英語のサイクリング用語を調べて日本語訳してみようという企画。
ラストは「SからZ」です。サイクリング用語を英語で知っていてもあまり日常生活で使うシーンはないと思うが、何かの際にお役に立てば(^o^)
元記事はこちら >> 「How to talk like a cyclist」
Sitting in(シッティングイン)
ロードレースにおいて、先頭集団や集団をうまく利用して体力を温存しながら走ること。「集団の中でシッティングインで走る=空気抵抗を受けずに楽に走れる」である。
Smashed(スマッシュド)
フィジカル的にも、メンタル的にも疲れきった状態、もしくは敵チームの選手を疲れ果てさせるために自分自身を追い込むこと。
Stomping(ストンピング)
好調なパフォーマンスを見せているロード選手のこと。速い、強い、勝てる選手を指す。
Surfing(サーフィング)
先頭集団内でうまく泳ぎまわり、的確なポジションを維持し続けること。ふらふらとしているようで、ちゃっかりお得なポジションをキープする行為。
Splinter or split peloton(スプリンター、スプリット・プロトン)
アタックを仕掛けて先頭集団を壊す選手、またはその行為。
Tempo(テンポ)
これは読んで字のごとく。やや速めのケイデンスでリズミカルにペダルを回すこと。
The washing machine(ウォッシングマシーン)
先頭集団で良いポジションをキープ用として、選手同士がグルグルと洗濯機の中の洋服のように入り乱れて回ること。
The wheel(ホイール)
選手のことを指す隠語。「いいホイールの後ろにつけさせてもらったから、スプリント直前まで体力を温存できたよ」といった具合いに使う。
Up the road(アップ・ザ・ロード)
先頭集団から抜けだして、、はるか前方をがんばって逃げる選手のこと。
Up up up(アップ・アップ・アップ)
先頭集団内で、チームメイトにアタックをするよう命令するときの言葉。たとえば、敵チームの選手がアタックを仕掛けたとき、それに追随するように命令するときに叫ぶ。ただし、横で叫ばれるとちょっとうざいらしい(笑)。
Using the convoy(ユージング・ザ・コンボイ)
先頭集団からちぎれて脱落してしまったとき、チームカーを風よけに使って先頭集団に戻ろうとする行為。クルマの後ろで休んだり、スピードアップする。なお、厳密にはマナー違反というか、度が過ぎると指導が入ってしまう。さりげなく、バレないようにクルマを利用するのもプロの技の一つ。
Wheel sucking(ホイール・サッキング)
高速で走っているとき、前の選手のホイールに張り付くようにドラフティングして空気抵抗を受けないようにする行為。「suck=吸い付く」
。
Watts(ワッツ)
ペダリングで生み出されるパワーを測定する単位。パワーメーターでもって計測する。
Zig Zagging(ジグザギング)
道をジグザグに蛇行する行為。先頭集団の先頭選手が後続を振り切るためにわざとジグザグに走り、空気抵抗の恩恵を与えないこと。急坂すぎてまっすぐに登れないときに、仕方なく蛇行して登るときのことも指す。
以上、英語のサイクリング用語をAからZまでご紹介しました。新しい用語を発見したら、随時追加していきますね。
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