Google Mapので自転車ルートが使えるようになりまして、サイクリストはさぞかし大喜びしていると思います。
※まだ10都道府県のみですが(2020年10月時点)
参考記事:Google マップで「自転車ルートが使える」ようになった(国内10都道府県ですが)
ただ、
・どこまで正確なルートを示してくれるのか?
・へんてこなルートを提示したりしないか?
・自転車禁止区間はきっちり迂回してくれるのか?
・車の一方通行道路(自転車は除く)は逆走で提示してくるのか?
等、いくつか不安もあります。
ということで、実験&調査してみました。

グレーのルートはこれまでに数回走ったことがるので、未体験のブルー(246号線)を走ってみました。
結論から言うと、「実際は自動車専用レーンなのに自転車ルートとして表示される箇所がいくつかあって、過信したらアカンな~」でした。
具体的には御殿場~裾野間で、基本は自転車走行OKなんですが、ところどころにNG区間が挟まれていて、実際は側道をくねくね曲がって迂回しながら裾野市街地に行く羽目に。
とはいえ、サービスできたてほやほやのGoogle Mapを責めるのもどうかな~という気もしてて、そんなに細かく走行可否のデータはまだ持ってないよ~ってところじゃないでしょうか。
完璧を期してしたらいつまでたってもサービスはリリースはできないですからね。ベータ版を出してユーザーからのフィードバックを受けつつ、完成に近づけていくのが正しいアプローチだと思います。徐々にルートは修正はされていくことでしょう。

茅ヶ崎に差し掛かったところで、ルートに示されたように曲がろうとするも、横断歩道はなく、二段階右折ができません。

仕方ないので、歩道橋を使って渡りました。
おそらくですが、実際の走行のしやすさまではデータがなく、単純に「自転車走行OKの箇所が交差していたら、(事実として)通過できるので表示する」ってロジックなんじゃないかと思います。
「土地勘のない場所で、知らなかったルートを教えてくれる」のが助かります。 高速道路(首都圏中央連絡自動車道)沿いに相模川が流れているんですが、そこにサイクリングロードがありました。


サッカーやラグビーをしている姿もあり、荒川サイクリングロードを思い出させてくれます。
土地勘のない場所だと、ついつい太い車道ばかり走ることになりやすいので、こういったルートを提案してくれるのはとてもうれしいです。
富士山も見えました。

シトロエン厚木は相模川を渡った反対側にあるので、「きっと車道にぶつかるんだろう」と思って走っていくと、

車道ではなく、なにやら橋を指し示しています。
案内してくれたのはコレでした。
「相模大堰管理橋」という、全長500mある橋です。

もともとは施設の維持管理のために敷設された管理橋で、職員が使用するためのものだったのが、海老名と厚木の対岸両市の地域住民から「一般開放して欲しい」という要望があったそう。
神奈川県が2014年度に管理橋の一般供用に向けた事業に着手し、周辺住民への説明や設計などを経て、2020年3月末に開通!したんですって。
歩行も自転車も通行OKです。


◇ 川口市内

◇ 港区赤坂駅周辺

◇ 鎌倉駅周辺

観光名所の“小町通り”は週末ともなるとかなり混雑するので、自転車で通過するにしても降りて押して歩くものなんですが、ここも逆走OKとしてルート表示されました。
です。
いろんなルートを調査するだけでも楽しいです。
Google Mapの自転車ルートのおかげで遠出がさらに楽しくなりました。
ツイッターはこちら
★You Tubeチャンネルもやってます
※まだ10都道府県のみですが(2020年10月時点)
参考記事:Google マップで「自転車ルートが使える」ようになった(国内10都道府県ですが)
ただ、
・どこまで正確なルートを示してくれるのか?
・へんてこなルートを提示したりしないか?
・自転車禁止区間はきっちり迂回してくれるのか?
・車の一方通行道路(自転車は除く)は逆走で提示してくるのか?
等、いくつか不安もあります。
ということで、実験&調査してみました。
鎌倉→沼津港への自転車ルート
こないだ沼津港まで走ったときなんですが、2ルート提案してくれました。1.国道1号線を延々と走り、小田原→箱根峠→三島→沼津港
※グレーは距離優先、しかし箱根を越えるので獲得標高は多め2.国道246号線経由で、秦野→御殿場→裾野→沼津港
※ブルーは大回りだがアップダウン少なめ
グレーのルートはこれまでに数回走ったことがるので、未体験のブルー(246号線)を走ってみました。
結論から言うと、「実際は自動車専用レーンなのに自転車ルートとして表示される箇所がいくつかあって、過信したらアカンな~」でした。
具体的には御殿場~裾野間で、基本は自転車走行OKなんですが、ところどころにNG区間が挟まれていて、実際は側道をくねくね曲がって迂回しながら裾野市街地に行く羽目に。
とはいえ、サービスできたてほやほやのGoogle Mapを責めるのもどうかな~という気もしてて、そんなに細かく走行可否のデータはまだ持ってないよ~ってところじゃないでしょうか。
完璧を期してしたらいつまでたってもサービスはリリースはできないですからね。ベータ版を出してユーザーからのフィードバックを受けつつ、完成に近づけていくのが正しいアプローチだと思います。徐々にルートは修正はされていくことでしょう。
鎌倉→厚木への自転車ルート
シトロエン厚木にC3 AirCross を見に行ってきたときのルートです。
茅ヶ崎に差し掛かったところで、ルートに示されたように曲がろうとするも、横断歩道はなく、二段階右折ができません。

仕方ないので、歩道橋を使って渡りました。
おそらくですが、実際の走行のしやすさまではデータがなく、単純に「自転車走行OKの箇所が交差していたら、(事実として)通過できるので表示する」ってロジックなんじゃないかと思います。
知らなかったルートを教えてくれるのがうれしい
まだ不完全なGoogle Mapの自転車ルートですが、良いこともあります。「土地勘のない場所で、知らなかったルートを教えてくれる」のが助かります。 高速道路(首都圏中央連絡自動車道)沿いに相模川が流れているんですが、そこにサイクリングロードがありました。


サッカーやラグビーをしている姿もあり、荒川サイクリングロードを思い出させてくれます。
土地勘のない場所だと、ついつい太い車道ばかり走ることになりやすいので、こういったルートを提案してくれるのはとてもうれしいです。
富士山も見えました。

シトロエン厚木は相模川を渡った反対側にあるので、「きっと車道にぶつかるんだろう」と思って走っていくと、

車道ではなく、なにやら橋を指し示しています。
案内してくれたのはコレでした。
「相模大堰管理橋」という、全長500mある橋です。

もともとは施設の維持管理のために敷設された管理橋で、職員が使用するためのものだったのが、海老名と厚木の対岸両市の地域住民から「一般開放して欲しい」という要望があったそう。
神奈川県が2014年度に管理橋の一般供用に向けた事業に着手し、周辺住民への説明や設計などを経て、2020年3月末に開通!したんですって。
歩行も自転車も通行OKです。


一方通行の逆走は表示されたり、されなかったり
気になる「一方通行の逆走はルートとして表示してくれるのか?」ですが、時と場合によるかな…という印象。自分で探してみた範囲でいうと、ほぼ「逆走ルートを出してくれる」です。◇ 川口市内

◇ 港区赤坂駅周辺

◇ 鎌倉駅周辺

観光名所の“小町通り”は週末ともなるとかなり混雑するので、自転車で通過するにしても降りて押して歩くものなんですが、ここも逆走OKとしてルート表示されました。
結論
- 自動車専用区間も「自動車ルートとして表示する」こともある
- 必ずしも走りやすいコースとは限らない
- 知らなかったルートを開拓するのに便利
- 自動車の一方通行(自転車は除く)は逆走OKとして提示する(ことが多そう)
です。
いろんなルートを調査するだけでも楽しいです。
Google Mapの自転車ルートのおかげで遠出がさらに楽しくなりました。
ツイッターはこちら
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コメント
コメント一覧 (2)
cyclegadget
が
しました
どんどん洗練されていくことに期待しています。あと、エリア拡大も!
cyclegadget
が
しました