馴染みのショップの常連さんらと、物見山で一緒に走ってきた。
昨年にも一度走りに行ったことがあるんだけど、物見山はコンパクトな周回コース型の丘で、トレーニングにはもってこい。 もちろん、トレーニング目的でなくても適度に都会の喧騒から離れてサイクリングを楽しむ場所としてオススメ。埼玉県民サイクリストの間では、わりかし有名な場所だと思う。
他のサイクリストさんのブログでも取り上げられている。
↓
貧脚に優しい坂を求めて:物見山を越えてシロクマパンへ
貧脚に優しい坂と噂の物見山に行ってみた
記事タイトルに「貧脚に優しい」とあるが果たしてそうか?と訊かれれば、「たしかにそうですね」と自分も答える。 何キロも延々と登り続けなければならないいわゆるヒルクライムとは違って、周回(ざっと5キロ)をくるくる回るだけだし、斜度もたいしたことはない。初めて上りに挑戦するって人も、物見山であれば安心してトライできるだろう。
今回は、物見山を何周か走り、その後でパン工房シロクマと豆腐レアチーズケーキ屋さんに足を伸ばし、〆に川島町の郷土料理「すったてそば」を食べて帰るというプランで挑んだのである。
※山頂に無料の駐車場があります
使わせてもらったのは、ショップ常連さんのマイカーである日産キャラバン。この車、初めて乗ったんだけど自転車が趣味の人にとったら最強のチョイスかもしれない。
※オートバイが好きな人も、運搬用にキャラバン使っていることがい多いね。
前輪を外すだけでバイクを固定できるミノウラのスタンドがトランクスペースに3台分用意されているし、外した前輪を固定しておくスタンドまで用意されている。バイクとバイクの間にスペースがあるので接触せず、傷の心配も無用。見た感じはまるで実業団の選手みたい。
後席は超広々で快適すぎる。成人男性が脚を余裕で組めるスペースがあるよ。シートはリクライニング機構も備わっているので、傾けて休むこともできる。言うことなし。 パンダにキッチキチに詰め込んでいる自分とは大違いでちょっぴりうらやましい。
※中で着替えることもできる広さ
三浦半島にセレナで行ったときは4台積んだんだけど、さすがにトランクはいっぱいになってしまった。
※キャラバン、イイっす!
我々はまずは反時計回りから始めた。左側通行の場合、周回するなら反時計回りのほうが都合が良い。なぜなら、時計回りだと信号で二段階を数か所で強いられ、スローダウンにつながるから。 反時計回りのほうが内側を走るために止められる回数も少なく、スムーズに走れる。
※反時計回りの登り
それと反時計回りは山頂からスタートして下り区間が長く、スピードに乗って流せるのだ。唯一苦しむのが、下りきった信号から山頂を目指す登り。 いきなりキツ目の斜度が現れるので初体験の方は面食らうかもしれないが、物見山はしょせん標高135メートルの大きめの丘でしかないため、坂はじきに終わる。坂の終わりが見えている。
よって、心が折れることもないはずだ。 人並みの体力さえあれば老若男女関係なく物見山はクリアできる。貧脚に優しい…はウソではない。
時計回りに走ると、ずっと緩やかな坂を走らされる気がする。反時計回りでは快適に流していた区間が、まんま坂となってボディブローのように脚にくる。そのかわり、最後の坂はたいしてキツくなく、ふつうに登れる。
反時計回りで3周、時計回りで2周した結論としては、「反時計回りのほうが快適」だね。もし物見山を周回する機会があったら、ぜひどちらもためしてほしい。
ひとつ注意点だが、時計回りの際は下り坂の途中の砂と砂利が撒かれたゾーンに注意していただきたい。下り終盤のもっともスピードに乗る区間なので、ここでスリップ転倒したらシャレにならない大怪我につながる。
あと、物見山の何が良いって、力量の異なる仲間がそれぞれのペースで走ることができる点だ。「11時に駐車場に集合ね」って決めてしまって、あとは時計回り、反時計回り、好きなコースを好きなだけ時間内走れば良い。周回コースのメリットだね。
サイクリストが多数集う場所だけあって、ラックやスタンドも完備。イートインのコーナーもあってくつろげる。予想以上に(いい意味で)へんぴなロケーションでとても気に入った。そしてパンが旨い。そして安い!すごく良心的な価格設定に感激した。
※びっくりするほど大勢のサイクリストさんらが休まれている
シロクマパンで食事することだけを目的に川口市から越生町まで来る価値はあるね。知人はごぼうパンを「これの評価が高いんですよ!おいしいっ」って語っていたので、今度はごぼうパンを食べてみようと思う。 食べログは3.49点と高評価!
店主のブログも見つけたのでリンクを貼っておこう。
以下、ブログからの引用
ですって(*^^*)
※休憩用デッキからの景色がのどかで良い
店内で試食させていただくまでは、 「豆腐でつくったレアチーズケーキ…?美味しくなさそう…」 と半信半疑(←失礼)だったのだが、旨すぎてびっくらこいた。これがもう完全なレアチーズケーキそのもの。豆腐だとは思えないお味。何も言われずに食べたら、豆腐だとは気づけない。
というか、豆腐と知っていても豆腐で出来ているとは思えないほどだった。
※ちなみに豆腐も湯葉も大好きです。「デザートには成らないだろう…」という固定概念を覆してくれた。
あまりの旨さに1つ買って、隣接されたテーブルで食べさせていただいた。ぜひお土産に買って行きたかったが、さすがにナマモノなので諦めた。ぜひ藤屋の豆腐で冷奴や湯豆腐を食べてみたい。
※めちゃくちゃ美味しそう
その後は元来た道を引き返し、物見山の頂上の駐車場に戻って、すったてそばを食べて川口市まで戻った。
物見山、良いですね。車で現地まで行くもよし、川口市、さいたま市から自走で行って帰ってくるもよし、の絶妙な距離。たいした山ではないとはいえ、それなりにはキツいですよ。ヒルクライムで早くなりたい方は、ヒルクライム用の書籍やムックをお読みになることをオススメします。
埼玉県民はもちろん、他府県のサイクリストさんにもおすすめしたい場所である。
昨年にも一度走りに行ったことがあるんだけど、物見山はコンパクトな周回コース型の丘で、トレーニングにはもってこい。 もちろん、トレーニング目的でなくても適度に都会の喧騒から離れてサイクリングを楽しむ場所としてオススメ。埼玉県民サイクリストの間では、わりかし有名な場所だと思う。
他のサイクリストさんのブログでも取り上げられている。
↓
貧脚に優しい坂を求めて:物見山を越えてシロクマパンへ
貧脚に優しい坂と噂の物見山に行ってみた
記事タイトルに「貧脚に優しい」とあるが果たしてそうか?と訊かれれば、「たしかにそうですね」と自分も答える。 何キロも延々と登り続けなければならないいわゆるヒルクライムとは違って、周回(ざっと5キロ)をくるくる回るだけだし、斜度もたいしたことはない。初めて上りに挑戦するって人も、物見山であれば安心してトライできるだろう。
今回は、物見山を何周か走り、その後でパン工房シロクマと豆腐レアチーズケーキ屋さんに足を伸ばし、〆に川島町の郷土料理「すったてそば」を食べて帰るというプランで挑んだのである。
改めて、物見山とは
くわしくはウィキペディアを読んでいただくとして、かいつまんで説明すると、物見山とは埼玉県東松山市にある標高135mの小山。山麓一帯を物見山公園として、東松山市が都市公園(総合公園)として整備、公開しているとのこと。 春はつつじの名勝地としても有名だそうだ。※山頂に無料の駐車場があります
日産のキャラバンは自転車を運ぶワンボックスカーとして最強
川口市からだと物見山まで自走してちょうど50キロ前後。行って帰ればちょうど100キロ。周回することと寄り道を考えると140キロになってしまうので、車載輪行で物見山までバイクを運ぶことにした。使わせてもらったのは、ショップ常連さんのマイカーである日産キャラバン。この車、初めて乗ったんだけど自転車が趣味の人にとったら最強のチョイスかもしれない。
※オートバイが好きな人も、運搬用にキャラバン使っていることがい多いね。
前輪を外すだけでバイクを固定できるミノウラのスタンドがトランクスペースに3台分用意されているし、外した前輪を固定しておくスタンドまで用意されている。バイクとバイクの間にスペースがあるので接触せず、傷の心配も無用。見た感じはまるで実業団の選手みたい。
後席は超広々で快適すぎる。成人男性が脚を余裕で組めるスペースがあるよ。シートはリクライニング機構も備わっているので、傾けて休むこともできる。言うことなし。 パンダにキッチキチに詰め込んでいる自分とは大違いでちょっぴりうらやましい。
※中で着替えることもできる広さ
三浦半島にセレナで行ったときは4台積んだんだけど、さすがにトランクはいっぱいになってしまった。
※キャラバン、イイっす!
まずは定番の反時計回りで
物見山は周回コースなので時計回りでも反時計回りでも走ることが可能。実際に現地を訪れたら、ちょうど半々の割合にバラけていた印象だった。我々はまずは反時計回りから始めた。左側通行の場合、周回するなら反時計回りのほうが都合が良い。なぜなら、時計回りだと信号で二段階を数か所で強いられ、スローダウンにつながるから。 反時計回りのほうが内側を走るために止められる回数も少なく、スムーズに走れる。
※反時計回りの登り
それと反時計回りは山頂からスタートして下り区間が長く、スピードに乗って流せるのだ。唯一苦しむのが、下りきった信号から山頂を目指す登り。 いきなりキツ目の斜度が現れるので初体験の方は面食らうかもしれないが、物見山はしょせん標高135メートルの大きめの丘でしかないため、坂はじきに終わる。坂の終わりが見えている。
よって、心が折れることもないはずだ。 人並みの体力さえあれば老若男女関係なく物見山はクリアできる。貧脚に優しい…はウソではない。
次に時計回りで
反時計回りに走って山頂の駐車場に着いてから、今度は時計回りに走ってみた。「逆に回ったところでたいした変化はないのでは」との予想は見事に外れた。ただ逆方向に走っているだけなのに、体感するキツさとポイントが違うのだ。時計回りに走ると、ずっと緩やかな坂を走らされる気がする。反時計回りでは快適に流していた区間が、まんま坂となってボディブローのように脚にくる。そのかわり、最後の坂はたいしてキツくなく、ふつうに登れる。
反時計回りで3周、時計回りで2周した結論としては、「反時計回りのほうが快適」だね。もし物見山を周回する機会があったら、ぜひどちらもためしてほしい。
ひとつ注意点だが、時計回りの際は下り坂の途中の砂と砂利が撒かれたゾーンに注意していただきたい。下り終盤のもっともスピードに乗る区間なので、ここでスリップ転倒したらシャレにならない大怪我につながる。
脚力に差があっても大丈夫
物見山は本格的なヒルクライマーにとっては「物足りない」環境のはず。登りの区間が短いので、力があるサイクリストだとトレーニングにならない。自分くらいのオッサンサイクリストだとちょうどいいかんじ。あと、物見山の何が良いって、力量の異なる仲間がそれぞれのペースで走ることができる点だ。「11時に駐車場に集合ね」って決めてしまって、あとは時計回り、反時計回り、好きなコースを好きなだけ時間内走れば良い。周回コースのメリットだね。
シロクマパンは旨さもさることながら、ロケーションが抜群
5周ほど走った後、物見山山頂から8キロ離れた「パン工房シロクマ」まで走ってみた。サイクリストの間では有名なパン屋さんだ。サイクリストが多数集う場所だけあって、ラックやスタンドも完備。イートインのコーナーもあってくつろげる。予想以上に(いい意味で)へんぴなロケーションでとても気に入った。そしてパンが旨い。そして安い!すごく良心的な価格設定に感激した。
※びっくりするほど大勢のサイクリストさんらが休まれている
シロクマパンで食事することだけを目的に川口市から越生町まで来る価値はあるね。知人はごぼうパンを「これの評価が高いんですよ!おいしいっ」って語っていたので、今度はごぼうパンを食べてみようと思う。 食べログは3.49点と高評価!
店主のブログも見つけたのでリンクを貼っておこう。
以下、ブログからの引用
土日はサイクリストの皆さんが多くいらっしゃいますが製造で忙しく、あいさつも出来ない事をお許し下さい。自身も自転車でのポタリングをこよなく愛していますがとっても軟弱なサイクリストです(笑)
ですって(*^^*)
※休憩用デッキからの景色がのどかで良い
豆腐チーズケーキの藤屋にも立ち寄った
パン工房シロクマから1キロも離れていないところに偶然見つけた「藤屋」というお豆腐屋さんにも立ち寄ってみた。「お豆腐のレアチーズケーキ」というメッセージが気になりすぎたから(笑)。店内で試食させていただくまでは、 「豆腐でつくったレアチーズケーキ…?美味しくなさそう…」 と半信半疑(←失礼)だったのだが、旨すぎてびっくらこいた。これがもう完全なレアチーズケーキそのもの。豆腐だとは思えないお味。何も言われずに食べたら、豆腐だとは気づけない。
というか、豆腐と知っていても豆腐で出来ているとは思えないほどだった。
※ちなみに豆腐も湯葉も大好きです。「デザートには成らないだろう…」という固定概念を覆してくれた。
あまりの旨さに1つ買って、隣接されたテーブルで食べさせていただいた。ぜひお土産に買って行きたかったが、さすがにナマモノなので諦めた。ぜひ藤屋の豆腐で冷奴や湯豆腐を食べてみたい。
※めちゃくちゃ美味しそう
その後は元来た道を引き返し、物見山の頂上の駐車場に戻って、すったてそばを食べて川口市まで戻った。
物見山、良いですね。車で現地まで行くもよし、川口市、さいたま市から自走で行って帰ってくるもよし、の絶妙な距離。たいした山ではないとはいえ、それなりにはキツいですよ。ヒルクライムで早くなりたい方は、ヒルクライム用の書籍やムックをお読みになることをオススメします。
埼玉県民はもちろん、他府県のサイクリストさんにもおすすめしたい場所である。
コメント
コメント一覧 (6)
ところで、15の事実・後編はいずこ??(≧∇≦)
翻訳追いつきましたんで、今週中に公開します~
\(^o^)/
そのうちアップされるのですね。楽しみに待たせていただきます。
焦らせるつもりではありませんのでお気になさらずに(趣味のブログですもんねσ^_^)
もう少々おまちくださいませ!
m(_ _)m
お土産諦めたってクール宅配便は扱ってなかったの?
自転車自走でお土産買うってなると普通宅配便で送ると思うんだけど…
たしかにきっとその方法はありますね。
次回訪問時にそうします(^_^;)