「旅行とサイクリング」は親和性が高く、組み合わせて楽しむのに適した趣味です。
シンプルに、旅に持参する。
もしくは公共交通機関ではなく自転車で旅してしまう。
「車があれば、自転車がなくても行動半径は変わらないんじゃない?」って思う方もいるかもだし、それはその通りなんですが、アクティビティの種類が増えるんですよね。
自転車があるだけで旅にスパイスがかかるような、味わいが深まるかんじ。
ということで、ミニベロを車に積んで、妻と西伊豆に行ってきました。
コンパクトに積めるミニベロが便利です。
どうせ長距離は乗らないのでこれで十分。
ただ、シングルギアは場所によっては拷問になるリスクがあるので、せめて3段はほしい。8段あれば問題ないでしょう。
土地勘のない旅先だとアップダウンがどれくらいあるか読めないこともありますしね。
ということで、持っていったのはダホンのEEZZ D3とESRのパーサーです。
ロードバイクで前後輪を外すのが習慣になっていると、ミニベロのありがたみを感じます。
トランクとリアシートに載せる、以上!
8年以上乗ったパンダくんは、これまでの無数の輪行のせいで汚れまくってしまいましたが、乗り潰すつもりなので「汚れなぞなんのその」の境地です。
なんなら、徹底的に汚しまくってやるぞくらいの感覚です。
キャンプ道具も積むようになって汚れが加速し、ヤケクソの気持ちもあります(笑)。
いちおう、養生としてブルーシートを敷いています。(トランクに常備)
2台積んだら廃チューブでサドル同士をつないで固定。
これでびくともしません。
忘れがちなのがカギです。
観光地に到着した現地で「しまった!」ってなるのはあるあるです。
あらかじめサドルバッグに入れておくなど、忘れない仕組み化をしておきましょう。
服は普段着でOK。
観光地には着替える場所もありません。
男の私は車の中でササッとビブショーツを着る…くらいの芸当はこなせますが、女性だとそうもいきません。トイレで着替える方法もあるけど、時間と手間の無駄です。
それに、観光地で上下ジャージは浮くし、ミニベロには普段着が似合うので、むしろ普段着でかまいません。
ただ、パッド付きのインナーパンツはほしいところ。 たとえ短距離でも快適性が違います。
ホテル出発前に履いておきましょう。
そのくせ、ふだんより食べる気だけは満々なので、カロリー摂取過多になりがちです。
よってサイクリングで消費するわけですね。
我々夫婦が旅先で積極的にペダルを回す理由がこれ。
これだけで飯が格段に旨くなります。
甘いものを食べても罪悪感がありません。
やり方は「Google Mapで検索」一択。
観光ガイドや紙の本は一切参考にしません。
史跡、城跡、資料館、歴史館、市場、カフェ…等打ち込んでめぼしいとこにピンを立てるのみ。
で、前日の晩とか道中で「どこ巡りたい?」と相談しつつ決めます。
伊豆パノラマパークは、葛城山の山頂に広がる絶景テラスを備えた山頂エリアと、ショップやレストランが集まる山麓の駅舎、でもってふたつをつなぐロープウェイからなる滞在施設です。
ちゃんと自転車用ラックも用意されてます。
伊豆は自転車観光推しなので、大抵の場所にラックがあって助かります。
メインは山頂なので、10分弱ロープウェイに乗ります。
往復2,400円とまあまあ高い…。
2人で4,800円やんけ…って一瞬怯んだんですが、意を決して行ったらその価値はありました。
※ネットで事前購入すると17%OFFの2,000円になります
葛城山は標高452mの山で、豊かな自然の中にカフェやコーヒースタンド、ソファ、展望デッキや散策路などが点在する公園になっています。
目玉は富士を望む展望広場「碧テラス」で、そこからの絶景がとにかくすごい。
富士山と駿河湾を一望できるんですが、視界を遮るものがなく、山頂でしか味わえない開放感があります。これには絶句しました。
なかでも一番良かったのは「ザ・ウォーターラウンジ」という碧テラスの特等席。
水盤越しの景色を楽しみながら、ソファでくつろげます。
1ドリンク制(だけどそんなに高くない)で30分入れ替え制なんですが、30分って滞在時間としてちょうどいいくらい。
※悪天候時は利用できないことがあるそうです
「ここにサウナあったら120点だったのに…」
と、無茶なリクエストをしたくなるほどの完璧なカフェでした。
長浜城というと、琵琶湖北部の長浜市にある秀吉のお城が有名ですが、伊豆のほうは戦国時代関東一円を治めた北条氏の水軍根拠地です。
なんと、今川義元が死んだ後に駿河に侵入してきた武田氏に対しても、伊豆で水軍を組織して脅威に備えたそうな。
天正8年(1580年)には武田・北条両氏水軍による駿河湾海戦が行われたそうで、武田氏って伊豆の方まで来てたんですね…。知らなかった。
以前は旧財閥の三井家の別荘が建っていたんですが、昭和40年代に取り壊された後は荒れ地になっていて、昭和60年に詳細分布調査が実施され、4つの曲輪と15の腰曲輪、曲輪上の土塁跡や6基の掘切等が確認されました。
小規模なお城ですが、戦国時代後半の特徴的な防御構造を学べます。
徒歩20分ほどで回れるので、ちょっと立ち寄るのにちょうどいいサイズ感です。
平成27年度に史跡公園としてオープンし、約400年前の姿が復元された城跡になって、今は「ぬまづの宝100選」に選ばれています。
車で走っていると看板を見落としそうになるほどこじんまりしてますが、中に入ると実に味わい深いです。
※沼津市公式サイト
富士、沼津、西伊豆、どの方向からもアクセスしやすく、西伊豆観光の拠点としてベストロケーションです。
三島駅周辺は飲食には困らないし、あの「さわやかハンバーグ」もあります。
週末に行くと大混雑しているので、行くなら平日ですね。
個人的な人生ベストハンバーグは「さわやか」です。マジで美味しい。
ランチで30分は待ちましたが、美味しかったのでよしとします(笑)。
★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!
★You Tubeチャンネルもやってます
シンプルに、旅に持参する。
もしくは公共交通機関ではなく自転車で旅してしまう。
「車があれば、自転車がなくても行動半径は変わらないんじゃない?」って思う方もいるかもだし、それはその通りなんですが、アクティビティの種類が増えるんですよね。
自転車があるだけで旅にスパイスがかかるような、味わいが深まるかんじ。
ということで、ミニベロを車に積んで、妻と西伊豆に行ってきました。
目次
- フラットペダルのミニベロがBEST
- バイクを2台、クルマに積むだけ
- 持っていくアイテム
- カロリー消費もできて食事が美味しい
- 走る場所はアドリブ&その時の気分で決める
- 伊豆パノラマパーク(碧テラス)に行ってきた
- 長浜城跡も行ってきた
- 泊まったのはドーミーイン三島
フラットペダルのミニベロがBEST
ビンディングシューズだと道中で歩きにくいし、そもそも車の運転に支障が出るのでスニーカーが無難です。とにかく荷物は減らしたいので、1足ですべてカバーする姿勢。コンパクトに積めるミニベロが便利です。
どうせ長距離は乗らないのでこれで十分。
ただ、シングルギアは場所によっては拷問になるリスクがあるので、せめて3段はほしい。8段あれば問題ないでしょう。
土地勘のない旅先だとアップダウンがどれくらいあるか読めないこともありますしね。
ということで、持っていったのはダホンのEEZZ D3とESRのパーサーです。
バイクを2台、クルマに積むだけ
折りたためるミニベロは超絶積むのが楽。ロードバイクで前後輪を外すのが習慣になっていると、ミニベロのありがたみを感じます。
トランクとリアシートに載せる、以上!
8年以上乗ったパンダくんは、これまでの無数の輪行のせいで汚れまくってしまいましたが、乗り潰すつもりなので「汚れなぞなんのその」の境地です。
なんなら、徹底的に汚しまくってやるぞくらいの感覚です。
キャンプ道具も積むようになって汚れが加速し、ヤケクソの気持ちもあります(笑)。
いちおう、養生としてブルーシートを敷いています。(トランクに常備)
2台積んだら廃チューブでサドル同士をつないで固定。
これでびくともしません。
持っていくアイテム
長距離を走らなくても、ヘルメットとグローブ、アイウェアは持参しましょう。忘れがちなのがカギです。
観光地に到着した現地で「しまった!」ってなるのはあるあるです。
あらかじめサドルバッグに入れておくなど、忘れない仕組み化をしておきましょう。
服は普段着でOK。
観光地には着替える場所もありません。
男の私は車の中でササッとビブショーツを着る…くらいの芸当はこなせますが、女性だとそうもいきません。トイレで着替える方法もあるけど、時間と手間の無駄です。
それに、観光地で上下ジャージは浮くし、ミニベロには普段着が似合うので、むしろ普段着でかまいません。
ただ、パッド付きのインナーパンツはほしいところ。 たとえ短距離でも快適性が違います。
ホテル出発前に履いておきましょう。
カロリー消費もできて食事が美味しい
ずっと車で移動しっぱなしだと、カロリーを消費しないので腹が減りません。そのくせ、ふだんより食べる気だけは満々なので、カロリー摂取過多になりがちです。
よってサイクリングで消費するわけですね。
我々夫婦が旅先で積極的にペダルを回す理由がこれ。
これだけで飯が格段に旨くなります。
甘いものを食べても罪悪感がありません。
走る場所はアドリブ&その時の気分で決める
私は「綿密な計画はあえて立てない」主義で、天気・その時の気分・他にやりたいことの有無を勘案してその場で即興で決めていきます。やり方は「Google Mapで検索」一択。
観光ガイドや紙の本は一切参考にしません。
史跡、城跡、資料館、歴史館、市場、カフェ…等打ち込んでめぼしいとこにピンを立てるのみ。
で、前日の晩とか道中で「どこ巡りたい?」と相談しつつ決めます。
伊豆パノラマパーク(碧テラス)に行ってきた
道の駅 伊豆ゲートウェイ函南に車を停め、片道8キロのとこにある伊豆パノラマパークに行ってきました。伊豆パノラマパークは、葛城山の山頂に広がる絶景テラスを備えた山頂エリアと、ショップやレストランが集まる山麓の駅舎、でもってふたつをつなぐロープウェイからなる滞在施設です。
ちゃんと自転車用ラックも用意されてます。
伊豆は自転車観光推しなので、大抵の場所にラックがあって助かります。
メインは山頂なので、10分弱ロープウェイに乗ります。
往復2,400円とまあまあ高い…。
2人で4,800円やんけ…って一瞬怯んだんですが、意を決して行ったらその価値はありました。
※ネットで事前購入すると17%OFFの2,000円になります
葛城山は標高452mの山で、豊かな自然の中にカフェやコーヒースタンド、ソファ、展望デッキや散策路などが点在する公園になっています。
目玉は富士を望む展望広場「碧テラス」で、そこからの絶景がとにかくすごい。
富士山と駿河湾を一望できるんですが、視界を遮るものがなく、山頂でしか味わえない開放感があります。これには絶句しました。
なかでも一番良かったのは「ザ・ウォーターラウンジ」という碧テラスの特等席。
水盤越しの景色を楽しみながら、ソファでくつろげます。
1ドリンク制(だけどそんなに高くない)で30分入れ替え制なんですが、30分って滞在時間としてちょうどいいくらい。
※悪天候時は利用できないことがあるそうです
「ここにサウナあったら120点だったのに…」
と、無茶なリクエストをしたくなるほどの完璧なカフェでした。
長浜城跡も行ってきた
西伊豆の根っこ……内浦湾という小さな港がありまして、そこに「長浜城跡」という城跡があります。ここも行ってみましたが、なかなかよかった。長浜城というと、琵琶湖北部の長浜市にある秀吉のお城が有名ですが、伊豆のほうは戦国時代関東一円を治めた北条氏の水軍根拠地です。
なんと、今川義元が死んだ後に駿河に侵入してきた武田氏に対しても、伊豆で水軍を組織して脅威に備えたそうな。
天正8年(1580年)には武田・北条両氏水軍による駿河湾海戦が行われたそうで、武田氏って伊豆の方まで来てたんですね…。知らなかった。
以前は旧財閥の三井家の別荘が建っていたんですが、昭和40年代に取り壊された後は荒れ地になっていて、昭和60年に詳細分布調査が実施され、4つの曲輪と15の腰曲輪、曲輪上の土塁跡や6基の掘切等が確認されました。
小規模なお城ですが、戦国時代後半の特徴的な防御構造を学べます。
徒歩20分ほどで回れるので、ちょっと立ち寄るのにちょうどいいサイズ感です。
平成27年度に史跡公園としてオープンし、約400年前の姿が復元された城跡になって、今は「ぬまづの宝100選」に選ばれています。
車で走っていると看板を見落としそうになるほどこじんまりしてますが、中に入ると実に味わい深いです。
※沼津市公式サイト
泊まったのはドーミーイン三島
もはや定宿となってしまっている…ほど利用させてもらっているドーミーイン三島。富士、沼津、西伊豆、どの方向からもアクセスしやすく、西伊豆観光の拠点としてベストロケーションです。
三島駅周辺は飲食には困らないし、あの「さわやかハンバーグ」もあります。
週末に行くと大混雑しているので、行くなら平日ですね。
個人的な人生ベストハンバーグは「さわやか」です。マジで美味しい。
ランチで30分は待ちましたが、美味しかったのでよしとします(笑)。
★ツイッターアカウントはこちら\(^o^)/<最近記事を常にお届け!
★You Tubeチャンネルもやってます
コメント
コメント一覧 (2)
私は京都まで車で行って積んで行ったミニベロで京都散策してみたいです!
cyclegadget
がしました