自転車以外の趣味に「旅行」があります。

40歳を超えるまでは人並みくらいだったのが、今では自転車に並ぶほど好きで、

「人生通じてずっとやりたい!」
「行ったことのない場所に足を運びたい!」
「足が動く限り、続けたい!」

と思っています。

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※雨の三嶋大社にて

なるべくたくさん旅行したいので、回数を最大限に増やすために心がけていることを挙げてみます。

目次


旅行に残りの人生で何回行けるか?

そもそも、旅行って年に何回くらい行きますか?

じゃらん宿泊旅行調査2022によると、日本人の年間平均旅行回数は「2.59回」だそう。

平均宿泊数は「1.83泊」と、2連泊に届かないくらい。
でも、これでも過去最高の数字です。


つまり、

・4〜5ヶ月に1回
・1回あたり2泊弱

が平均像ということです。


52歳の自分に当てはめると、残りの人生で元気に旅行できるのは25年くらいだろうから、年3回行ったとしても「75回」。

これを多いとみるか、少ないとみるかですが、私は「たった75回か…」と感じます。

旅行回数を最大限に増やすために心がけていること

で、「じゃあ、いかに回数を増やすのか」って本題に入るんですが、ズバリ

1回あたりの単価を下げる

しかないと思ってます。

旅行に行くには「時間」と「お金」の2つのリソースが必要で、そのうちの片方をどう解決するかって話ですね。


そんな思いを強くさせてくれたのが、このツイートまとめ(トゥギャッター)。
↓↓↓↓↓
旅行に行きすぎと言われたが鈍行・快活クラブ・半額弁当にすれば旅費は抑えられる

・交通費
・食事代
・宿泊代

を削ることで回数を増やしているわけですが、自分と同じ価値観の人を見つけた気分です。

このポストに加え、自分が心がけていることを挙げてみます。

旅行を「ハレのイベント」ではなく「日常の延長」と捉える

ハレなので回数が少なくなるわけで、逆転の発想で「日常の延長なのだ」と考えます。

そうすることで、気負うことなく、「明日休み取れたから、ちょっくら行くか」なノリで出掛けられます。

感覚としては、「1泊で飲みに行く」かんじ。(下戸だけど)

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※静岡のさわやかにて

雰囲気の良い居酒屋で数人で飲み食いすると、1人7~8千円かかることって珍しくないじゃないですか。だったらそのお金を宿泊代に回せばいい。

昼飯は食べない

お金よりも時間がもったいない、のが理由です。
店を探して、移動して、待って、食事して…ってやってると1.5時間以上かかることはザラ。

その時間があれば観光したいし、自転車旅なら走っていたいのです。

小腹が空いたらおにぎりをかじり、夕飯を早めに(夕方5時とか)にします。
つまり、旅の間は1日2食。

軽い飢餓状態にあるので夕飯が美味いです。結果的に節約にもなります。

移動手段は自転車

道中の補給食や飲み物代はかかるものの、電車、高速代、ガソリンに比べればたいしたことはありません。

道中そのものが楽しいので、丸1日かかっても問題なし。

ホテルは安いビジホでよし

高級旅館やラグジュアリーなホテルに興味はありません。ビジホで十分。
なんならカプセルホテルでもOK。

大好きなドーミーインがあれば問答無用で選びますし、なければAPAでも東横INNでもルートインで大丈夫。もちろん、素泊まりが基本です。

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※朝食ビュッフェがある場合はその限りではない

宿泊施設が併設されたスーパー銭湯も狙い目で、私はそういう場所を見つけると「いつか行く」つもりでGoogleマップにピンを立てます。

同時に、自転車を屋内保管してもらえるかも電話確認します。

こんなかんじで、宿代を抑えれば、一気に旅行回数を増やすことができます。

同じ場所に何度も行く

旅行回数を増やすと「行く場所がなくなる問題」が起きます。
が、私には問題ではありません。

なぜなら、「同じ場所を何度も旅すればいいから」です。

また来れると思えば、欲張って観光スポットを駆けずり回ろうと焦ることもありません。

スタンプラリーじゃないんですから、1回行ったらもうおしまいってことではないです。好きなら、何度でも行けばいいのです。

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私の場合、三島、沼津、御殿場がそれでして、定期的に何度も訪れます。超有名な観光地ってわけではないんだけど、なぜか落ち着くし、旅情を味わえるし、探せば観光資源も豊富です。

自転車で行きやすい、片道100〜150kmという距離もちょうど良いです。


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高級な食事じゃなくていい

求めているのは、高級さではなく、「現地感」です。
地元の方々の憩いの場のような、ごくふつうの食堂を見つけた時はガッツポーズが出ます。

地元の人が行く店を調べて足を運びます。
自転車があれば、駅から遠いとか、アクセスが悪くても問題なし。

観光地価格じゃないから、リーズナブルなのもうれしいポイントです。

ちなみに、調査は全てGoogleマップです。ガイドブックの類は一切見ません。頼りにするのは己の勘のみ。

いいかんじの店がなければ、コンビニで惣菜を買って宿で食べます。それはそれで楽しいものです。

お土産は買わない

家族は別として、職場にも自分にも買いません。
変な文字の印刷されたクッキーや饅頭に高い金を払うのはムダという認識です。

あえて悪天候時に行く

人に言うと引かれるんですが、台風のときに旅行することもあります。(当然このケースは車移動)

キャンセルが出て空いているし、当日でも取れます。「え、来てくれるの〜」と、宿の方はむしろ喜んでくれます。

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※雨天時の東京湾フェリーのデッキはガラガラ

チェックインと同時に宿に着き、すぐさま風呂や直行。
その後、休憩所でゆっくり読書して過ごします。

ホテルステイを楽しむのだ!と割り切っているので、外が嵐だろうが、眺望が悪かろうが関係なし。

大浴場も独り占めできるし、レストランもガラガラなので過ごしやすい。

翌朝は台風一過でカラッと晴れることも多く、意外に気持ちよく過ごせたりするものです。ずっと雨に降られっぱなしだった…という経験はこれまであまりありません。

大浴場とサウナはマスト

こだわりを排除することでコストカットし、回数を増やす作戦ではあるものの、譲れないこともあって、それが大浴場とサウナです。

旅の疲れを癒すには、大きな湯船がマストなのです。チェーン系ホテルでその2つを備えているのがドーミーイン。そりゃここを選びますわ…。

ルートインは大浴場はあっても、サウナはありません。
ドーミーイン最強です。


・ホテル代 8000円
・交通費 ゼロ(自転車の場合)
・補給&食費 3000円
・その他 1000円
↓↓↓↓↓
合計 12000円

飲みに2~3回行くか、旅を1回するか。
私は即答で後者です。

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※下田にて

こう考えると、月1で旅行に行くのも難しくありません。
実際、私はそれくらいのペースで出かけています。

もちろん、時間をどう捻出するんだ?という別の問題はありますが、それは各自でがんばっていただくということで(^^)


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