取材で会った方に勧められたのがキッカケで、CO2ボンベで1年ちょい運用しています。
なんとなく不安があったので避けていたんですが、案ずるより産むが易しでした。使い方で失敗したことはないですし、手動のミニポンプメリットが多いという感想です。
ただし、Global Cycling Networkの「Mini Bike Pump Vs CO2 Inflator: The Pros & Cons」でも紹介されていたように注意点もあるので、CO2ボンベとミニポンプのメリットとデメリットを比較してみました。
そもそも前提として、両者ともに出先での応急処置用です。携帯性優先で使いやすさは二の次に設計されているので、自宅で日常的に使うものではありません。自宅用にはフロアポンプが必要です。

くらいでしょうか。
私は常に2本携行しています。3本あれば安心でしょうが、2回以上パンクした経験は10年で1回もないのでまあいいかなと。コントロールバルブを使えば手動で空気圧を調整できますが、自分はおら~~っと入るだけ入れてます。あと、けっして環境に優しくはないです。とはいえ、年に1回使うかどうかなのでこれは許容範囲かなと。
チューブ交換時、ちょっと空気を入れてあげるとタイヤにセットしやすいですが、それができないってのもありますね。とくに問題になったことはないですが。
ボンベにカバーをするとよいです。ボンベを買うと不足されてくることが多いです。捨てずに保管しておきましょう。
■空気圧がわかるゲージ付きタイプもある
どうせエイヤッと全部入れるんだから不要かなと。
■コントロールバルブ付きが使いやすい
個人的には、バルブにヘッドを差し込んでからCO2ボンベをねじ込む「コントロールバルブ」のほうより使いやすいです。

バルブヘッドとCO2ボンベを合体させる
↓
バルブに差し込む
↓
ネジを回してエアを開放していく
そうでないモノはCO2ボンベをねじ込んだ瞬間にフタに穴が開き、しゅ~~っと漏れてしまいますのでご注意をば。
■1回は練習しておこう
CO2ボンベを1本無駄にしてもいいから練習はしておきましょう。初の使用がパンクしたとき…だと緊張して失敗するかもですからね。
■使ったボンベは持ち帰る
ボンベは道に捨てない!自宅に持ち帰る!道端に落ちているのを見ると悲しくなります。
■帰宅したら新しいボンベと入れ替える
忘れずに使ったのを捨てて新しいボンベをツール缶に入れておく。放置すると次回パンク時に「使用済みのボンベやんけ~」ってなります。
の3つ。 言わずもがなですね。
いつもよりロングライドとか泊まりで出かけるときは不測の事態もあり得るのでミニポンプがあると安心。CO2ボンベとセットで持っていっても良いでしょう。
携帯性を重視して極小タイプにすると、数百回ポンピングが必要で相当に辛いです(笑)。押す&引く両方の動作でエアが入れられるタイプもありますが、それでも辛いのは変わりません。

「初期不良で使えなかった…」って話はネットで読んだことはありますが、今のところ自分は未経験。他の経験者に訊いても使えなかったってことはなく、超レアケースでしょうね。

あまりに便利なので、ダホンのEEZZ D3とタイレルのCSIもCO2ボンベにしました。それぞれのツール缶に2本づつ入れています。バルブヘッドを複数用意したので初期費用はかかりましたけど。1つのバルブヘッドを都度入れ替えながら…でもいいんですが、ゼッタイに忘れる自信あるので1台づつに用意しました(笑)。
なお、CSIには名残りでミニポンプをつけたままにしてます。CSIはオクサマとのライド用なので、彼女がパンクしたときのことも考慮してこうしています。

CSIでやってて思うんですが、保険でミニポンプを持っておくのは賢明かなと。クリンチャーのチューブにちょっと空気を入れるとタイヤにはめやすいのが、CO2ボンベしかないとそれができないので。念のため、ロードバイク用に1個ミニポンプを付けておこうかとは思っています。ここ数年パンクなしで過ごせてますが、ただの幸運にすぎないので。
2013年1月1日の航空危険物規則の変更により、CO2ボンベは「水の容量50ml かつ、本数4本まで」であれば危険物法令・規則の適用を受けず、航空機への持ち込み・受託(預け入れ)が可能となりました。
※水の容量50ml=二酸化炭素だと28gに相当します
内容量28gを越える大きさのものは「危険物指定」なので輸送不可。受託もダメです。つまり持ち込めません。ボンベの大きさでいうと、「長さ139.7mm × 直径26mm × ネジ口12.7mm」以下であること。
まあ、ロード用ボンベは28g以下なのが大半(12~16gが多い)なのでまず問題はないはずです。が、飛行機移動の際は何があるかわからないのでハンドポンプをフレームにつけておくのが安心だなと思いました。
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ただし、Global Cycling Networkの「Mini Bike Pump Vs CO2 Inflator: The Pros & Cons」でも紹介されていたように注意点もあるので、CO2ボンベとミニポンプのメリットとデメリットを比較してみました。
そもそも前提として、両者ともに出先での応急処置用です。携帯性優先で使いやすさは二の次に設計されているので、自宅で日常的に使うものではありません。自宅用にはフロアポンプが必要です。
目次
CO2ボンベのメリット&デメリット
メリット
まずなんと言っても「小さくて軽い」ので持ち運びしやすい。秒で充填できるのもメリット。冬とか悪天候時に助かります。バルブヘッドは少々お高いですけど一度買ったらずっと使えます。ちなみに、CO2ボンベは1990年代中頃から使われているそうで、25年くらいの歴史があるようです。
デメリット
- 細かな空気圧を調節できない(基本はぶち込むのみ)
- リユースできない(ボンベは廃棄)
- 失敗できない(最低、2本は持っておこう)
くらいでしょうか。
私は常に2本携行しています。3本あれば安心でしょうが、2回以上パンクした経験は10年で1回もないのでまあいいかなと。コントロールバルブを使えば手動で空気圧を調整できますが、自分はおら~~っと入るだけ入れてます。あと、けっして環境に優しくはないです。とはいえ、年に1回使うかどうかなのでこれは許容範囲かなと。
チューブ交換時、ちょっと空気を入れてあげるとタイヤにセットしやすいですが、それができないってのもありますね。とくに問題になったことはないですが。
CO2ボンベ使用上の注意点
■本体が氷のように冷たくなるボンベにカバーをするとよいです。ボンベを買うと不足されてくることが多いです。捨てずに保管しておきましょう。
■空気圧がわかるゲージ付きタイプもある
どうせエイヤッと全部入れるんだから不要かなと。
■コントロールバルブ付きが使いやすい
個人的には、バルブにヘッドを差し込んでからCO2ボンベをねじ込む「コントロールバルブ」のほうより使いやすいです。

バルブヘッドとCO2ボンベを合体させる
↓
バルブに差し込む
↓
ネジを回してエアを開放していく
そうでないモノはCO2ボンベをねじ込んだ瞬間にフタに穴が開き、しゅ~~っと漏れてしまいますのでご注意をば。
■1回は練習しておこう
CO2ボンベを1本無駄にしてもいいから練習はしておきましょう。初の使用がパンクしたとき…だと緊張して失敗するかもですからね。
■使ったボンベは持ち帰る
ボンベは道に捨てない!自宅に持ち帰る!道端に落ちているのを見ると悲しくなります。
■帰宅したら新しいボンベと入れ替える
忘れずに使ったのを捨てて新しいボンベをツール缶に入れておく。放置すると次回パンク時に「使用済みのボンベやんけ~」ってなります。
ミニポンプのメリットとデメリット
メリット
- 何度も繰り返し使える
- 環境に優しい
- 空気圧を調整できる
の3つ。 言わずもがなですね。
いつもよりロングライドとか泊まりで出かけるときは不測の事態もあり得るのでミニポンプがあると安心。CO2ボンベとセットで持っていっても良いでしょう。
デメリット
- 空気を入れにくく、時間がかかる
- 腕がめちゃくちゃ疲れる
- 力任せにやるとバルブを損傷させる可能性アリ フレームに装着するとシルエットが崩れる(ループ付きサドルバッグってのもある)
携帯性を重視して極小タイプにすると、数百回ポンピングが必要で相当に辛いです(笑)。押す&引く両方の動作でエアが入れられるタイプもありますが、それでも辛いのは変わりません。
ミニポンプ使用上の注意点
入れにくいのでつい力任せにポンピングしがちでして、そのとき振り回しすぎるとバルブを傷めてしまいます。最悪折れてしまうので、ポンピング時はバルブに横から力がかからないように注意しましょう。「ホース付のタイプ」は作業しやすいのでオススメ。バルブに直付け式は軽量で持ち運びしやすいですが空気を入れにくいので自分は選びません。
1年半CO2ボンベで運用してみて思ったこと
CO2にしてよかった!というのが正直な感想。やはり秒で復帰できるのありがたいです。自分は5年ほどパンクゼロですが、仲間を助けるのに使ったことは数回あります。1回は冬の河川敷だったので、ミニポンプも持ってましたがCO2ボンベで時間を優先しました。「初期不良で使えなかった…」って話はネットで読んだことはありますが、今のところ自分は未経験。他の経験者に訊いても使えなかったってことはなく、超レアケースでしょうね。

あまりに便利なので、ダホンのEEZZ D3とタイレルのCSIもCO2ボンベにしました。それぞれのツール缶に2本づつ入れています。バルブヘッドを複数用意したので初期費用はかかりましたけど。1つのバルブヘッドを都度入れ替えながら…でもいいんですが、ゼッタイに忘れる自信あるので1台づつに用意しました(笑)。
なお、CSIには名残りでミニポンプをつけたままにしてます。CSIはオクサマとのライド用なので、彼女がパンクしたときのことも考慮してこうしています。

CSIでやってて思うんですが、保険でミニポンプを持っておくのは賢明かなと。クリンチャーのチューブにちょっと空気を入れるとタイヤにはめやすいのが、CO2ボンベしかないとそれができないので。念のため、ロードバイク用に1個ミニポンプを付けておこうかとは思っています。ここ数年パンクなしで過ごせてますが、ただの幸運にすぎないので。
飛行機輪行でのCO2ボンベの持ち込みについて
最後にCO2ボンベの意外な注意点について。2013年1月1日の航空危険物規則の変更により、CO2ボンベは「水の容量50ml かつ、本数4本まで」であれば危険物法令・規則の適用を受けず、航空機への持ち込み・受託(預け入れ)が可能となりました。
※水の容量50ml=二酸化炭素だと28gに相当します
内容量28gを越える大きさのものは「危険物指定」なので輸送不可。受託もダメです。つまり持ち込めません。ボンベの大きさでいうと、「長さ139.7mm × 直径26mm × ネジ口12.7mm」以下であること。
まあ、ロード用ボンベは28g以下なのが大半(12~16gが多い)なのでまず問題はないはずです。が、飛行機移動の際は何があるかわからないのでハンドポンプをフレームにつけておくのが安心だなと思いました。
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コメント
コメント一覧 (4)
いつも楽しく読ませてもらっています。
「チューブ交換時、ちょっと空気を入れてあげるとタイヤにセットしやすいですが、それができないってのもありますね。」ですが、口で軽く膨らませる方法もあるようです 笑
チューブ内に唾液が入って汚いとか
そもそもバルブが汚いとか
いろいろありますが、タイヤに嵌めやすくなるので個人的にはありではないかと思っています。
もし既にご存知でしたら、すいません!
cyclegadget
が
しました
まぁ前リムがお釈迦になるぐらいの衝撃だったんで滅多にないとは思いますが、1ライドで2回パンクでなくとも2つ消費ってのはあるもんだなぁとしみじみ。
cyclegadget
が
しました
その方法は目からウロコ!!!
知りませんでした。たしかに可能だ…気にならない性格なので覚えておきます!
cyclegadget
が
しました
前後同時ってあるんだ・・・ある意味驚きですね。
そういう意味でも1本しか予備がないと危険ということですね(^_^;)
cyclegadget
が
しました