サイクリングって、自転車本体以外にもちょこちょこと小物がいっぱい付随するスポーツでして、それはイコール「忘れ物をしやすいリスクがある」ということでもある。
自走で行く場合もそうだし、車載輪行ならなおさら。車に積んであると思いこんで出発し、高速道路に乗って数分後に「なんか重要なモノを忘れているような…なんだっけ……(沈黙…)あーーーー!!!!」とリアルで叫ぶ…そんな経験をしたことがないサイクリストはいないはず。
どんなアイテムが忘れやすいのか、どうすれば予防できるのか、そのためのコツやノウハウはあるのか。我流で導いた方法をご紹介します(*^^*)。
中身の入れ忘れだけであれば救いがあるけど、ボトルそのものがないとどうしようもない。市販のペットボトルはロードバイク用のケージには小さすぎてグラグラして装着できない。よって最悪、バックポケットにペットボトルを突っ込んでその日を過ごす羽目になる。
自分ではなくオクサマなのだが、彼女はほぼ毎回確実にボトルを持ってくるのを忘れる。あまりにも律儀に忘れてくるので、「もはや自分がボトル係となるしかない」と水を入れてバイクにセットするようにした。
オクサマは日常生活(ジョギングとか屋内のエクササイズ)の際にもボトルを水筒代わりに愛用している。それはべつに構わないけど、そのせいでボトルは常に戸棚に入った状態。これが曲者で、サイクリングに出かけるときはオクサマはボトルのことを完全に失念している。
彼女は寒い季節の水分補給の重要性を舐めているところがあって、「冬は飲まなくても、なんとかなるっしょ」と悪びれない。アホである。発汗は滴る汗だけではなく、目に見えないレベルで常におこなわれている。飲む量は夏ほどではないが、こまめな給水はオールシーズン不可欠なのだ。
これ、最強にして確実。なるべくならボトルは二本買っておき、少なくとも一本は常時バイクとともにしておく。
※自分は三本ローラーで走った直後にもボトルを速攻で洗ってケージに戻す。そうすることでボトル忘れを予防している。
まあ、中には「荷物はなるべく持ちたくない」というポリシーのもと、鍵すら持たずにひたすら走り続けるストイックな方もいらっしゃる。が、やはりそれはかなりのレアケースというか、覚悟が必要かなと。
ヘルメットやアイウェア等の忘れようがないアイテムの横に置いておくことで、強制的に目に付くような仕組みを作る。そうすれば、いやでも忘れない。
自分はなるべくひとまとめにしておくようにしてて、玄関に「ヘルメット、アイウェア、サイクルキャップ、グローブを吊るしてある。そこにワイヤーロックも並べている。
※道具はホームセンターと百均で揃えた
「あっちのバイクに装着したままだった…」となることはままある。陽の短い冬場はライト無しでの遠出は危険。夏場であってもトンネル通過させられることがあるので、常に持っておきたいアイテムである。
バイクが一台しかない場合は付けっ放しにしておけばオーケーだが、問題は1組のライト(前後)を複数バイクで流用するケース。(自分がそう)
ちなみに自分はフロントライト(オウルアイ)とリアフラッシャー( KnogのBlinder Mini )を愛用してて、常にそれを使いたい。そこで、フロントライトの台座を2個用意して各バイクに装着させてある。で、 ライドから帰宅するやいなやライトを充電するのを習慣にしている。でないと、忘れてしまう自信があるから。
シューズがないとビンディングペダルはほぼ回せない。スニーカーのまま走るのは無理がありすぎだし危険だ。よって、泣く泣く自宅に引き返すハメになる。
ホイールを外し、フレームをリアシートに積み、ホイールはトランクに入れ、ゴム紐で固定して一安心…となるのよね。大きなブツを積むことに意識が向かいすぎて、小物を忘れるパターンなのだと思う。
同じ理屈で「シューズは持ったが、冬用シューズカバーを忘れる」パターンもあるので油断できない。 そこで、玄関先にこんなふうに置いている。
/強制的に視界に入れるハック(笑)\
なんならついでにヘルメット、アイウェア、サイクルキャップ、グローブ等の小物一式も同様に積んでおいてもOK。シューズは玄関に置いておくだけではダメ。他の靴に溶け込んでしまって、見落としやすい(気がする)。
当日着るウェアもしかり。ソックス、インナー、ウインドブレーカーなど、起床したらすぐ着れるようにまとめておくのもナイスアイデア。
/折りたたみ自転車なら、ホイール忘れの心配無用\
黒いタイヤとホイールは早朝の暗闇に溶け込みやすく、近くにあるのに存在が消えてしまうのかもしれない。フレームや小物アイテムに気を取られたり、「ETCカード、ちゃんと挿しておかなくちゃ」と別のことに意識が向いたりしているうちに、車の横にちょっとのつもりで置いたホイールの存在を失念する可能性はゼロではない。
自分も「ホイールを忘れるなんて凡ミス、さすがにしないだろ…」とわかってはいるが、万が一を考えてフレームを積んだら間髪入れずにホイールをトランクに積む…という流れをルーティン化している。
最後にもうひとつ。高速道路のサービスエリア等でコーヒーを買ってクルマに乗り込む際、ぜっっっったいに屋根に置かないこと!手が塞がっていようがカップが熱かろうがなんだろうが、コーヒーカップはいの一番に車内のカップホルダーに突っ込みましょう。理由は言わなくてもわかりますね…。
走り出してコーヒーの不在に気づき、「あっ」とブレーキを踏むと同時にフロントガラスに黒い液体を撒き散らしながらゴロゴロと落ちていくカップを見つめるのはとても悲しいものです・・・。(人生で2回ほどやった経験あり)
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自走で行く場合もそうだし、車載輪行ならなおさら。車に積んであると思いこんで出発し、高速道路に乗って数分後に「なんか重要なモノを忘れているような…なんだっけ……(沈黙…)あーーーー!!!!」とリアルで叫ぶ…そんな経験をしたことがないサイクリストはいないはず。
どんなアイテムが忘れやすいのか、どうすれば予防できるのか、そのためのコツやノウハウはあるのか。我流で導いた方法をご紹介します(*^^*)。
忘れやすいアイテムその1:「ボトル」
たまにボトル忘れってやってしまいません?急いでいるときとか、集合時間が迫ってて、早く家を出発しなくては…って焦りがあるときやらかしやすい。中身の入れ忘れだけであれば救いがあるけど、ボトルそのものがないとどうしようもない。市販のペットボトルはロードバイク用のケージには小さすぎてグラグラして装着できない。よって最悪、バックポケットにペットボトルを突っ込んでその日を過ごす羽目になる。
自分ではなくオクサマなのだが、彼女はほぼ毎回確実にボトルを持ってくるのを忘れる。あまりにも律儀に忘れてくるので、「もはや自分がボトル係となるしかない」と水を入れてバイクにセットするようにした。
オクサマは日常生活(ジョギングとか屋内のエクササイズ)の際にもボトルを水筒代わりに愛用している。それはべつに構わないけど、そのせいでボトルは常に戸棚に入った状態。これが曲者で、サイクリングに出かけるときはオクサマはボトルのことを完全に失念している。
彼女は寒い季節の水分補給の重要性を舐めているところがあって、「冬は飲まなくても、なんとかなるっしょ」と悪びれない。アホである。発汗は滴る汗だけではなく、目に見えないレベルで常におこなわれている。飲む量は夏ほどではないが、こまめな給水はオールシーズン不可欠なのだ。
忘れ防止策
『バイクのケージに空のボトルを挿しっぱなしにしておく』これ、最強にして確実。なるべくならボトルは二本買っておき、少なくとも一本は常時バイクとともにしておく。
※自分は三本ローラーで走った直後にもボトルを速攻で洗ってケージに戻す。そうすることでボトル忘れを予防している。
忘れやすいアイテムその2:「ワイヤーロック」
ワイヤーロックも意識から飛びやすいアイテム。出発時は必要ないので、つい携行し忘れしてしまう。グループライドだと仲間に頼ることができるが、ソロライドではコンビニ休憩もままならない。短時間とはいえ、バイクを無施錠で放置させたくないもんね。まあ、中には「荷物はなるべく持ちたくない」というポリシーのもと、鍵すら持たずにひたすら走り続けるストイックな方もいらっしゃる。が、やはりそれはかなりのレアケースというか、覚悟が必要かなと。
忘れ防止策
『絶対に忘れないアイテムの隣に保管しておく』ヘルメットやアイウェア等の忘れようがないアイテムの横に置いておくことで、強制的に目に付くような仕組みを作る。そうすれば、いやでも忘れない。
自分はなるべくひとまとめにしておくようにしてて、玄関に「ヘルメット、アイウェア、サイクルキャップ、グローブを吊るしてある。そこにワイヤーロックも並べている。
※道具はホームセンターと百均で揃えた
忘れやすいアイテムその3:「ライト」
これも忘れやすい小物だ。走っている間はリアフラッシャーは(シートポストやシートステー等に装着するモノなので)視界に入らないし、フロントライトはハンドルに付け忘れていても不在であることに気がつきにくい。「あっちのバイクに装着したままだった…」となることはままある。陽の短い冬場はライト無しでの遠出は危険。夏場であってもトンネル通過させられることがあるので、常に持っておきたいアイテムである。
バイクが一台しかない場合は付けっ放しにしておけばオーケーだが、問題は1組のライト(前後)を複数バイクで流用するケース。(自分がそう)
ちなみに自分はフロントライト(オウルアイ)とリアフラッシャー( KnogのBlinder Mini )を愛用してて、常にそれを使いたい。そこで、フロントライトの台座を2個用意して各バイクに装着させてある。で、 ライドから帰宅するやいなやライトを充電するのを習慣にしている。でないと、忘れてしまう自信があるから。
忘れ防止策
- 前日の晩に付け替えておく
- それをする自信がなければ、あえてバイクに装着しっぱなしにせず、当日着るウェアの上に乗せておくとか、他の小物類といっしょに保管しておく
- バイクの数だけライトを用意する(なんとなくもったいない気がするので、自分はやらないが)
忘れやすいアイテムその4「ビンディングシューズ」
「シューズなんて忘れようがないだろ!」という声が聞こえてきそうだが、数回やらかしたことがある。もちろん、車載輪行でだ。シューズがないとビンディングペダルはほぼ回せない。スニーカーのまま走るのは無理がありすぎだし危険だ。よって、泣く泣く自宅に引き返すハメになる。
ホイールを外し、フレームをリアシートに積み、ホイールはトランクに入れ、ゴム紐で固定して一安心…となるのよね。大きなブツを積むことに意識が向かいすぎて、小物を忘れるパターンなのだと思う。
同じ理屈で「シューズは持ったが、冬用シューズカバーを忘れる」パターンもあるので油断できない。 そこで、玄関先にこんなふうに置いている。
/強制的に視界に入れるハック(笑)\
忘れ防止策
『前日の晩にシューズとシューズカバーを車に積んでおく』なんならついでにヘルメット、アイウェア、サイクルキャップ、グローブ等の小物一式も同様に積んでおいてもOK。シューズは玄関に置いておくだけではダメ。他の靴に溶け込んでしまって、見落としやすい(気がする)。
まとめ
車載輪行って遠出のパターンが多く、必然的に朝早くの出発となる。慌ただしい朝はつい忘れ物をしやすいので、多少なりとも前日の晩に済ませておこう。そのぶん、当日の朝は余裕が生まれ、ミスなく行動できる。当日着るウェアもしかり。ソックス、インナー、ウインドブレーカーなど、起床したらすぐ着れるようにまとめておくのもナイスアイデア。
- バイクに装着できるものは付けっ放しにしておく
- 小物は分散保管でなはなく集中保管させ、視界に入る工夫を
- (車載輪行なら)前日の晩に小物はトランクに積んでおく
オマケ: まさかのホイール忘れ
最後に「ホイール忘れ」にも触れておこう。ギャグみたいな話だが、フレームだけ積んでホイールを家の駐車場に置いたまま出発…という伝説的な失敗談は人づてに聞いたことがある。そんなバカなという気がするが、よく考えればなくはない。/折りたたみ自転車なら、ホイール忘れの心配無用\
黒いタイヤとホイールは早朝の暗闇に溶け込みやすく、近くにあるのに存在が消えてしまうのかもしれない。フレームや小物アイテムに気を取られたり、「ETCカード、ちゃんと挿しておかなくちゃ」と別のことに意識が向いたりしているうちに、車の横にちょっとのつもりで置いたホイールの存在を失念する可能性はゼロではない。
自分も「ホイールを忘れるなんて凡ミス、さすがにしないだろ…」とわかってはいるが、万が一を考えてフレームを積んだら間髪入れずにホイールをトランクに積む…という流れをルーティン化している。
最後にもうひとつ。高速道路のサービスエリア等でコーヒーを買ってクルマに乗り込む際、ぜっっっったいに屋根に置かないこと!手が塞がっていようがカップが熱かろうがなんだろうが、コーヒーカップはいの一番に車内のカップホルダーに突っ込みましょう。理由は言わなくてもわかりますね…。
走り出してコーヒーの不在に気づき、「あっ」とブレーキを踏むと同時にフロントガラスに黒い液体を撒き散らしながらゴロゴロと落ちていくカップを見つめるのはとても悲しいものです・・・。(人生で2回ほどやった経験あり)
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