シマノR8050系アルテグラ(Di2)が突然死して1ヶ月ほど入院させていたのですが、無事復活しました。

原因はなんだったのか、どこが壊れたのか、いくらかかったのか、再発防止のためにできることは?をまとめました。

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原因はバッテリーマウント

ここが心臓部分に当たるとのこと。

「心臓が止まる=電力という血液が流れなくなる」わけです。

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え、ここ??こんな地味な部分が?って思ってしまいました。

なので、バッテリーマウントは大事にしてあげましょうね。
けっして手荒に扱わないように。

なんとなく、ディスプレイが心臓なのかなと思っていたが、そうではないのです。

よって、交換はここだけで済んだので、それを見極めたハクセン鳩ヶ谷の長尾さんに感謝です。

いくらかかったのか

バッテリーマウント単体が16,843円(税込)。
プラス、診断が4,000円と工賃が1,500円なので、総額22,500円ほど。

安くはないですが、一時は「コンポーネント丸ごと交換になったらどうしよう…」とガクガク震えていたので、よかった~~と、安く感じてしまいました。これがアンカリング効果か…(笑)。

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なお、パーツの入荷には1ヶ月近くかかりました。今後パーツ供給が停止に近づくにつれ、更に時間がかかるのでしょう。(供給止めないで…)

Di2の突然死はよくある事例なのか

長尾さんいわく、「これまでに納車してきたDI2が壊れた事象はほぼない」そうで、私が初の事例だそう。※事故による破損は除く

よって、バッテリーマウントが壊れた例もハクセン鳩ケ谷では過去に例がないです。

なぜ壊れたのか?

これは誰にもわかりません。闇の中。

Di2は防水仕様にはなっていますが、とはいえ5年以上も使えば経年劣化もあるでしょう。

長尾さんは、あくまで可能性と断りを入れたうえで、「糖分を含む飲料(ポカリ等)がボトルを伝ってマウントに侵食した可能性はゼロではない」とは話してくれました。

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ちなみに、洗車するときはバッテリーは付けたままが、マストです。装着していないと、水が入るリスクがありますので。

いつまで11速アルテグラのパーツが供給されるのか?

断言はできないが、「あと数年は大丈夫だろう」とのこと。それが2年なのか5年なのかは…当然誰にもわかりません。シマノのみぞ知る。

ディスコン後は、問答無用で12速するしかないです。

それにそなえて、パーツを買いだめしておく…手もあるにはあるけど、パーツあたりの単価が高いのでそれも難しいです。予想通りにパーツが壊れるとも限らず、使わずじまいになる可能性だってありますしね。

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幸い、デュラもアルテもリムブレーキのコンポはつくっているので、遠くない未来に12速化は余儀なくされるかな~と。そうなったら、潔く交換します。それしか方法ないし。

12速化に興味がないわけではないものの、とにかく高すぎる。コンポーネントで30万オーバーって、一昔前のそれなりのミドルクラスの完成カーボンロードが買える値段じゃん…。

コストとメリットのバランスが取れてないので、今のコンポが壊れてパーツがもうないってなるまでは使い続けるつもりです。

故障を体験して電動コンポへの信頼感が薄れたか?

NOです。シマノのDI2の信頼感は揺るぎません。
5年以上、ノートラブルだったし、さすがシマノって感心してます。

受けてきた恩恵は計り知れないので、機械式には戻れそうにないです。
次もシマノになるのかな…。

以上、電動コンポーネントは大事に使いましょう(^^)


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