三つ子の魂百まで…なんて言ったりしますが、中高生時代にハマったものもその後の人生に大きな影響を及ぼすものです。
筆者言えば、いまだに「北斗の拳」「機動戦士ガンダム(初代)」「魁!男塾」が染み付いていて、何かを例えるときはだいたいこの3つを使ってます(笑)。死の間際に「わが人生に一片の悔い無し!」とか言って逝く……かもしれません(笑)。
さて、今回登場するFさんは、筆者とほぼ同じ時代を生きてきた48歳の男性。
若かりし頃に観たツール・ド・フランスのグレッグ・レモンとマルコ・パンターニに惚れて、ロードバイクを始めたお方です。

<オーナーさん>
もともと自転車には興味はあって、MTBに乗ってはいたんです。ツールを見て「ロードバイクも個人競技と思ってたけどチーム戦なんだ!奥が深い!」と気づきました。
1997年、社会人になってショップで見かけたビアンキのバイクに一目惚れし、ボーナスで購入しました。たまたま飛び込んだ店にずら~っとビアンキが並んでいて、好きになりまして。それまでは草野球をやってはいたんですけど、仲間は結婚していくし、自分も太ってしまっていて、スポーツから離れかけていたんです。
買ったのは、クロモリの「ウィングミラージュ」。コンポーネントはカンパニョーロが付いてました。しばらく乗って、2004年に次のバイクということで、同じくビアンキの SL3を買いました。アルミバイクなんだけど、シートステーがカーボンという珍しいフレームです。
当時、ウルリッヒ選手がカーボンバックのピナレロに乗ってて、ちょっと流行ったんですよね。カーボンフレームが出始めたのがこの時期でした。
ロードを買った翌年の1998年、パンターニがビアンキでダブルツール(ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランス両方)を獲って、そこからどハマリしました。そんなこんなで、レースには殆ど出てませんが、かれこれ20年以上ロードに乗ってます。

ただ、新しいフレームへのパーツ載せ替え中にバイクを倒してしまったとき、カーボンステーが割れてしまいまして、下取りができなかったのだけが残念です。
FENICE PROは2015年のモデルで、オークションでゲットしました。低下は17万円くらいするものが、コロナで市場の購買意欲が落ちてたのか、たった4万円で買えてしまいました。ほぼ新車!の状態で届き、ラッキーでしたね。
ただ、2020年にラインナップから消えたそうです…。
↓

まずは以前使っていたパーツを移植して、その状態で7.1キログラム。あと100gをどうにかしたい!ということで、重めだったステム、シートポスト、ハンドルをカーボンに変えたら6.95キログラムを達成。わりとあっさり壁を破れましたね(笑)。
当時はヨーロッパ自転車情報なんてなかなか知る術がなかったんですが、たしかその前はウィリエールに乗ってたみたいです。
マルコ・パンターニ信者で、チェレステカラーが大好きなので、きっと生涯ビアンキに乗り続けると思います。今のFENICE PROにも10年は乗るつもり。
ジャージ等のウェアもビアンキで統一しているし、ウェア以外の小物にもこだわりがあります。ヘルメットもシューズも合わせてます。まあ、シューズだけは今はSIDIに浮気してますが(笑)。


ジャージは問題なく使えているんですが、ビブショーツはヘタっていくので、丁寧に洗っています。もちろん、四季を問わず着ていますよ。
疲労がたまらないBORAとの相性は最高で、登りも平地もじつに走りやすい。 不満はゼロですね!
カンパニョーロって、グレードごとにタッチが微妙に異なります。ケンタウル、コーラス、、、からレコードに替えたらタッチがバッチリ決まりました。

まあ、イタリア人がつくるので個人的には品質に不安がありますが、レコードはなんとなく組んでもちゃんと動くところが素晴らしいです。知人達からはミドルグレードのフレームに贅沢すぎると笑われています。
パーツはネットオークションとアマゾンで揃えていて、まずBORA ULTRA(50mm)のリアだけを先に入手しました。片方だけ出品されていることもあるんですよ。セットじゃないぶん、安くって、なんとたったの4万円。まさか落札できるとは…と驚きました。チューブラーホイールなんですが、状態もよかったです。
最初はフロントはシャマル(クリンチャー)、リアはBORA ULTRA(チューブラー)って組み合わせで乗っていて、リアの性能の素晴らしさに驚きました!乗り味がじつにマイルド!です。
ただ、シャマルは硬かった…体重があまりない(59kg)ので、疲労度合いが溜まってしまいまして、フロントもBORAにしたいと考えてネットオークションで探す日々に。
なんとなく、前後共に50mmにしたくなかったので、あえて35mmを探していたら、これまた見つかってしまいました。ということで、今は前後チューブラーです。
で、トピークのチューブラー用バッグというモノを使い始めました。

チューブラータイヤを折りたたんで収納できるんです。もちろん工具類も入ります。
入れているのは、タイヤ/リムテープ/延長用バルブ/バルブコアツール×2/チェーンコネクター/携行ポンプの延長ホース/携行工具/ハサミです。物によっては鍵も中に入れられます。


ボトルケージ1個を潰すんですが、冬は1ボトルで問題なし。
夏場はこまめに自販機に寄ることで対処しています。
雑誌は昔は買ってたけど、もう買わなくなりました。最新機材は使ってないので、それほど積極的に読む必要もないというか。
YouTubeは見ないです。たまにレースに出るとき、下見代わりに見ることがあるくらい。
蕎麦、ラーメン、神社仏閣が好きなので、毎回コースを変えて神社があると立ち寄ったりします。手賀沼の北に「あけぼの山」というところがあって、「厄除け 布施弁天 東海寺」というお寺があります。標高50mくらいの古墳っぽいんですが、17%ほどのキツめの斜度を登ると「茶屋花華」という茶屋があります。ここが好きで、月に2回くらい行ってますよ。

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筆者言えば、いまだに「北斗の拳」「機動戦士ガンダム(初代)」「魁!男塾」が染み付いていて、何かを例えるときはだいたいこの3つを使ってます(笑)。死の間際に「わが人生に一片の悔い無し!」とか言って逝く……かもしれません(笑)。
さて、今回登場するFさんは、筆者とほぼ同じ時代を生きてきた48歳の男性。
若かりし頃に観たツール・ド・フランスのグレッグ・レモンとマルコ・パンターニに惚れて、ロードバイクを始めたお方です。

<オーナーさん>
- Fさん(男性、48歳)
- 越谷在住
- ビアンキのFENICE PRO
目次
- ロードバイクを始めたキッカケ
- ビアンキのFENICE PROへ買い替え
- FENICE PROを組んでいる機材
- FENICE PROでどうやって7kgを切ったのか
- マルコ・パンターニの良さとは
- スカンジウムのロードバイクって乗ってみてどうですか
- カンパニョーロの良さってどのへんでしょう?
- フロントがBORA ONE(35mm) で、リアがBORA ULTRA(50mm)なのはどうして?
- チューブラーにして不満はありますか?
- ロードバイクの情報源はどのへんから?(Web記事、雑誌、YouTube、TV、ラジオ、Podcast)
- Fさんのお好きなコースやお店
- 【募集】取材させていただけませんか?
ロードバイクを始めたキッカケ
高校生の頃、深夜に放送してたツール・ド・フランスのダイジェストを見て興味を持ちました。グレッグ・レモンがかっこよかったのと、景色が綺麗だったのが印象的でした。もともと自転車には興味はあって、MTBに乗ってはいたんです。ツールを見て「ロードバイクも個人競技と思ってたけどチーム戦なんだ!奥が深い!」と気づきました。
1997年、社会人になってショップで見かけたビアンキのバイクに一目惚れし、ボーナスで購入しました。たまたま飛び込んだ店にずら~っとビアンキが並んでいて、好きになりまして。それまでは草野球をやってはいたんですけど、仲間は結婚していくし、自分も太ってしまっていて、スポーツから離れかけていたんです。
買ったのは、クロモリの「ウィングミラージュ」。コンポーネントはカンパニョーロが付いてました。しばらく乗って、2004年に次のバイクということで、同じくビアンキの SL3を買いました。アルミバイクなんだけど、シートステーがカーボンという珍しいフレームです。
当時、ウルリッヒ選手がカーボンバックのピナレロに乗ってて、ちょっと流行ったんですよね。カーボンフレームが出始めたのがこの時期でした。
ロードを買った翌年の1998年、パンターニがビアンキでダブルツール(ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランス両方)を獲って、そこからどハマリしました。そんなこんなで、レースには殆ど出てませんが、かれこれ20年以上ロードに乗ってます。
ビアンキのFENICE PROへ買い替え
2020年に3台目「ビアンキのFENICE PRO」に買い替え。SL3には結果16年も乗ったことになります。いや~、アルミは持ちますね!フレームはまったく問題なかったです。
ただ、新しいフレームへのパーツ載せ替え中にバイクを倒してしまったとき、カーボンステーが割れてしまいまして、下取りができなかったのだけが残念です。
FENICE PROは2015年のモデルで、オークションでゲットしました。低下は17万円くらいするものが、コロナで市場の購買意欲が落ちてたのか、たった4万円で買えてしまいました。ほぼ新車!の状態で届き、ラッキーでしたね。
ただ、2020年にラインナップから消えたそうです…。
FENICE PROを組んでいる機材
こんなパーツで組んでいます。↓
- フレーム:スカンジウム合金を使ったアルミフレーム(重量は7kgを切ってます。フォーク込みで1kgちょい。キャノンデールも軽いけど、これも軽さはすごい)
- コンポ:カンパニョーロ レコード(2008年頃の10速)
- ホイール:フロントはボーラワン35/リアはボーラウルトラ50
- サドル:1999年のセライタリア フライトパンターニ

FENICE PROでどうやって7kgを切ったのか
足りないパーツをネットで買い漁りつつ、自分でバラ完しました。まずは以前使っていたパーツを移植して、その状態で7.1キログラム。あと100gをどうにかしたい!ということで、重めだったステム、シートポスト、ハンドルをカーボンに変えたら6.95キログラムを達成。わりとあっさり壁を破れましたね(笑)。
マルコ・パンターニの良さとは
ビアンキに乗って1年したとき、パンターニがビアンキでツール優勝したのが強烈に印象に残ってますね。フジテレビで深夜のダイジェストで、小柄な彼がアタックして勝つのが痛快でした。当時はヨーロッパ自転車情報なんてなかなか知る術がなかったんですが、たしかその前はウィリエールに乗ってたみたいです。
Marco Pantani、1970年1月13日 - 2004年2月14日 イタリア出身 プロ通算36勝を挙げたイタリアのヒーローであり、1998年にジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランスの2大ステージレースで個人総合優勝したクライマーとして有名な選手である。 スキンヘッドに顎ヒゲをたくわえた容貌や、レースに対する求道的とも言える姿勢から「海賊 (il Pirata)」「走る哲学者」といった愛称で呼ばれた。
マルコ・パンターニ信者で、チェレステカラーが大好きなので、きっと生涯ビアンキに乗り続けると思います。今のFENICE PROにも10年は乗るつもり。
ジャージ等のウェアもビアンキで統一しているし、ウェア以外の小物にもこだわりがあります。ヘルメットもシューズも合わせてます。まあ、シューズだけは今はSIDIに浮気してますが(笑)。


ジャージは問題なく使えているんですが、ビブショーツはヘタっていくので、丁寧に洗っています。もちろん、四季を問わず着ていますよ。
スカンジウムのロードバイクって乗ってみてどうですか
乗った感じではスカンジウムかどうかわからないです(笑)。 チェーンステーは極太で、シートステーは縦にしなやかに動くように扁平加工されています。疲労がたまらないBORAとの相性は最高で、登りも平地もじつに走りやすい。 不満はゼロですね!
カンパニョーロの良さってどのへんでしょう?
シンプルに見た目の好みの話なんですが、カンパは美しいです。その点、シマノはちとごついし、ブレーキレバーが左右に動くのが気持ち悪いと感じるタイプ。よって、シマノはほぼ使ったことがありません。カンパニョーロって、グレードごとにタッチが微妙に異なります。ケンタウル、コーラス、、、からレコードに替えたらタッチがバッチリ決まりました。

まあ、イタリア人がつくるので個人的には品質に不安がありますが、レコードはなんとなく組んでもちゃんと動くところが素晴らしいです。知人達からはミドルグレードのフレームに贅沢すぎると笑われています。
フロントがBORA ONE(35mm) で、リアがBORA ULTRA(50mm)なのはどうして?
半分はわざと(笑)……もう半分は、結果的にそうなってしまった…です。パーツはネットオークションとアマゾンで揃えていて、まずBORA ULTRA(50mm)のリアだけを先に入手しました。片方だけ出品されていることもあるんですよ。セットじゃないぶん、安くって、なんとたったの4万円。まさか落札できるとは…と驚きました。チューブラーホイールなんですが、状態もよかったです。
最初はフロントはシャマル(クリンチャー)、リアはBORA ULTRA(チューブラー)って組み合わせで乗っていて、リアの性能の素晴らしさに驚きました!乗り味がじつにマイルド!です。
ただ、シャマルは硬かった…体重があまりない(59kg)ので、疲労度合いが溜まってしまいまして、フロントもBORAにしたいと考えてネットオークションで探す日々に。
なんとなく、前後共に50mmにしたくなかったので、あえて35mmを探していたら、これまた見つかってしまいました。ということで、今は前後チューブラーです。
チューブラーにして不満はありますか?
パンクは未経験ですが、延長アダプターの根元が折れるという「バルブのトラブル」は何度かありました。家から10kmのとこだったのでタクシーで帰りましたね。油断してスペアを持っていなかったんです。スペアタイヤをサドルの下に付けるのが、なんかカッコ悪いって思ってて。で、トピークのチューブラー用バッグというモノを使い始めました。

チューブラータイヤを折りたたんで収納できるんです。もちろん工具類も入ります。
入れているのは、タイヤ/リムテープ/延長用バルブ/バルブコアツール×2/チェーンコネクター/携行ポンプの延長ホース/携行工具/ハサミです。物によっては鍵も中に入れられます。


ボトルケージ1個を潰すんですが、冬は1ボトルで問題なし。
夏場はこまめに自販機に寄ることで対処しています。
ロードバイクの情報源はどのへんから?(Web記事、雑誌、YouTube、TV、ラジオ、Podcast)
一番頼るのはインターネット。レース情報はシクロワイアード等のサイトで。雑誌は昔は買ってたけど、もう買わなくなりました。最新機材は使ってないので、それほど積極的に読む必要もないというか。
YouTubeは見ないです。たまにレースに出るとき、下見代わりに見ることがあるくらい。
Fさんのお好きなコースやお店
千葉県の手賀沼が好きです。それと、利根川を渡り、牛久沼、野田を抜けて帰る…コースも。水辺が美しいのが特徴。ただ、平地なのでトレーニングにはならないかも。ちなみに、千葉はわりとアップダウンあって、手賀沼のわきにも坂はあります。蕎麦、ラーメン、神社仏閣が好きなので、毎回コースを変えて神社があると立ち寄ったりします。手賀沼の北に「あけぼの山」というところがあって、「厄除け 布施弁天 東海寺」というお寺があります。標高50mくらいの古墳っぽいんですが、17%ほどのキツめの斜度を登ると「茶屋花華」という茶屋があります。ここが好きで、月に2回くらい行ってますよ。
茶屋花華
- 千葉県柏市布施1738(布施弁天境内)
- Tel:04-7134-6323
- 営業時間:10:00~16:00
- 定休日:毎週水曜日・第3火曜日(1日と祝日の際は翌日休み)

【募集】取材させていただけませんか?
「自分が取材相手になってもいいよー」「俺(私)のバイクを見てほしい!」って方はこちらからご連絡ください。会いに行ける距離なら参りますし、遠方でしたら電話取材(小一時間ほど)させていただきたく。※愛車のお写真もご提供いただけると幸いですm(_ _)m
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コメント
コメント一覧 (5)
cyclegadget
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cyclegadget
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ご指摘ありがとうございます。
m(_ _)m
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