ESRのパーサーはコスパの良い良質のミニベロです。
浜名湖をミニベロで1周したときも、じつに快適に走れました。
ただ、長距離を乗っていると、徐々に使い勝手の悪い部分が目につき始めます。
具体的には「ペダル」で、純正のプラスチック製は剛性が低く、踏み降ろしたときにたわむ感触があります。
5~10km の サイクリングなら問題はないのですが、50km を越えてくるとパワーが抜けてしまっている感覚がストレスになります。
あと、脱着も折りたたみもできない直付けなので、輪行やトランクに積むときにちょっとジャマになります。
解決策として、浜名湖サイクリングの直後に三ヶ島のペダル「Compact Ezy」を買ってみたので、以下レビューしてみます。
ペダルに1万円以上か…とひるんだものの、そこは信頼できる三ヶ島なのでOKとしました。
重量は302g。
シマノの両面SPDペダル『PD-M520』が380g、同じくシマノの『PD-ES600』だと279gで、これはSPD-SLに匹敵する軽量モデル。なので、302gは十分に軽いです。フラットペダルなのでクリートもないですし。
わりと地元だったんだ…。
本社所在地は埼玉県所沢市糀谷1738で、わかりやすく言うと「狭山湖のちょい北」にあります。
※オフィスと工場なので、ここで買えるわけではありません
なるほど、価格の高さの理由が垣間見えた気がします。
ウェブサイトを読んでて知ったのですが、プロ競輪選手の足元を支える唯一のメーカーが三ヶ島製作所です。
競輪の世界は何も知らない私でも、「プロが使っている=最大の安心」ということはわかります。ということで、迷いなく購入しました。
派手さはなく、カラーもシンプルですが、ペダルはこれくらいでちょうどいいです。
もっとも気に入ったのが、MKSオリジナルの簡単脱着機構「Ezyシステム」による、工具なしで脱着できること。これで輪行や車載がしやすくなります。
あと、走行中にペダルが抜け落ちないよう「Ezyストッパー」というリング状のパーツを差し込む必要があります。
「ほんとに必要?なくても大丈夫じゃない?」と思ったので、まずはストッパーなしで走ってみることに。
これが…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こう!
専用の袋も付属されるので、それに入れておけば紛失の心配もありません。
脱着式のペダルって便利な反面、めっちゃ紛失しやすいので注意が必要です。
輪行準備を整え、颯爽と電車に乗り込んだものの、ペダルを置き去りにしてしまい、目的地で気づいたときには走行不可能……というトラブルを複数のミニベロユーザーさんから聞いたことがあります。
脱着式ペダルはくれぐれも紛失せぬようにせねば。
踏んだパワーが逃げないし、回転もスムーズ。
やや小型ではあるのと、ビンディングではないので、足の裏を置く位置を微調整することはありますが、じつに使いやすいです。
薄型なのでバイク全体のシルエットも引き締まった感があり、デザイン的にも文句なしです。
ペダル交換だけで、見栄えってけっこう変わるものですね。まあ、それにく付くのはオーナーだけなので自己満要素高めですが(笑)。
Ezyストッパーは無くても問題ないっしょ、などと舐めていたせいですね。
走行中にペダルが抜けていたら危なかったです。
靴がペダル軸を押してしまい、ストッパーがないと、いとも簡単に抜けてしまうのです。
帰宅後、すぐ付属のスペーサーを付けました。
今思えば、よく抜けずに30km も走れたな…と驚くほど。
単に運が良かっただけなので、Compact Ezyを購入する方は、Ezyストッパーは装着マスト!と覚えておいてください。
ということは、このEzyアダプターセットを購入し、2台目、3台目のミニベロに装着すれば、ひとつのEzyペダル本体を複数台で使いまわせるのです。なるほど~~、これは便利。
あと、US-S Ezyという2つ穴クリート両面ビンディングペダルもあります。
これも脱着OKタイプです。
将来的にこれも買って、ちょい乗り時はCompact Ezyを使い、ロングライド時はUS-S Ezyで走る…ようにしようかなと思っています。
引き続き、パーサーのカスタムに励む予定です(^^)
★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!
★You Tubeチャンネルもやってます
浜名湖をミニベロで1周したときも、じつに快適に走れました。
ただ、長距離を乗っていると、徐々に使い勝手の悪い部分が目につき始めます。
具体的には「ペダル」で、純正のプラスチック製は剛性が低く、踏み降ろしたときにたわむ感触があります。
5~10km の サイクリングなら問題はないのですが、50km を越えてくるとパワーが抜けてしまっている感覚がストレスになります。
あと、脱着も折りたたみもできない直付けなので、輪行やトランクに積むときにちょっとジャマになります。
解決策として、浜名湖サイクリングの直後に三ヶ島のペダル「Compact Ezy」を買ってみたので、以下レビューしてみます。
目次
- 三ヶ島ペダル「Compact Ezy」はまあまあ高かった
- 三ヶ島ペダルは埼玉県所沢市の会社です
- 日本国内生産のこだわり
- Compact Ezyはコンパクトで無駄のないデザイン
- Compact Ezyの装着方法
- Compact Ezyを使ってみての感想
- 脱着部分のアダプターが破損したら?
三ヶ島ペダル「Compact Ezy」はまあまあ高かった
なんと、定価13,200円もします。ペダルに1万円以上か…とひるんだものの、そこは信頼できる三ヶ島なのでOKとしました。
重量は302g。
シマノの両面SPDペダル『PD-M520』が380g、同じくシマノの『PD-ES600』だと279gで、これはSPD-SLに匹敵する軽量モデル。なので、302gは十分に軽いです。フラットペダルなのでクリートもないですし。
三ヶ島ペダルは埼玉県所沢市の会社です
十数年も埼玉県民だった私ですが、所在地は知りませんでした…。わりと地元だったんだ…。
本社所在地は埼玉県所沢市糀谷1738で、わかりやすく言うと「狭山湖のちょい北」にあります。
※オフィスと工場なので、ここで買えるわけではありません
日本国内生産のこだわり
MKSペダルは全て「ADC6」というアルミ素材を採用しています。アルミダイキャストの生産量のうち、およそ90%以上(ほとんどが自動車部品)といわれている一般材「ADC12」と比べ、成型が難しく高い技術を要するが、耐衝撃性・耐食性に優れている。そのため、MKSペダルは壊れにくく丈夫なボディとなっている。※引用元は公式HP
なるほど、価格の高さの理由が垣間見えた気がします。
ウェブサイトを読んでて知ったのですが、プロ競輪選手の足元を支える唯一のメーカーが三ヶ島製作所です。
日本の競輪は、主催する公益財団法人が定めた厳しい基準をクリアし「NJS認定」を受けた部品しか使用することができない。競輪用自転車ペダルに認定されているのは現在、三ヶ島製作所・MKSペダルのみ。約2,400人(2018年現在)すべてのプロ競輪選手の足元をMKSペダルが支えている。
競輪の世界は何も知らない私でも、「プロが使っている=最大の安心」ということはわかります。ということで、迷いなく購入しました。
Compact Ezyはコンパクトで無駄のないデザイン
軽量(302g)&薄型ボディで、押出アルミワンピースボディです。 手に取っただけで、美しいと感じるし、手間がかかっている製品なのは一目瞭然。派手さはなく、カラーもシンプルですが、ペダルはこれくらいでちょうどいいです。
もっとも気に入ったのが、MKSオリジナルの簡単脱着機構「Ezyシステム」による、工具なしで脱着できること。これで輪行や車載がしやすくなります。
Compact Ezyの装着方法
アーレンキーの穴はなく、取り付けには薄型のペダルスパナ(レンチ幅15mm厚さ3.2mm以下)が必要です。持っていなかったので、これのために一つ用意しました。あと、走行中にペダルが抜け落ちないよう「Ezyストッパー」というリング状のパーツを差し込む必要があります。
「ほんとに必要?なくても大丈夫じゃない?」と思ったので、まずはストッパーなしで走ってみることに。
Compact Ezyを使ってみての感想
1.脱着は簡単
軸の部分を押し込んで、ペダルを抜き差しするだけ。超簡単です。これが…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こう!
専用の袋も付属されるので、それに入れておけば紛失の心配もありません。
脱着式のペダルって便利な反面、めっちゃ紛失しやすいので注意が必要です。
輪行準備を整え、颯爽と電車に乗り込んだものの、ペダルを置き去りにしてしまい、目的地で気づいたときには走行不可能……というトラブルを複数のミニベロユーザーさんから聞いたことがあります。
脱着式ペダルはくれぐれも紛失せぬようにせねば。
2.踏みやすい
走りはじめて数回転で「これはいい!」と思いました。踏んだパワーが逃げないし、回転もスムーズ。
やや小型ではあるのと、ビンディングではないので、足の裏を置く位置を微調整することはありますが、じつに使いやすいです。
薄型なのでバイク全体のシルエットも引き締まった感があり、デザイン的にも文句なしです。
ペダル交換だけで、見栄えってけっこう変わるものですね。まあ、それにく付くのはオーナーだけなので自己満要素高めですが(笑)。
3.走行中に抜けそうになって焦る
10km ほど走り、慣れてきた頃に「あれ?右足なんかぐらつくなぁ」と違和感を覚え、ふと足元を見たらペダルが外側に移動して抜けかけていました。Ezyストッパーは無くても問題ないっしょ、などと舐めていたせいですね。
走行中にペダルが抜けていたら危なかったです。
靴がペダル軸を押してしまい、ストッパーがないと、いとも簡単に抜けてしまうのです。
帰宅後、すぐ付属のスペーサーを付けました。
今思えば、よく抜けずに30km も走れたな…と驚くほど。
単に運が良かっただけなので、Compact Ezyを購入する方は、Ezyストッパーは装着マスト!と覚えておいてください。
脱着部分のアダプターが破損したら?
長期間使えばアダプターがダメになる可能性はありまして、ちゃんと「Ezy専用アダプターセット」が売られています。ということは、このEzyアダプターセットを購入し、2台目、3台目のミニベロに装着すれば、ひとつのEzyペダル本体を複数台で使いまわせるのです。なるほど~~、これは便利。
あと、US-S Ezyという2つ穴クリート両面ビンディングペダルもあります。
これも脱着OKタイプです。
将来的にこれも買って、ちょい乗り時はCompact Ezyを使い、ロングライド時はUS-S Ezyで走る…ようにしようかなと思っています。
引き続き、パーサーのカスタムに励む予定です(^^)
★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!
★You Tubeチャンネルもやってます
コメント
コメント一覧 (16)
Superiorはアダプタを押しながら捻ってペダルを脱着し、手を離すとロックされるので便利です。
輪行のときペダルを忘れたり落としたりするのが心配ですが、輪行袋にポケットがあるので、今のところ大丈夫です。
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました
それで気づいたのですが、アダプタがバネで戻ってロックされるところ、たまに戻りきらないことがあるのです。
脱着のたびに気をつけて手で戻すようにしたら脱落しなくなりました。
ストッパーも実は固定だけでなくアダプタを確実に戻すという役割が大きいのかもしれません。
とはいえ横着せずメーカー推奨どおりストッパーを付けるに越したことはありませんが。別売りで安く買えますしね。
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました
自分も三ヶ島ペダルは最近はオールウェイズと
だいぶ前に買ったプライムシルバンがあります。
こちらは今夏オーバーホールしましたが、ラリーとレース車を扱うお店で強く薦められた、OMEGA57グリスを使いましたが、ペダル独特の回転中のシャー音が消えてかなり軽い
回転になりました。ハブに使うと下りでのスピードのノリが怖いくらいになります。
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました
現在はwe’ll goの脱着式を使っています。脱着が容易で、ロックも確実。取り付けも六角レンチで工具を買う必要も有りません。先端もRが付いていて安全。回転は渋いですが、回転数の低いペダルの回転抵抗なんて無視出来るレベルです。(クランクもね、セラミックベアリングなんて無負荷でで空転させて遊ぶ以外のメリットは…ゲフンゲフン..。荷重抵抗の大きなホイールの回転は大事ですが。)
cyclegadget
がしました