ミノウラのモッズローラー(MOZ-ROLLER)を使い始めてすでに2年ちょい。すっかり日常の有酸素運動マシーンとしてなくてはならないトレーニング機器となっている。

三本ローラーを使っていると言うと、「コケない?危なくない?」と訊ねられる。こける心配のない固定ローラーよりは危険はあるけど、そうそう滅多に落車することはない。

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これまで自分が三本ローラーから落ちたのは3回だけ。2年4ヶ月で3回。これを多いと見るかはよくわからないが、ケガは一度もないし、バイクも傷ついていない。

>> ロードバイクで三本ローラーをウルトラ快適に走るスマートな方法

>> 【マネるな危険!】 交通事故動画を見ながら三本ローラーを回したら、落車してしまった

>> 三本ローラー初心者必読 「ケガをしない、安全な三本ローラーの乗り方」

>> まさかの原因で三本ローラーから二度目の落車したYO! /(^o^)\


屋内でケガのしにくい三本ローラーではあるが、一歩間違えばケガの可能性はある。そこで、導入前を検討中の方々の参考になればと思い、海外の三本ローラー事故動画を集めてみた。


Cycle roller crashes


海外の動画で、様々な落車のまとめ。「あー、三本ローラーから落車するとこんなかんじなんだー」というのがわかってもらえる。ふつうの落車よりも、三本ローラーの高さがある分、恐怖感は増すね。

左右のどちらかに壁とかソファがあると、バランスを崩したときに支えにできるので大落車にはなりにくいが、そうではないとわりと派手にコケる。

ただ、公道のようなコンクリートむき出しではないので、大きなケガにはなっていないっぽい。

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※畳に落ちたときはちょっとだけ痛かったです

bike rollers fail



こちらも海外の動画。右側に壁があり、安全性は確保している。危なくは見えないのだが、ひとこぎしただけであっけなく左にバターンと倒れた。

原因は、「ペダリングを続けなかった」ことにある。脚を踏み下ろしただけで動きを止めてしまった。三本ローラー上では、タイヤを回し続けないとバランスを維持できない。(不安であっても)動きを止めてはダメなのだ。

不思議なのが、撮影していた男性は、落車してからバイクを倒したままで画面から消えてしまったこと。ふつう、真っ先にバイクに傷がついていないか確認するものだと思うのだが…。腕をテーブルにぶつけたので、きっと痛かったのだろう…。お気の毒である。

Roller Bike Accident



何語を話しているのかわからないが、とにかく外国の動画。ロードバイクではなく、ピストバイクを回している。バランスもよく、いい感じに走らせているのだが、途中でケイデンスとスピードを上げはじめる。すると、勢いに押された前輪がローラーから外れ、床に落ち、後ろに持っていかれるようにバイクが弾かれる。ローラーと接触し、巻き込むように落車。

ケガはなかったようである。これはピストバイクのホイールベースと、三本ローラーのローラー設置位置が合っていなかった可能性がある。

ふつう、この程度のケイデンスで前輪が落ちたりはしない。前と後ろでローラーが、バイクに対してやや長くとりすぎていたと思う。バイクと三本ローラーをちゃんとセッティングすれば、防げた事故だった。


How To Cycle On The Rollers - Indoor Bike Training With Rochelle Gilmore



Global Cycling Network に、三本ローラー乗りこなしのコツという動画があった。ポイントをまとめると、、、

  • 三本ローラーはフラットで水平な場所に設置する(当然ですね)
  • ギア数は軽すぎず、重すぎず(真ん中くらいが回しやすい。個人的には6~7速から開始)
  • 1~2メートル先に視線を送る(ハンドル、前輪を見つめないこと)
  • 手のひら、腕はリラックスさせる(力むとバランスを失いやすい)
  • 転けそうで怖いと本能的に足を止めてしまいたくなるが、逆にトルクを掛けて回す(そのほうがバランスが取りやすい)


なお、ペダリング時は太ももの前(大腿四頭筋)ではなく、ハムストリングスと臀筋(お尻)の筋肉で回すように意識しよう。疲れにくく、バランスも維持しやすい。

むっちゃ練習を積めば、こんなことができるようになるかも?
※自己責任でどうぞ…




過去に3~4回ほどミノウラのモッズローラー(MOZ-ROLLER)から落車したことはあるけど、ケガをしたことはないし、バイクも無傷。なぜなら、左が襖で、右はマットレス(寝床)だからである。このコンビネーションは最強だと思う。オススメ。

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安心してコケることができます(笑)

事故ではないけど、人生初の三本ローラーでミスを連発した娘の動画も載せておきます。ものの20分で乗れるようになったので、年齢や運動神経の有無には関係なく誰でも乗りこなせるはず。



ただ、慣れるまでは転倒防止のサポートは必要。それと、自信がつくまではフラペで練習するのがオススメ。

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