Global Cycling Network でサイクリング動画を視聴したり、Total Women's Cycling で英語記事を読んでいると、「聞いたこともないフレーズが頻出する」ことに気づく。
 

サイクリング専門用語は知っておいて損はないので、「How to talk like a cyclist」という記事を参考にまとめてた。翻訳してご紹介しよう。


まずはAからC。まだまだあると思うので、発見し次第追加しますねー。

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Aero(エアロ)

エアロダイナミクスの略称。空気抵抗を減らすポジションや、それを実現させるパーツ類を表現するときによく使われるフレーズ。
 

Back on(バック・オン)

選手が先頭集団からちぎれてしまい、なんとか元に戻ろうとする行為を指す。
 

Being aggressive(ビーイング・アグレッシブ)

選手もしくはチームがレース中にコンスタントにアタックを掛けようとする行為。
 

Bonking(ボンキング)

サイクリング中、身体のエネルギーを使い果たし、気分が悪くなること。いわゆるハンガーノック。
 

Bibs(ビブス)

ビブショーツのこと。腰をゴムバンドで固定する一般的なパンツではなく、両肩にサスペンダーのようにひっかけることで腰回りの負担を軽減する。サイクリングにおいて、もっとも快適に走れるファッションスタイル。

※自分もビブショーツを履きたいが、恥ずかしくてデビュー出来ていない。
 

Blowing up(ブローイングアップ)

ボンキングに似た意味。ただし、こちらは「ものすごくがんばって走った後に陥る状態」のことを言う。アシストが仕事をしてヘロヘロになったときは、こちらのほうが適したフレーズだ。
 

Big dog(ビッグドッグ)

クランクセットの中で最も大きな経を持つ物を指す。

使用例: 「坂を登るのに、どうしてビッグドッグを使っているの?」


Breakaway or the break(ブレイクアウェイ、ブレイク)

先頭集団から抜け出す行為。いわゆるアタック。
 

Bridge or bridging(ブリッジ、ブリッジング)

先頭を走る選手と(後続の)自分の間にあるギャップを埋めようとする行為
 

Chasing(チェイシング)

選手(ら)が前にいる集団に追いつこうとする行為。ブレイクアウェイを仕掛けた選手に追走し、ブレイクアウェイを成立させない行為も含まれる。
 

Chammy(シャミー)

サイクルショーツのパッド部分のこと。シャミーオイルはパッド部分に塗るクリームのこと。(股ズレ防止)
 

Chewing the handlebars(チューイング・ザ・ハンドルバー)

むちゃくちゃ走っているのが辛い状況のときを指す。ハンドルを歯で噛むくらい、苦しくて目線が地面に落ちてしまうことが語源。

使用例: 「激坂がきつくって、チューイング・ザ・ハンドルバーで必死に登ったよ」
 

Chopping wheels(チョッピング・ホイール)

前を走る選手が急にハンドルを切り、鋭く進行方向を変える行為。後続が事故に巻き込まれやすく、危険である。集団走行中にコースを奪い合おうとするときに起きやすい。

使用例: 「あいつ、オレにチョッピング・ホイールしてきやがった」
 

Cooked(クックド)

重要な一戦や大きなイベントを終えて、疲労困憊になった状態を指す。

使用例: 「向かい風の中、100キロ走ってきたから完全にクックドだよ」
 

Creepin’(クリーピン)

必死に努力しているにもかかわらず、パフォーマンスが低いこと。二日酔い後のこと。


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続きます!