう。 

    アヤ:これもいい!が、私的には DOGMA K10 のホワイトオレンジのほうが好み。オレンジの部分が多いほうがいいな。もちろん、こっちもそーとーにグッドだけどね。

    父:えーっと、待て待て…お値段がすごいぞ…。

    • eDSS サスペンション仕様 ¥990,000- / MYWAY ¥1,070,000-
    • DSS サスペンション仕様 ¥780,000- / MYWAY ¥860,000-

    フレーム単体の価格でこの高さ…。こりゃなんだかんだで150万円とかになるぞ。

    アヤ:あれ、DOGMA K10 より高いね。ディスクブレーキかキャリパーブレーキかでそんなに変わるものかな?

    父:サスペンションシステムの有無じゃないかな。ディスクブレーキモデルにはあるが、リムブレーキモデルにはそれがない。そこが価格差に現れているっぽい。

    アヤ:なるほど。DOGMA K10 と DOGMA K10-S DISK を見て思ったんだけど、「オレンジ」をカラーの候補として加えようと思った。

    父:オレンジの使い方が、本当にピナレロはうまいね。

    アヤ:上手!超オシャレ!

    父:でも、死ぬほど貯金をがんばって仮に買ったとして、気軽に走れない気がしない?ほんの5分駐輪しておくのも不安だし、バラして電車輪行するのも気が引けてしまう。傷をつけたらショックで寝込む自信ある。

    アヤ:すごく神経質になりそうだよね。

    父:確認するまでもないが、DOGMA K10-S DISK はアリだよな?

    アヤ:めっちゃアリ!ピナレロ最高だな~。街で例えるとピナレロは”原宿”だな。オシャレと流行の最先端、原宿。さすが原宿、おそるべし原宿、あっぱれ原宿。

    父:ロードバイクのメーカーを街に例えるの、はじめて聞いたわ(笑)。

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    ANGLIRU Carbon T600

    ラスト!ANGLIRU Carbonです。

    • 「DOGMA K」の設計思想を継承
    • カーボンマテリアルをよりホビーユーザー向けのT600グレードに置き換えたロングモデル
    • ロングホィールベースが直進安定性を高める
    • 弓なりのセンチュリーライド・シートステイがロングライドの走破性や快適性を向上
    • 28Cタイヤクリアランス

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    父:これも単色だね。ちなみに値段は30万円以下だよ。

    アヤ:フォークの曲がり方が気になるのと、単色だけかぁ……。しっくりこないなあ。

    父:あまり響いてないっぽいな?

    アヤ:うん、フォーク形状が好みでないんだよ。完全に目が DOGMA K10-S DISK を向いてしまっている…。

    父:一応これでピナレロは終わりだけど長かったな。どうよ、感想は?

    アヤ:いやぁ~。ピナレロ素晴らしかった!カラーデザインが文句なしだよ。ただ、私が欲しいモデルが軒並み超高価なので買えないんだけども(笑)。

    結果発表&感想まとめ

    ピナレロの結果発表ですっ。


    バン!


    1位 DOGMA F10 DISK (Mars Orange)
    2位 DOGMA K10 (ホワイトオレンジ)
    3位 DOGMA F10 (Right)

    あれ? DOGMA F10 のライトがなぜ1位じゃないかって?そうなんです。私ももう一度ライトを見てみたんですが、よくよく画像を見てみると、背景が黒だからカッコよく見えるだけで、逆に背景が白ならどう見えるんだろうって疑問がわいてきたんです。もしや雰囲気に騙されてるのではなかろうか、会社の思うつぼではなかろうか?って感じで。( 本当にカッコいいとは思いますがね )

    そしてそして、オレンジ!今回初の出番でしたね。まだまだ未熟中の未熟ですが、ひとつ分かったことがあります。それは、「 ロードバイクにおけるオレンジカラーはきっとレアだ!」ということ。キャノンデールにもメリダにもオレンジが使用されていませんでしたし、ロードバイクの本を眺めていても、オレンジのカラーを大胆に使っているバイクは見当たりませんでした。私、オレンジものすごく気に入りました。

    そしてもう一つ。ピナレロに限りませんが、コメント欄でたくさんのご指摘をいただいたように、店舗で実車を見るのが確実だろうなって思いました。実際に服を買うときに、ネットだけで判断せず、実物を見て&触って確認したいと感じるのと同じ気持ちでしょう。

    ってな感じで、三回目は大盛り上がりで終了しました。ピナレロをお持ちのサイクリストさんに、実際のバイクはいかなるものかをお聞きしたいですね。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

    アヤちゃんロードクイズ

    待ちに待った(?)クイズ開始です!ピナレロの印象が良すぎてやや興奮気味ですが、気にせずにいってみよう!


    問題:ロードバイクにつける「白いライト」と「赤いライト」の違いは?

    [1] 白は後ろ、赤は前につける
    [2] 白は前、赤は後ろにつける
    [3] 白、赤どちらも前につける


    分かりましたか……?気になる答えは!



    [2]です!




    解説:
    白いライトは前用、赤いライトは後ろ用です。これを逆につけてしまうと、車が進行方向を勘違いしてしまい、非常に危険です。目立って安全だろうと、赤いライトを前につけている人がいますが、絶対にやめましょう。(と、ムック書籍で学びました)

    ではさらば!


    ロードバイクに1ミリも興味のなかった女子高生が、「買うぞ!」と決心するにいたった理由

    女子高校生が買いたいロードバイクを探す旅【キャノンデール編】

    女子高校生が買いたいロードバイクを探す旅 【メリダ編】


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