2017年の暮れに、ヘルメットをカスクの「Protone」に交換した。それまで使っていたのはスペシャライズドのプリヴェイル(Prevail)で、これもかなり気に入っていたんだけど、Protoneはその上をいく満足度である。

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※左のアイウェアがJawbreaker Prizm Road( ジョウブレイカー・プリズムロード)です

カスク(KASK)のヘルメット、Protone(プロトーネ)を買ったので試走インプレッション

あと、今年のGWにアイウェアをOGKカブトのCORAZZA-II からオークリーのJawbreaker Prizm Road( ジョウブレイカー・プリズムロード)に新調。このアイウェアに関しては、人生で堂々ナンバーワンに入る。それくらい使い心地がエクセレント。

ヘルメットは1年、アイウェアは7ヶ月使ってみたので、そろそろロングタームインプレッションをしてみようと思う。

目次


まずは、カスクの「プロトーネ」を1年使ってみてのインプレッション。

とにかく軽い!首の負担がまったくない

前回のスペシャライズドのPrevail もかなりの軽量モデル(198グラム)だったが、軽さはどっこい。Protoneは215グラム。業界最軽量ではないものの、トップクラスに軽い。
※どっちもMサイズ

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軽ければ軽いほど価格がアップするのがロードバイクパーツの常だが、それはヘルメットも同じ。常時身につける物だからこそ、ここはケチらないでおこうと奮発したんだけど、結果的に大正解だった。どんなロングライドでも、首への負担がまったくない。

(主観入りまくりだけど)カッコいい

Protoneは小ぶり。出っ張りも少なく、シュッとした形状で被った時にキノコシルエットにならないのがGOOD。自分が愛用しているからってのもあるが、他のサイクリストさんが被っているのを見てもカッコいいと思う。

あと、小ぶりなせいで持ち運びがラク。とくに飲食店とかでテーブルに置くとき、気にならない大きさ。ゴツいタイプはテーブルに置くとじゃまになる。

デザインがかっこいいのはひじょーーーーに大事でして、ふとガラスに映った自分を見て「ヤダ、なんかプロっぽくて我ながらカッコいい…」ってなれる効果はデカイ。(ただの自己満です)

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カラーバリエーションも豊富なので、きっと気にいる色があると思う。

後頭部の滑り止めゴムがほぼ崩壊

わりと早い段階で滑り止めゴムがボロボロと取れてしまったのが残念。お高めの部類に入るヘルメットなので、もうちょい頑丈であってほしかった。

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ただ、固定力とかフィット感にはなんの影響もないので、とくに不都合は感じない。

革製ストラップがアゴに優しい

ヘルメットを吟味しているときって、どうしてもシェルの形状、カラー、フィット感に目が行きがちで、ストラップの素材は二の次になりやすい。

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※しっとりしててGOOD

が!ここがただのストラップか革でできているかは、使ってみると一発で違いがわかる。革のほうがフィット感もいいし、長時間装着していても違和感がなく、ずっと快適。見落としがちな部分だけど、ヘルメット購入時はちょっと気にするといいと思う。

エアの抜けの良さ

空洞テストをしたわけでもなく、完全な主観(と若干のプラシーボ効果)にはなるが、凄く良い。涼しくて、蒸れない。反面、冬は寒いんじゃないの?ってツッコミもあるかもだけど、そもそもヘルメットに防寒効果を期待してもムダというか、何を使っても暖は取れない。

穴の少ないヘルメットなら暖かいかっていうとそんなことはなく、ただ蒸れて不快なだけ。防寒はキャップとかイヤーウォーマーで対策するものなので、エアの抜けの良いヘルメットをオールシーズン使えばいい…というのが個人的な結論。

無題

ちなみに真冬でも頭頂部が寒いって感じることはなく、むしろ厄介なのは耳ですね…。耳さえ暖かくすれば、なんとかなるもんです。

価格が高いのが玉に瑕

Protoneははっきり言って高い。定価で3万円以上する。限定モデルだと34,000円とするので、「中堅クラスが2個買えるじゃん!」って思うのではなかろうか。自分もそうだった。

ヘルメットに3万円以上出すのは贅沢が過ぎるわな~~ってずっと思ってたんだけど、3年ほど使うものだし、1年1万だと考えればアリ!と無理やり自分を納得させて購入を決意した。

まあ、でも高いだけあるとは感じる。しょっちゅうサイクリングする人であれば、十分に元が取れるのでは。月イチくらいしか走らないサイクリストさんであれば、そこまで投資するのはややもったいないかなと。

Protone(プロトーネ)のロングタームインプレッションまとめ

<GOOD>
  • 軽い!&快適!
  • カッコいい
  • ストラップが気持ち良い
  • エアの抜けが良くて涼しい

<BAD>
  • お高めのプライスタグ

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あ、フォローするわけではないが、プリヴェイル(Prevail)も相当に素晴らしいヘルメットだった。軽さでいえばこっちのほうがさらに上。

2年半使ったスペシャライズドのヘルメット、「プリヴェイル(Prevail)」がそろそろ買い換え時期なのでインプレッションをまとめてみる



続きまして、オークリーの「Jawbreaker Prizm Road( ジョウブレイカー・プリズムロード)」を半年間使ってみてのインプレッションです。

オークリーのサイクリングアイウェア、「Jawbreaker Prizm Road( ジョウブレイカー・プリズムロード)」のインプレッション

控えめに言って最高レベルの満足感(ただ一点を除いて)

上記インプレ記事の繰り返しになるのでさっとまとめると、長所は…

  • 日差しの強い真夏に大活躍
  • 偏光グラスで反射を抑えてくっきり見える
  • 目が疲れない
  • 軽くてフィットも良く、どんなにもがいてもズレたりしない
  • 視界が広くて空気の巻き込みも無し

といったかんじで、ものすごくお気に入りのアイウェアである。

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非の打ち所がない100点満点と言いたいところだが、唯一の弱点があって…それは「夜間走行には(Prizmレンズは)適さない」」という点。 夜間使用はまったくオススメできない。

しばらくはガマンしながら使っていたんだけど、かなり視界が暗くなってしまう。昼間の強い日差しをシャットアウトするよう設計されているのが災いし、夜の街の光もしっかりカットしてしまうのだ。

とくに感じたのが、路面状況が把握しにくい点。夜間走行している際、道に大きな黒いスポットがあったので、水たまり・・・?と思いながら接近したら、なぜか大きめのボストンバッグがどかっと置いてあってあわや乗り上げそうになった。
※車から荷物をおろしている途中で、最後の荷物がまだ道にあったらしい…と通過してから気がついた。あれは本当に危なかった。冷や汗がしこたま出た。

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この一件以来、夜間はPrizmレンズで走ることは控えている。グレーの透明に近いレンズを持ってはいるけど、常に持ち歩いているわけではないので、そういうときは潔くジョウブレイカーを外し、胸に引っ掛けて走る。裸眼なので、多少コンタクトがカサつく感は否めないが、夜はそもそもスピードは控えめなので風圧は問題なし。

明るさによってレンズの曇り度合いが変化する調光レンズだったら…と思わないでもない。これまで使っていたCORAZZA-II (OGKカブト)は調光でレンズ交換が不要だったぶん、やや不便な印象はあるものの、それを吹き飛ばすほどメリット満載なので、ぜんぜん許せる。

ちなみに、輪行で遠方に出かけるときとか、一泊二日のサイクリング旅行だったら、グレーレンズをハードシェルに入れて持っていく。大容量サドルバッグを使っているので、スペースには余裕があるのだ。

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※シースルーなら天候を問わない

TOPEAKのBackloader(バックローダー) 6L でバイクパッキング!ロードバイク&ミニベロの両方で試してみたのでインプレッションします


とても大切に使っているので、メンテナンスもしっかりやる。ときどき「ガラスの盾」で拭くのを習慣にしている。表面がツルツルになるだけでなく、薄い膜で保護することにもなるので愛用中である。

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ということで、カスクのProtoneも、オークリーのJawbreaker Prizm Road( ジョウブレイカー・プリズムロード)もほぼ満点に近い評価となった。どっちも安い買い物ではなかったが、大満足なので買ってよかったと思っている。引き続き、愛用していく予定です。


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