自転車に乗っていれば知らず知らずのうちに廃チューブが溜まる。パンク修理のときに交換するし、タイヤ交換の際にいっしょに替えてしまう人も多いと思う。ふつうならゴミ箱行きだがちょっと待ってほしい。リサイクルできるシーンは意外に多いのだ。
ということで、GCNで紹介されていた7つの方法+自分の活用法等、合わせて14個お伝えしたい。
7 Ways To Use Your Old Bicycle Inner Tubes

インナーチューブをハンドルの外径の長さに切り取り、挟めば一丁上がりである。ゴムなので滑り止めにもなってちょうどよい。廃チューブ1本あれば一生シムの材料で困ることはないのではなかろうか。

同じ要領でメッセンジャーバッグのストラップばたつき防止にも使えないかな…と思ったが、ストラップの太さとチューブの太さがマッチしないとスカスカして役に立たない。手持ちは23cしかないが、今度やってみよう。

※チェーンが太いとMTBのチューブが必要になる(今はチューブレス主流な気がしますが…)
海外だとたすき掛けにして街乗りする人がいるけど、日本だとあまり見かけることはない。見た目がゴツくて重いからだと思う。

※巻いたらビニールテープで固定
ダウンチューブに貼るのもあり。これをすれば、前輪が巻き上げる砂や小石が当たっても傷がつかない。見た目的には微妙かもしれないが、傷だらけになるよりはいいはずだ。
オンロードしか走らないロードバイクであれば、これをする必要はとくにない。
ただし、天井に負荷がかかるのでそれなりの強度が必要ではある。

※間を通して…

※ぶら下げる
屋内よりはガレージでの施工が適切だろう。広くてスペースが余っているガレージオーナーさんなら検討の価値アリかと。

※こんなかんじで穴が空いていることが
ちなみに自分は1足のシューズでオールシーズン使う派。冬用シューズカバーを履いたり脱いだりして温度調節している。

…とここまでがGlobal Cycling Networkで紹介されていた7つの方法。
個人的には「8.車載輪行するときにバイクを固定させる」をオススメしたい。

自分はロードのフレームは後部座席に、ミニベロはトランクに置くんだけど、グラグラさせないために廃チューブを使う。20インチ用と700c用の2本をトランクに常備させてあり、ちょうどいい長さの方をフレームとヘッドレストに引っ掛けるだけ。以前は100均のゴムバンドを使っていたが廃チューブのほうが固定力が高く、いい感じに伸びて扱いやすいことがわかってからはずっとこれ。

※リアエンドに引っ掛けてます
チューブ1本でロードもミニベロもばっちり固定できる。パンダのようなコンパクトカーには700cより20インチのミニベロ用のほうがピッタリかなと。
さらに、上記動画のコメント内で見かけたGlobal Cycling Network視聴者からのアイデアを一覧にしておく。
ということで、廃チューブの有効活用アイデアになれば幸いです。
ツイッターはこちら
★You Tubeチャンネルもやってます
ということで、GCNで紹介されていた7つの方法+自分の活用法等、合わせて14個お伝えしたい。
7 Ways To Use Your Old Bicycle Inner Tubes
目次
- 1.シムとして使う
- 2.ヘルメットストラップの固定
- 3.チェーンロックを包む
- 4.チェーンステーの保護
- 5.自転車を吊り下げる
- 6.シューズ底のベンチレーション穴を塞ぐ
- 7.エクササイズチューブにする
1.シムとして使う
ハンドルにサイコンやライトを取り付けるとき、間に挟む衝撃吸収剤が同梱されてくることが多い。が、経年劣化してボロボロになるし、脱着しているうちに紛失してしまうこともあったり。
インナーチューブをハンドルの外径の長さに切り取り、挟めば一丁上がりである。ゴムなので滑り止めにもなってちょうどよい。廃チューブ1本あれば一生シムの材料で困ることはないのではなかろうか。
2.ヘルメットストラップの固定
ヘルメットのストラップって、顔が大きい人でも装着できるようにストラップが長めになっている。それは結構なことなのだが、小顔の人だと余ってしまってバタバタしてうざったい。そこでチューブを1センチ幅くらいに切って輪っか状にし、ストラップにかぶせてしまおう。
同じ要領でメッセンジャーバッグのストラップばたつき防止にも使えないかな…と思ったが、ストラップの太さとチューブの太さがマッチしないとスカスカして役に立たない。手持ちは23cしかないが、今度やってみよう。
3.チェーンロックを包む
昨今のチェーンロックなら、なにかしらのカバーで包まれているはずなので必要になる状況は想像しにくいが、剥き出しのチェーンロックを持っていれば使えるワザである。ただ、そもそもチェーンロックって日本ではポピュラーではない気がするが。
※チェーンが太いとMTBのチューブが必要になる(今はチューブレス主流な気がしますが…)
海外だとたすき掛けにして街乗りする人がいるけど、日本だとあまり見かけることはない。見た目がゴツくて重いからだと思う。
4.チェーンステーの保護
シクロコースやグラベルを走るとチェーンが暴れてチェーンステーに接触して傷がつく。そこで、チューブを切り開いてチェーンステーにグルグル巻きにしてビニールテープで固定する。
※巻いたらビニールテープで固定
ダウンチューブに貼るのもあり。これをすれば、前輪が巻き上げる砂や小石が当たっても傷がつかない。見た目的には微妙かもしれないが、傷だらけになるよりはいいはずだ。
オンロードしか走らないロードバイクであれば、これをする必要はとくにない。
5.自転車を吊り下げる
天井から吊り下げる方法。輪っかを作ってサドルを引っ掛けるだけ。長さが足りなければ2、3個の廃チューブを繋げばOK。チューブって相当頑丈なのでロードバイクの重さなら切れない。落下の心配もまずないので、何気に安心な方法ではなかろうか。ただし、天井に負荷がかかるのでそれなりの強度が必要ではある。

※間を通して…

※ぶら下げる
屋内よりはガレージでの施工が適切だろう。広くてスペースが余っているガレージオーナーさんなら検討の価値アリかと。
6.シューズ底のベンチレーション穴を塞ぐ
サイクリング用シューズは通気性を良くするために靴底に穴が空いていることがある。夏場は良いが冬は寒い。そこで、インソールの形状に切り取って靴底に配置する。そこそこ幅が必要なのでMTBのチューブを使う。全面的に置く必要はなく、穴がある部分をカバーできればOKだ。まあ、冬用シューズカバーを持っていれば即解決するけど…。
※こんなかんじで穴が空いていることが
ちなみに自分は1足のシューズでオールシーズン使う派。冬用シューズカバーを履いたり脱いだりして温度調節している。
7.エクササイズチューブにする
ちょっとした筋トレに使うアイデア。廃チューブは輪っかなのでテーブルの脚とかに引っ掛けやすい。市販のエクササイズバンドは意外に高く、しかも使っているうちに切れる。我が家には5本セットのがあったが、3本切れて現役は2本のみ。廃チューブならどんな馬鹿力で引っ張っても切れないので、安心して使えそうだ。
…とここまでがGlobal Cycling Networkで紹介されていた7つの方法。
個人的には「8.車載輪行するときにバイクを固定させる」をオススメしたい。

自分はロードのフレームは後部座席に、ミニベロはトランクに置くんだけど、グラグラさせないために廃チューブを使う。20インチ用と700c用の2本をトランクに常備させてあり、ちょうどいい長さの方をフレームとヘッドレストに引っ掛けるだけ。以前は100均のゴムバンドを使っていたが廃チューブのほうが固定力が高く、いい感じに伸びて扱いやすいことがわかってからはずっとこれ。

※リアエンドに引っ掛けてます
チューブ1本でロードもミニベロもばっちり固定できる。パンダのようなコンパクトカーには700cより20インチのミニベロ用のほうがピッタリかなと。
さらに、上記動画のコメント内で見かけたGlobal Cycling Network視聴者からのアイデアを一覧にしておく。
9.バーテープの下に巻いてショックアブソーバにする※バーテープを二重に巻くよりも安上がりで、かなりポピュラーなリサイクル法
10.CO2インフレーターを包む※ツールケースの中で暴れてもカチカチ音がしないし、冷たくなるのから指先を守る
11.家庭菜園で木とか枝を保持する※硬さが丁度いいそうな
12.タイヤブートとして使う※チューブの切れ端を使う…なるほど、その手があったか(何気に目からウロコじゃないですか?)
13.フロアポンプのハンドルにつける※見た目がややアレだが、滑り止めになるそうな
14.(リアのみを固定する)ディスプレイスタンドにかけておくとき、フロントホイールがグラグラしないようにダウンチューブとくくって固定する※たくさんバイクを並べている人にはオススメ
ということで、廃チューブの有効活用アイデアになれば幸いです。
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コメント
コメント一覧 (2)
両方のチェーンステイを上から乗っけるヤツなんですが、
チェーンステイを受けるスタンド側が金属のままなんです。
キズがつかないように慎重に乗せてましたが、そこに使えますね〜。
思いつきませんでした。
早速やってみます。
cyclegadget
が
しました
発見いただいてよかったです!\(^o^)/
cyclegadget
が
しました