”サイクリングはなるべく荷物を少なく(軽く)する”のが快適に走るためのセオリー。軽い方がシンプルに楽だし、背中もごわごわしないし、涼しくて快適。だから近距離(100キロ未満)のライドとか、輪行を伴わない場合はバックポケットで事足りる。というか、事足りるようにしている。
/なぜか突然、護国寺です(文京区大塚五丁目にある真言宗豊山派の寺)\
まあ、輪行が伴う場合や、より長距離を走るとなるとやれ複数の補給食だ、(季節によっては)防寒具だ、ダウンヒル用のウィンドブレーカーが必要だとか、荷物がどうしても増えてしまい、バックポケットには収まりきらなくなる。
そうなったらリュックやメッセンジャーバッグ類を背負うことになるけど、荷物は背負わないほうが快適なのは間違いない。
荷物が多いとたしかに安心はできる。でも、帰宅してみて「あれ?これ使わなかったな…」ってなる機会が多ければ、荷物の種類と量を見直してもいいかもしれない。
ということで、「荷物をなるべくバックポケットだけ」に収め、溢れそうなときに使えるコツをいくつか紹介してみますね。
これ、初めて見る人は
「こんな小さいとこに荷物なんか入るのか?」
「仮に入ったとして、走っているうちにボロボロ落ちるんじゃなかろうか?」
って不安になると思うかもだがまったく問題なし。いまだかつて一度も荷物が落ちたことはない。前傾姿勢を取るとちょうどいい角度になって、落ちにくくなる。その辺はちゃんと考えて作られているのでご安心を。
/ペットボトルを入れても大丈夫\
で、自分がバックポケットだけで済ませる場合は、何をどのポジションに入れているかはこんなかんじ。
ちなみにスマホはステムに取り付けている。地図アプリを見るときに便利だったり、電話がかかってきたらすぐ反応できるし、時計がわりにもなるのがその理由。あと、背中に入れると汗でベタベタになるのがあまり気持ちよくない。
愛用しているのはTOPEAKのRIDE CASE。自転車よろしくスタンドも備わっていて、食事中にスマホをいい角度で立てておけるのがすごく気に入っている。あお、固定力も素晴らしくって、安心してスマホをステムに装着できる。このホルダーはむちゃくちゃお勧めできる。自分の仲間も全員もれなく絶賛している。
◇ 使いやすくて安心なスマホホルダー『TOPEAK RideCase for iPhone 5』をロードバイクとミニベロに導入しました
どんな工夫かというと、100円ショップで調達したミニポシェットに財布を入れてチャックを閉め、外側のポケットに家のカギを収める。二つを重ねてある程度の厚みを持たせるようにしている。
/家の鍵も小さなケースに入れる\
「それに何の意味が?」
と思うかもだが、ある程の大きさにすることでバックポケットに入れたときにぷっくりと膨らんで、フィット感が高まるわけ。薄い財布の単体だけだとスポンと抜けそうな気がしないでもないので、意図的にかさばらせているのだ。それと、財布を汗から守る意味合いもある。
/厚みがあるとフィットしやすい\
あと、カギは裸で持つのではなく、これまたやはりミニケースに入れる。このほうが保管&持ち運びしやすい。
カギは小さくて紛失しやすいので、なるべく「何かと一緒に持たせる」ようにという意図もある。
ウィンドブレーカーを持つときは、個人的には真ん中に入れるのが収まりが良い。その場合、カギは左側に持たせるようにする。
自分は100円ショップで買った周辺機器ケースにバッテリーとケーブルを入れ、小物は「アイウェアを買ったときに付属してきたけど使うこともなくてそのままになっていた巾着袋」を再利用している。
どうでもいいけど、アイウェア買って付いてくる袋、あまり使い道ないですよね…。ただ、いつか使えるシチュエーションはあるので捨てずに保管しておこう。
かといってそれだけのためにリュックを背負うほどでもない…って場合は、トップチューブバッグを導入することをお勧めしたい。ステムとトップチューブにベルクロでくくりつけるタイプの小型バッグで、容量はたいしたことはないが、じつはかなり有能。
バックポケットだけに収まらないとき、あるいはなんとか詰め込めなくもないがそうすると腰が重いなあ…ってとき、自分はトップチューブバッグに外付けバッテリーと補給食を詰めこむ。そうすれば背中にひとつスペースが生まれる。いわば、4ポケット持っている感覚になる。
ステムにスマホをつけていれば「充電しながら走る」こともできる。知らない土地でのサイクリングだとしょっちゅう地図を見なくちゃいけないし、サイコンがわりに使う人もいるのでわかると思うが、電池の消費がハンパないものだ。なので走りながら充電できるのは地味に嬉しいのだ。
食べ終わった補給食のパッケージや雨の包装紙って扱いに困るじゃないですか。ポイ捨てもできないし、バックポケットに入れるしかないけど、荷物とゴミが一緒になるのはあまり気持ちいいものではないので、トップチューブバッグをゴミ入れとしても使う。暑い季節だと何個も塩飴を食べるので、そういうときに助かっている。
デメリットは2つあって、ひとつは「ダンシング時には膝が接触しやすい」こと。フレームサイズ&形状、バッグのサイズ、足の長さなどによるので100%起きるわけではないが、ほぼ当たると思っておいて間違いないだろう。よって、ヒルクライム時にはちょっぴりストレスになる。(べつに走れなくはないです)
もうひとつは、「単純にシルエットがちょっとイケてない」こと。せっかくのカッコいいフレームも、トップチューブバッグがあると野暮ったく見えてしまう。まあ、見た目の話なので個人差はあるだろうが。
自分はバイク本体にはなるべく余計なものが付いていないほうがかっこいいと感じる派。なので、ふだんは外していて、多めに荷物を持ちたいときだけ装着している。
ロードバイク(BOMA)はシートチューブに、ミニベロ(タイレル)はダウンチューブに取り付けている。1台に1個にしておくことで、移動し忘れを予防している。
/シートチューブ(反対側)につけてます\
/CSI用のミニポンプはここに\
ただ、EEZZ D3にはミニポンプを装着するスペースがない。折り畳み機構が独特すぎて、余計なパーツをあとから盛り込めない事情があるので、仕方なくタイレル(CSI)から取り外して携行している。
走り出してしばらくしてから「あ!タイレルからポンプ外して持ってくるの忘れた。予備チューブとタイヤレバーはサドルバッグにあるけど、意味ない…」ってなったことが何度もある。パンクしたことはないのでことなきを得ているが、何かあったらまずい。(何とかしたいが抜本的対策が見つかっていない…)
とまあ、こんな感じで「なるべくリュックとメッセンジャーバッグを背負わずに済ませられないか?」という思考で走っております。
で、その考えがこうじて、夏からバイクパッキングを始めてみました。最近流行りの「大容量サドルバッグ」ってやつですね。 「世界にひとつだけのミニベロ」管理人、津田圭さんがミニベロで使っているのを見て、いいなあと思ったのがその理由。
「収納力は高いんだろうけど、利便性はどうなのかなあ?持て余さないのかかあ?」って思っていたのが、実際に使っているシーンを見て「これはアリ」と判断した。
使ってみてどうだったか?インプレッションは?等は下記にまとめたのでぜひご一読いただければと。(^^)
◇ 大容量サドルバッグをロードバイクに導入!「TOPEAKのBackloader 6L)」を買ってバイクパッキングを始めるまでの心の移り変わりとか背景など
◇ TOPEAKのBackloader(バックローダー) 6L でバイクパッキング!ロードバイク&ミニベロの両方で試してみたのでインプレッションします
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/なぜか突然、護国寺です(文京区大塚五丁目にある真言宗豊山派の寺)\
まあ、輪行が伴う場合や、より長距離を走るとなるとやれ複数の補給食だ、(季節によっては)防寒具だ、ダウンヒル用のウィンドブレーカーが必要だとか、荷物がどうしても増えてしまい、バックポケットには収まりきらなくなる。
そうなったらリュックやメッセンジャーバッグ類を背負うことになるけど、荷物は背負わないほうが快適なのは間違いない。
荷物が多いとたしかに安心はできる。でも、帰宅してみて「あれ?これ使わなかったな…」ってなる機会が多ければ、荷物の種類と量を見直してもいいかもしれない。
ということで、「荷物をなるべくバックポケットだけ」に収め、溢れそうなときに使えるコツをいくつか紹介してみますね。
目次
- 自分のバックポケットの使い方
- 財布と家のカギ(貴重品)の携行はちょっと気を使っている
- 真ん中は重めのモノを入れるとバランスがいい
- 外付けバッテリーや小物は巾着袋などのケースに入れると便利
- もうちょっとスペースが欲しい…でもリュックを背負うほどじゃないって場合
- トップチューブバッグはロングライドで活躍する
- ミニポンプはどうしている?→フレームに装着してます
自分のバックポケットの使い方
ほぼ100パーセントのサイクルジャージは背中に3つのポケットがある。腰の部分が三分割されているはずだ。これ、初めて見る人は
「こんな小さいとこに荷物なんか入るのか?」
「仮に入ったとして、走っているうちにボロボロ落ちるんじゃなかろうか?」
って不安になると思うかもだがまったく問題なし。いまだかつて一度も荷物が落ちたことはない。前傾姿勢を取るとちょうどいい角度になって、落ちにくくなる。その辺はちゃんと考えて作られているのでご安心を。
/ペットボトルを入れても大丈夫\
で、自分がバックポケットだけで済ませる場合は、何をどのポジションに入れているかはこんなかんじ。
- 右:財布と家のカギ
- 真ん中:OTTOLOCK(自転車用のカギ)&補給食
- 左:外付けバッテリー&小物(目薬とか塩アメとか)
ちなみにスマホはステムに取り付けている。地図アプリを見るときに便利だったり、電話がかかってきたらすぐ反応できるし、時計がわりにもなるのがその理由。あと、背中に入れると汗でベタベタになるのがあまり気持ちよくない。
愛用しているのはTOPEAKのRIDE CASE。自転車よろしくスタンドも備わっていて、食事中にスマホをいい角度で立てておけるのがすごく気に入っている。あお、固定力も素晴らしくって、安心してスマホをステムに装着できる。このホルダーはむちゃくちゃお勧めできる。自分の仲間も全員もれなく絶賛している。
◇ 使いやすくて安心なスマホホルダー『TOPEAK RideCase for iPhone 5』をロードバイクとミニベロに導入しました
財布と家のカギ(貴重品)の携行はちょっと気を使っている
荷物が落ちたことはないと書いたが、それでもやはり落下しにくくする配慮はしていて、とくに貴重品である「財布」と「家のカギ」はちょっとだけ持ち方に工夫をしている。どんな工夫かというと、100円ショップで調達したミニポシェットに財布を入れてチャックを閉め、外側のポケットに家のカギを収める。二つを重ねてある程度の厚みを持たせるようにしている。
/家の鍵も小さなケースに入れる\
「それに何の意味が?」
と思うかもだが、ある程の大きさにすることでバックポケットに入れたときにぷっくりと膨らんで、フィット感が高まるわけ。薄い財布の単体だけだとスポンと抜けそうな気がしないでもないので、意図的にかさばらせているのだ。それと、財布を汗から守る意味合いもある。
/厚みがあるとフィットしやすい\
あと、カギは裸で持つのではなく、これまたやはりミニケースに入れる。このほうが保管&持ち運びしやすい。
カギは小さくて紛失しやすいので、なるべく「何かと一緒に持たせる」ようにという意図もある。
真ん中は重めのモノを入れるとバランスがいい
右か左がダラーンと垂れ下がるのはあまりかっこいいものでもないので、重量があるカギを真ん中にいれている。カギだけだとポケットに余裕があるので、補給食(カロリーメイトとかゼリーなど)も突っ込む。ウィンドブレーカーを持つときは、個人的には真ん中に入れるのが収まりが良い。その場合、カギは左側に持たせるようにする。
外付けバッテリーや小物は巾着袋などのケースに入れると便利
電子製品であるバッテリーや目薬、塩飴などは袋を利用しよう。防水という意味で優秀なのはジップロック。使っているサイクリストは多いはず。(開け閉めで多少手間取るが)自分は100円ショップで買った周辺機器ケースにバッテリーとケーブルを入れ、小物は「アイウェアを買ったときに付属してきたけど使うこともなくてそのままになっていた巾着袋」を再利用している。
どうでもいいけど、アイウェア買って付いてくる袋、あまり使い道ないですよね…。ただ、いつか使えるシチュエーションはあるので捨てずに保管しておこう。
もうちょっとスペースが欲しい…でもリュックを背負うほどじゃないって場合
ポケット3つじゃなくて、4つポケットがあったらジャストなのに…って思うことはきっとあるだろう。「あとウィンドブレーカーだけ持てれば完璧なのに、そのスペースがない…」みたいな。かといってそれだけのためにリュックを背負うほどでもない…って場合は、トップチューブバッグを導入することをお勧めしたい。ステムとトップチューブにベルクロでくくりつけるタイプの小型バッグで、容量はたいしたことはないが、じつはかなり有能。
バックポケットだけに収まらないとき、あるいはなんとか詰め込めなくもないがそうすると腰が重いなあ…ってとき、自分はトップチューブバッグに外付けバッテリーと補給食を詰めこむ。そうすれば背中にひとつスペースが生まれる。いわば、4ポケット持っている感覚になる。
トップチューブバッグはロングライドで活躍する
トップチューブに荷物があってもさほど重さは感じないし、走っている間も邪魔にはならない。ステムにスマホをつけていれば「充電しながら走る」こともできる。知らない土地でのサイクリングだとしょっちゅう地図を見なくちゃいけないし、サイコンがわりに使う人もいるのでわかると思うが、電池の消費がハンパないものだ。なので走りながら充電できるのは地味に嬉しいのだ。
食べ終わった補給食のパッケージや雨の包装紙って扱いに困るじゃないですか。ポイ捨てもできないし、バックポケットに入れるしかないけど、荷物とゴミが一緒になるのはあまり気持ちいいものではないので、トップチューブバッグをゴミ入れとしても使う。暑い季節だと何個も塩飴を食べるので、そういうときに助かっている。
デメリットは2つあって、ひとつは「ダンシング時には膝が接触しやすい」こと。フレームサイズ&形状、バッグのサイズ、足の長さなどによるので100%起きるわけではないが、ほぼ当たると思っておいて間違いないだろう。よって、ヒルクライム時にはちょっぴりストレスになる。(べつに走れなくはないです)
もうひとつは、「単純にシルエットがちょっとイケてない」こと。せっかくのカッコいいフレームも、トップチューブバッグがあると野暮ったく見えてしまう。まあ、見た目の話なので個人差はあるだろうが。
自分はバイク本体にはなるべく余計なものが付いていないほうがかっこいいと感じる派。なので、ふだんは外していて、多めに荷物を持ちたいときだけ装着している。
ミニポンプはどうしている?→フレームに装着してます
好き嫌いの問題だと思うが、自分はミニポンプをいちいち荷物のひとつとしてカウントしたくない。目的地や走行距離に関係なく、ぜったいに必要なモノなら、最初からバイクに装着しておこうって考えた。(それに、ミニポンプはバックポケットから抜け落ちそうな気がしてなんとなく不安)ロードバイク(BOMA)はシートチューブに、ミニベロ(タイレル)はダウンチューブに取り付けている。1台に1個にしておくことで、移動し忘れを予防している。
/シートチューブ(反対側)につけてます\
/CSI用のミニポンプはここに\
ただ、EEZZ D3にはミニポンプを装着するスペースがない。折り畳み機構が独特すぎて、余計なパーツをあとから盛り込めない事情があるので、仕方なくタイレル(CSI)から取り外して携行している。
走り出してしばらくしてから「あ!タイレルからポンプ外して持ってくるの忘れた。予備チューブとタイヤレバーはサドルバッグにあるけど、意味ない…」ってなったことが何度もある。パンクしたことはないのでことなきを得ているが、何かあったらまずい。(何とかしたいが抜本的対策が見つかっていない…)
とまあ、こんな感じで「なるべくリュックとメッセンジャーバッグを背負わずに済ませられないか?」という思考で走っております。
で、その考えがこうじて、夏からバイクパッキングを始めてみました。最近流行りの「大容量サドルバッグ」ってやつですね。 「世界にひとつだけのミニベロ」管理人、津田圭さんがミニベロで使っているのを見て、いいなあと思ったのがその理由。
「収納力は高いんだろうけど、利便性はどうなのかなあ?持て余さないのかかあ?」って思っていたのが、実際に使っているシーンを見て「これはアリ」と判断した。
使ってみてどうだったか?インプレッションは?等は下記にまとめたのでぜひご一読いただければと。(^^)
◇ 大容量サドルバッグをロードバイクに導入!「TOPEAKのBackloader 6L)」を買ってバイクパッキングを始めるまでの心の移り変わりとか背景など
◇ TOPEAKのBackloader(バックローダー) 6L でバイクパッキング!ロードバイク&ミニベロの両方で試してみたのでインプレッションします
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コメント
コメント一覧 (6)
トピークのニンジャP携帯ポンプってやつ。amazon売ってますね。
これならスペース大丈夫なのでは?
まぁ、ドリルで穴開けてDi2の内装とかされてれば電池干渉しますけど。
そういえば、電動おめでとうございます。まさか、記事翌日にハクセンで見るとは…行動力ヤバイですねぇ。
cyclegadget
がしました
CO2ボンベ常用者からすると、携帯ポンプの必要性に疑問です。何百回もスコスコ汗かきながらエア入れる作業が考えられないのですが…。そうそうパンクしないでしょ?
cyclegadget
がしました
シートステーにポンプ…それは初耳でした。たしかにいけなくもなさそうですね。
あ、電動にいたしました(笑)。こういう行動力は褒められるものなのでしょうか…きっとそうだと自分を信じ込ませます(汗)
Kashmir さん
ええ、そうそうパンクしませんね(^o^)
ただ、Co2って冬でも大丈夫なのかしら?とかいざというときダメだった。。。ってならないかだけが心配ではあります。1本、試しに使ってみよう(予備として)かなと思っています。確かめたいので!
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました
気温関係ないんですね…よし!1本持っときます!情報ありがとうございます。
\(^o^)/
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました