英語のサイクリング用語を調べて、日本語訳してみようという企画。 今回は「D~H編」です。

元記事はこちら。 「How to talk like a cyclist」 

08-1

Drafting(ドラフティング)

前を走る選手の真後ろにぴったりと張り付き、空気抵抗を下げる行為。スリップ・ストリームとも言う。なるべくスペースを開けずに、真後ろにくっつけばくっつくほど、空気抵抗が軽くなる。 うまくドラフティングできれば、前を走る選手の60%の力で走ることができる。ただし、事故が起きやすいのでご注意を。

Echelon(エシュロン)

風を避けるために、長い線のように選手が連なって走るフォーメーションのこと。

Filling gaps(フィリング・ギャップス)

選手間の隙間を埋める行為。集団内で選手が場所を替えたり、ポジション争いをすることでバイクとバイクの間に隙間が生まれる。そのままにしておくと、空気抵抗が増してしまい、最悪集団からちぎれてしまう。

Getting dropped(ゲッティング・ドロップド)

集団についていけず、後退してしまい、一人になってしまうこと。集団から”落ちる”という意味。

Grupetto(グルペット)

山岳コースで、タイムアウトにならない程度にゆっくり走るために作る集団を指す。同じ意味で「笑う集団」とか「バスに乗る」というフレーズもある。


Granny gears(グラニーギアーズ)

最も低いギア比率のこと。激坂を登るときはこの状態で登る。

Hammer(ハマー)

グループから離れて走る選手のこと。レースの最初から集団をすっ飛ばして一人で先頭を走ってしまう選手。

Head bobbing(ヘッドボビング)

レース中に苦しんでいる選手のこと、もしくはその状態。頭(head)を上下に振り(bobbing)ながら、息も絶え絶えに走る様子からその呼び名がついた。ただし、頭を振ってもパワーに変換されないので意味は無い。

Half-wheeling(ハーフウィーリング)

前後の自転車でホイールがかぶること。後続にストレスを与えることになるし、落車の危険性がとても高い。ホイールは接触すれば、「軽い方(前輪)」が必ず吹っ飛ぶ。つまり、後方を走っている自転車が餌食になってしまう。 ハーフウィーリングに遭遇しそうになったら、すみやかに減速し、前の自転車と距離を開けよう。

Hubbard(ハバード?フバード?)

身体にフィットしていない、ぶかぶかのサイクリングジャージを着ている人、または状態。サイクリングの知識もスキルも乏しく、見た目的に違和感がある人のことを指す。

関連記事はこちら

英語のサイクリング用語まとめ(A~C)

45

まだ続きます!