新選組をテーマにサイクリングしてきました。
目指すは新選組の故郷、日野市です。
ルートはこんなかんじ。
↓
土方歳三像→新選組のふるさと歴史館→日野宿本陣→佐藤彦五郎資料館→土方歳三生家跡
微妙に離れているので、徒歩で回るのはちとキツいかなと。
電車&バスでも面倒っぽいので、ロードバイクかミニベロがあると便利でしょう。
※写真撮り忘れた…
高幡不動尊と土方歳三に何の関係が?と思って調べると、高幡不動尊は土方歳三の菩提寺なんですね。
高幡不動尊公式HPには
と書かれていました。
壁に近藤勇と土方歳三の絵がデカデカと描かれているので見落とさないでしょう。
それにしてもショップの名前が「池田屋」なんだ…。
※ここも写真撮り忘れた…
住宅街にあります。
大人(高校生以上)200円、小人(小・中学生)50円なので安い!
しかも、日野宿本陣の共通観覧券にすれば、大人(高校生以上)300円、小人(小・中学生)70円になります。
※バラバラに入るとそれぞれ200円(小人は50円)かかります。
かなり広めなので埋まることはまずないでしょう。
※ここも写真忘れた…
なお、駐車場は一般用2台と身障者用1台がありますが、空いていることは期待しないほうが良いかなと。
ただ、満車の場合は日野市役所駐車場(徒歩5分)を利用してOKとのことです。
写真を撮るならここまで。
中は30分あれば見学できる広さです。
派手さはないですが、知らなかった逸話や初めて目にする資料を見れて大満足。
なお、企画展も撮影はNG。
こちらは錦絵や昭和初期~現代までに描かれた新選組の大河ドラマ、映画、小説、漫画等、様々な形でエンタメ化されてきた様子を資料とともに見えて、これも興味深かったです。
少女が男装して新選組に加入して沖田総司と恋をし、最終的に土方歳三と結ばれる作品が紹介されてたり、じつは近藤勇も土方歳三も死んでいなくて生き延びた設定の作品があったり、天国の新選組メンバーも苦笑いしているんじゃなかろうか…と思わせる充実したスピンオフの数々でした。
2009年から連載されている『アサギロ』という沖田総司が主人公の漫画を発見し、今も連載が続いているそうで、まったく存在を知りませんでした。興味をそそられたのでとりあえず1巻だけ買ってみました。
なんとここは「都内に残る唯一の本陣建築」で、日野市指定有形文化財です。
甲州街道沿いにこんなに堂々と残っているとは…!これは必見です。
しかも、日野宿本陣前に無料の駐車場も用意されています。これはありがたい。
自転車も同じスペースに駐輪OKです。
この駐車場はかつて天然理心流の道場だったとのことで、ここで新選組主要メンバーが出会ったんですね…(しみじみ)。
注意点として、本陣敷地内での喫煙は禁止!です。
木造の文化財ですので当然です。
本陣の正面に冠木門(かぶきもん)があります。
なお、うれしいことに本陣の中は撮影ができます。
新選組ガイドの会のメンバーの方の説明が勉強になります。
ぱっと見は一軒家なんですが、ノボリがあるのですぐ分かります。
ここは別途入館料が必要で、500円 小・中学生300円です。
貴重な所蔵リストを一部抜粋するとこんなかんじ。
館長さんが詳しく解説をしてくださって、とても勉強になりました。
面白かった余談として、漫画家の松本零士さんは新選組の大ファンだそうで、宇宙戦艦ヤマトの登場人物には新選組メンバーの名前が使われています。たとえば沖田艦長がそうなんですって。
他のメンバー…古代 進とか島 大介とか真田 志郎は…新選組は関係ないみたいですが(笑)。
なので外からだけ見て帰ってきました。
外ではおまんじゅうなどのお土産を売ってましたね。
よーくみると、資料館というより完全に人のお家…?
しかもかなり敷地の広いご立派な邸宅。
なんと、子孫の方が今でも普通に生活しつつ、ご厚意で月二回のみ(第一第三日曜日)開館されているそうな。そんなパターンあるんだ!と驚き。
てっきり石碑がひっそりあるだけ…的な地味なのを想像していましたので。
お土産販売スタッフさんに聞いたところ、「この辺は土方さんという名字の人が大勢暮らしていて、中には歳三の遠い親戚の方々もいらっしゃる」とのこと。そういえば日野市内を走っていたとき「土方」という表札や看板を多数目撃しました。
というわけで、新選組縁の地を巡るサイクリングは終了。
5箇所それぞれの場所で満喫したので気がついたら夕方…!(長居しすぎた)
鎌倉まで50キロあるので慌てて走って戻りました^^;
新選組が好きな人、幕末に関心がある人は訪れて損のないエリアです。
都心からのアクセスが良いとはいえませんが、1日かけて観光する価値がありますよ。
こんなお祭りも催されているんですね。
防具つけたままで取っ組み合い…!?
天然理心流って、剣術、居合術、柔術、棍法(棒術)、活法、気合術等を含む総合武術だそうな。
本格的な稽古の様子でかなり激しいです。
天然理心流の公式HPもあったので載せときます。
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目指すは新選組の故郷、日野市です。
ルートはこんなかんじ。
↓
土方歳三像→新選組のふるさと歴史館→日野宿本陣→佐藤彦五郎資料館→土方歳三生家跡
微妙に離れているので、徒歩で回るのはちとキツいかなと。
電車&バスでも面倒っぽいので、ロードバイクかミニベロがあると便利でしょう。
目次
- まずは土方歳三像を見に行く
- 道を挟んだ高幡不動尊の向かいには「新選組グッズ池田屋」が
- 歴史館の入館料は安い!
- 十分に広い駐輪スペースがあります
- 歴史館の中の撮影は禁止
- 企画展も面白い
- 日野宿本陣にも足を伸ばす
- すぐそばの佐藤彦五郎新選組資料館にも
- 最後に土方歳三生家跡へ
- おまけ:天然理心流がYouTubeでも見れます
まずは土方歳三像を見に行く
高幡山明王院金剛寺に土方歳三の像があります。※写真撮り忘れた…
高幡不動尊と土方歳三に何の関係が?と思って調べると、高幡不動尊は土方歳三の菩提寺なんですね。
高幡不動尊公式HPには
近藤勇・土方歳三両雄の碑や、土方歳三の銅像、又大日堂には土方歳三の位牌や新選組隊士慰霊の大位牌等、更に奥殿では歳三の書簡ほか多くの新選組資料が展示されています。
と書かれていました。
道を挟んだ高幡不動尊の向かいには「新選組グッズ池田屋」が
新選組のお土産店があります。壁に近藤勇と土方歳三の絵がデカデカと描かれているので見落とさないでしょう。
それにしてもショップの名前が「池田屋」なんだ…。
※ここも写真撮り忘れた…
歴史館の入館料は安い!
新選組のふるさと歴史館の外観はこんなかんじ。住宅街にあります。
大人(高校生以上)200円、小人(小・中学生)50円なので安い!
しかも、日野宿本陣の共通観覧券にすれば、大人(高校生以上)300円、小人(小・中学生)70円になります。
※バラバラに入るとそれぞれ200円(小人は50円)かかります。
新選組のふるさと歴史館
- 〒191-0016 東京都日野市神明4丁目16−1
- 公式サイト
十分に広い駐輪スペースがあります
建物の横に自転車を置けるスペースがあります。かなり広めなので埋まることはまずないでしょう。
※ここも写真忘れた…
なお、駐車場は一般用2台と身障者用1台がありますが、空いていることは期待しないほうが良いかなと。
ただ、満車の場合は日野市役所駐車場(徒歩5分)を利用してOKとのことです。
歴史館の中の撮影は禁止
受付横にある土方歳三のパネルなどは撮影OKですが、資料館内部はNGです。写真を撮るならここまで。
中は30分あれば見学できる広さです。
派手さはないですが、知らなかった逸話や初めて目にする資料を見れて大満足。
企画展も面白い
通常は1Fの資料館のみですが、6月5日までは『描かれた新選組VIII』という企画展をやってまして、こちらも見学してきました。なお、企画展も撮影はNG。
こちらは錦絵や昭和初期~現代までに描かれた新選組の大河ドラマ、映画、小説、漫画等、様々な形でエンタメ化されてきた様子を資料とともに見えて、これも興味深かったです。
少女が男装して新選組に加入して沖田総司と恋をし、最終的に土方歳三と結ばれる作品が紹介されてたり、じつは近藤勇も土方歳三も死んでいなくて生き延びた設定の作品があったり、天国の新選組メンバーも苦笑いしているんじゃなかろうか…と思わせる充実したスピンオフの数々でした。
2009年から連載されている『アサギロ』という沖田総司が主人公の漫画を発見し、今も連載が続いているそうで、まったく存在を知りませんでした。興味をそそられたのでとりあえず1巻だけ買ってみました。
日野宿本陣にも足を伸ばす
日野宿本陣はふるさと歴史館から1キロちょっと離れていますが、ロードバイクならあっという間。日野宿本陣
- 〒191-0011 東京都日野市日野本町2丁目15−9
- 公式サイト
なんとここは「都内に残る唯一の本陣建築」で、日野市指定有形文化財です。
甲州街道沿いにこんなに堂々と残っているとは…!これは必見です。
しかも、日野宿本陣前に無料の駐車場も用意されています。これはありがたい。
自転車も同じスペースに駐輪OKです。
この駐車場はかつて天然理心流の道場だったとのことで、ここで新選組主要メンバーが出会ったんですね…(しみじみ)。
注意点として、本陣敷地内での喫煙は禁止!です。
木造の文化財ですので当然です。
本陣の正面に冠木門(かぶきもん)があります。
なお、うれしいことに本陣の中は撮影ができます。
新選組ガイドの会のメンバーの方の説明が勉強になります。
すぐそばの佐藤彦五郎新選組資料館にも
数百メートル離れたところにあります。ぱっと見は一軒家なんですが、ノボリがあるのですぐ分かります。
佐藤彦五郎新選組資料館
- 〒191-0011 東京都日野市日野本町2丁目15−5
- 公式サイト
ここは別途入館料が必要で、500円 小・中学生300円です。
貴重な所蔵リストを一部抜粋するとこんなかんじ。
土方歳三
- 土方歳三の肖像写真
- 歳三の愛刀、松平容保より拝領したとされる、葵御紋が刻印された『越前康継』
- 歳三が仙台藩主・伊達慶邦から拝領した刀の下げ緒
- 歳三愛用の鉄扇
- 歳三が彦五郎に送った書簡
- 歳三が愛用した横笛(龍笛)
- 歳三が姉・のぶに送った、京土産
- 五姓田芳柳 派の松原三五郎が描いた、歳三の肖像画
- 安富才助が、歳三の戦死の状況を彦五郎に伝えた時に書き取った書(歳三の戦死時刻が記されている)
近藤勇
- 近藤勇の肖像写真(勇が彦五郎に手渡ししたもの)
- 勇より彦五郎が譲り受けたピストール(短銃)
- 近藤勇が彦五郎に送った書簡
- 近藤勇が書いた「漢詩の書」
- 近藤周斎(天然理心流3代目宗家、勇の義父)彦五郎宛の書簡「彦五郎に勇が戻るよう嘆願した手紙」
沖田総司
- 沖田総司が悲壮な思いで綴った「山南敬助の死を彦五郎に知らせる」書簡
- 沖田総司の肖像画
永倉新八
- 永倉新八の肖像写真
- 永倉新八が彦五郎に宛てた書簡
佐藤彦五郎
- ガラス写真
- 天然理心流の免許状
- 彦五郎愛用の鉄扇
- 彦五郎が実戦で使用し、刃こぼれ、血のりのサビが残る、戦いの激しさを物語る刀
新選組関係
- 幕医 松本良順の書簡
- 幕医 松本良順の肖像写真
- 新選組英名録
- 箱館戦争軍艦図
- 天然理心流 血判神文帳
- 佐久間象山の書(歳三が彦五郎に持参したもの)
- 近藤勇が彦五郎に持参した頼山陽の書
- 永井尚志の書
- 文久三年 徳川家茂将軍上洛の行列絵巻
- 子母沢寛「新選組始末記」初版本(昭和3年)
- 今昔備忘記
- 新選組刀剣のお抱え鍛冶、乞田鍛冶の『吉之』の銘が入った槍
館長さんが詳しく解説をしてくださって、とても勉強になりました。
面白かった余談として、漫画家の松本零士さんは新選組の大ファンだそうで、宇宙戦艦ヤマトの登場人物には新選組メンバーの名前が使われています。たとえば沖田艦長がそうなんですって。
他のメンバー…古代 進とか島 大介とか真田 志郎は…新選組は関係ないみたいですが(笑)。
最後に土方歳三生家跡へ
閉館後に到着してしまったので見学はできず…残念。なので外からだけ見て帰ってきました。
外ではおまんじゅうなどのお土産を売ってましたね。
土方歳三生家跡
- 〒191-0021 東京都日野市石田2丁目1−3
- 公式HPはナシ
よーくみると、資料館というより完全に人のお家…?
しかもかなり敷地の広いご立派な邸宅。
なんと、子孫の方が今でも普通に生活しつつ、ご厚意で月二回のみ(第一第三日曜日)開館されているそうな。そんなパターンあるんだ!と驚き。
てっきり石碑がひっそりあるだけ…的な地味なのを想像していましたので。
お土産販売スタッフさんに聞いたところ、「この辺は土方さんという名字の人が大勢暮らしていて、中には歳三の遠い親戚の方々もいらっしゃる」とのこと。そういえば日野市内を走っていたとき「土方」という表札や看板を多数目撃しました。
というわけで、新選組縁の地を巡るサイクリングは終了。
5箇所それぞれの場所で満喫したので気がついたら夕方…!(長居しすぎた)
鎌倉まで50キロあるので慌てて走って戻りました^^;
新選組が好きな人、幕末に関心がある人は訪れて損のないエリアです。
都心からのアクセスが良いとはいえませんが、1日かけて観光する価値がありますよ。
こんなお祭りも催されているんですね。
おまけ:天然理心流がYouTubeでも見れます
近藤勇の流派「天然理心流」ってのがどんな剣術なのか、興味が湧いたのでYouTubeで調べたらすぐHIT。防具つけたままで取っ組み合い…!?
天然理心流って、剣術、居合術、柔術、棍法(棒術)、活法、気合術等を含む総合武術だそうな。
本格的な稽古の様子でかなり激しいです。
天然理心流の公式HPもあったので載せときます。
★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!
★You Tubeチャンネルもやってます
コメント
コメント一覧 (2)
ちなみに地図にも載っていますが、日野市にある日野高校は自転車好きだった忌野清志郎さんの母校でもあります
俳優の三浦友和さんが同級生でした
cyclegadget
がしました
忌野清志郎さんの母校があったのは知りませんでした!(・_・)
cyclegadget
がしました