2019年の新しい試みとして、モノ作りに挑戦しますーって話を先日書きました。

【サイクルガジェット2019年の抱負】 今年はモノ作りにチャレンジします\(^o^)/

まずは「ウェア(アパレル)」から始めることにしたのですが、いずれにせよ必要となるのがブランド名とロゴですね。

ブランド名を決めました

考慮したのはこのへん。
  • 短い&覚えやすい
  • 発音しやすい
  • 濁音がない
  • スペルしやすい
  • 響きが良い
で、決めたのが…





HASIL 』です。


HASIL→ハシル→走る…です、ハイ。


ストレートすぎるだろ!もうちょい撚れよっ!てって気がしないでもないものの、自転車の基本である「走る行為」そのものを表すのって意外に灯台下暗し…な気がしませんか。響きと字面も悪くないし、発音もしやすいし、ミススペルもしようがないほどカンタン。

」とか「余暇」とか「車輪」とか「遊び」とか「観光」とか「」ってあたりの自転車の楽しさを連想させるワードをラテン語に置き換えてみたり、日本語をもじってみたり、ダジャレにしたり、複数のワードを合体させて造語にしてみたり…ってやってみたんですが、どれもいまいちパンチに欠けました。

ちなみにボツネーミングの一部を紹介しますと…

  • 9K(休憩w)※ダジャレです
  • NOOLING(乗る+Ing)
  • Kuridas(繰り出す)
  • Sasso(颯爽)
  • HARERU(晴れる)
  • Pignon(ラテン語で歯車)
  • Avventura(イタリア語で冒険)
  • Ventus(ラテン語で風)
  • Anesi(ギリシア語で快適)
  • Bikelogic(造語)
  • Bikeljin(造語)

9KとNOOLINGはわりと気に入ってたんですけどね…(о´∀`о)

HASIL(走る)行為って、乗り手のレベルに左右されないじゃないですか。のんびり走る、人に勝つために走る、マイペースで走る、歯を食いしばって走る、達成感を味わうために走る、仲間と走る、夫婦や恋人同士で走る、単なる移動手段として走る…。

目的は人それぞれでよくって、とにかく走ろう、とりあえず出かけよう…難しく考えずにペダルを回す行為を楽しもうってメッセージを込めてみたつもりです。

今後、どうやって具体化していくのか

ブランド名は決めたものの、それだけでは何も生まれません。というか、これからが本番。

どうカタチにするか、どんなメッセージを込めるか、重視する&しない要素は何か、どんなスタンスで作っていくか……については暗中模索してます(なにぶん始めてのことなのでw)。

2019-02-08_06h53_40
※デザインも試行錯誤ちゅう


ひとつだけ決めていることがあって、それは「自分が自信を持ってオススメできるモノでない限り世には出さない」です。

私もサイクリスト歴9年目になりまして、それなりにいろんな商品を試しては満足したりしなかったり……こんな商品があればいいのになぜないのか……と感じたりする回数は多かったです。

サイクリングを趣味にする人すべてが受け入れてくれる…とは言わないものの、「そうそう!こういう商品を待ってたんだよ」って歓迎してもらえるモノにしたい。

よって制作スタンスは、

世のいろんなサイクリストさんのニーズや悩みや不満を汲み取り、反映していく

自分が欲しいから作った。同じ想いの人は多いはず

です。

(自分は使わないけど)こういう商品なら売れるんじゃね?

ではありません。
それやった途端につまらなくなると思うんですよね。

プロジェクトに参加してくださる企業さんには【圧倒的ユーザー目線】でもってがっつりフィードバックしながらブラッシュアップしていきます。


Tshirt

ところで、最近はすっかりご無沙汰してますが、数年前にリアディレイラーTシャツ、パーカー、カセットスプロケットTシャツ、ブレーキTシャツを作ったことがあります。

キッカケは純粋に「サイクリストが日常でさらっと着れる私服がほしかった」からでして、デザインは完全に独断で決めました。あまりに上出来だったものですから試しに販売してみたら、思いのほか反響が大きくて増産を繰り返してきました。
※いちおうほぼ全てが完売

あ、でも調子に乗って作った空海Tシャツ」はものの見事に1枚も売れていません(笑)。正直、自分でも作ってみて「なんだこりゃ」って思いました。あまりに売れないので知人に無償で配り始めているくらいです。

2018-10-27 10.27.21
※すごく悲しげな顔でモデルを務める娘氏…

脱線しましたが、言いたいことは伝わったかと思います(о´∀`о)

どーやってHASIL(ハシル)を思いついたか

アイデアを出し切って脳みそが疲れた状態で、遊び半分で原点回帰して「いっそ、走る」ってどうだ?となりまして、アルファベットに置き換えたら「意外にアリじゃね?」という…。そんな半分思いつきだったりします。

まあ、1971年創業のキャノンデールのネーミングの由来は、コネチカット州のオフィス側にあった駅名がたまたま「CANNONDALE」であったからだし、アドビスシステムの由来は、創業者の自宅の裏に流れていた「アドビ川」だし、カルビーは「カルシウム」とビタミンB1の合体だし、DHCはもともと委託翻訳業務の会社で「大学翻訳センター」(Daigaku Honyaku Center)の頭文字だし。

ガノー、フェラーリ、ポルシェなんて創業者の名前まんま。理詰めで考えすぎずに感情に流されてみるのも何気に悪くないと思いました。Don't think,FEEL.

そういえば、黒澤明監督の『生きる』ってど直球タイトルだと思いません?たった三文字にテーマが詰まっている。味わい深いいい作品なのでまだの方はぜひ。時代・世代を超えて観る者の心を鷲掴むメッセージ性があります。『HASIL』がそれにあやかったわけではないですが。

んで、ロゴデザインも試行錯誤しながら案出しして作ってみました。

アンケートフォームを用意したのでご意見・フィードバックいただけるとウレシイです!

ロゴアンケート

★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!