5年ぶりに富士山の五合目まで登ってきました。
1回は当時所有していたミニベロの「タイレルCSI」でした。
今回が2回目です。
5年前は、
「ただただひたすらに長い…いつこの苦行は終わるのか…まるで無間地獄のようだ…」
という記憶しかなかったんですが、それはミニベロだったからで、ロードバイクの今回はそうでもないだろうと高をくくって登ってみたら、まったく同じレベルで辛かったです。
というわけで、まだ富士山に自転車で登ったことのないサイクリストさん向けに、道中の様子をまとめておこうと思います。
ただ、それだと体力的にえげつないほどきついです。
一般的には、河口湖スタートでしょう。
今回は「道の駅 かつやま」を利用しました。
目の前は広大は芝生広場の「小海公園」と河口湖があって、素晴らしい風景です。
年中無休で駐車場、トイレは24時間利用できます。
ただし、営業時間は9~17時なので、16時半までには戻るようにしたいところです。
当然登りなので、この移動だけで軽く疲れます。しかも、料金所に至るまでが直線の坂で、軽く心が折れかけます(笑)。
※体が溶けそうに暑い…
が、ここはウォーミングアップなので省エネモードで。
料金所からが本番です。
料金所から五合目までは22キロ。
つまり道の駅から五合目までが32キロです。
ちなみにこの日は気温35度…。
河口湖の標高でも気温33度でした。
料金所にトイレはありますが、残念ながら自販機はないです。
料金所についた時点で水が3分の1無くなり、頂上までもつのか不安になりました。
坂の斜度でいうと、5~6%くらいなので、激坂と呼ぶほどではないです。
死ぬほどの斜度ではないけど、かといって楽でもない坂で、ひたすらに長い…長さで心が折れること必至。
道の脇にマイルストーンが置かれていますが、「まだそんなに残ってんの?マジで?」って気が滅入るだけで、それを見るのすら嫌気がさします。
ちなみにほぼ木々に囲まれており、外界は一切見えません。
よって道中、風光明媚な景色は味わえません。
富士山が美しいのは遠くから見たときであり、現地にいると味わえないとはよく言ったものです。
が、バスも乗用車もバンバン走り抜けるし、信号がないせいか比較的スピードも高め。
とくに直線だとちょっと恐怖を覚えることもあります。
坂がきついからといって、蛇行での登坂は絶対NGです。
なお、路面はとてもきれいで、目立った穴ぼことか亀裂は見かけませんでした。
とくに夏場はマストです。
「マストです」などと偉そうな事を言いつつ、自分は1本しかなく、4合目手前で切れました。
4合目の休憩所で自販機に立ち寄って事なきを得ましたが、危なかった。
最初に一合目下駐車場が現れます。
トイレはありますが、自販機はなし。そのまま通過します。
二合目と三合目の間には樹海台駐車場(公衆トイレ)があり、そこに自販機があったんじゃないか?という5年前の曖昧な記憶を頼りに登っていったら、なんと工事中。しかも自販機は(自分が見た範囲では)なかったです。
富士スバルライン公式サイトを見ても、自販機の記述はなく、工事が終わってもたぶん設置されない可能性が高いかなと。
この時点で「やばい。4合目の休憩所まで自販機がない」と察知。
仕方ないので登り続けます。
自販機、トイレも完備。
ココの標高は2,020m あり、汗ばんだ格好でじっとしているとちょっと肌寒いレベル。
売店には軽食もあります。
空腹過ぎて焼きそばを買いましたが、冷凍です(笑)。
おばちゃんがレンジでチーンと温めてくれます。
真夏でも、五合目は「半袖だと涼しすぎるか、ちょい寒い」くらい。
私は持参しませんでしたが、ウインドブレーカー1枚あるといいかも。
まあ、下山し始めるとみるみる気温が上がり、すぐ脱ぐことになりますが。
※河口湖の水面標高は「833 m」
※五合目が「2,305m」
こんな具合です。
↓
とくに難所とか山場があるわけではなく、黙々とペダルを回せば着きます。
ただ、くどいようですが道中が長いのでけっこう疲れます。ぐったりです。
なので自分の中で「五合目=曇り」のイメージしかないです。
平日だったせいか、自分以外にロードバイクは見かけませんでした。
噴火をイメージしたカレーの見栄えはありますが、ぶっちゃけ美味しくないです。
いや、不味いです。
5年前も同じモノを食べて、後悔したことを思い出しました(遅い)。
ヒルクライム直後の空腹状態で不味いのだから相当です。
見た目とかどうでもいいからふつうのカレー出してくれ…。
具もほぼねぇじゃないか…。
スペースを埋めるサラダなんて要らんのじゃ…。
なお、向かいに富士急雲上閣というレストハウスもあります。
公式サイト見たら、やはり富士山カレー、うどん、ほうとう…。
が、スタ丼と唐揚げ定食もありました。こっちにすればよかった。
次回はサブの補給食を持ってこよう…と誓いました。
あ、外の売店のソフトクリームは美味しかったです。
昔にもあったっけ…?(初めて目にした気がします)
サイクリストが増えてのことかも知れません。
ありがたいことです。
「わし、こんなに登ったんか…」と呆れるほどです。
ずっとブレーキは握りっぱなしなので指はつかれるし、リムブレーキ&カーボンホイールだと熱膨張が不安なので、数回止まってタイヤを冷やしながら下りました。
三合目を超えるとドンドン暑くなり、料金所で元の真夏日に戻ります。
五合目の寒さを懐かしく感じることでしょう。
以上、富士山五合目ヒルクライムのレポでした。
まとめ
↓
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1回は当時所有していたミニベロの「タイレルCSI」でした。
今回が2回目です。
5年前は、
「ただただひたすらに長い…いつこの苦行は終わるのか…まるで無間地獄のようだ…」
という記憶しかなかったんですが、それはミニベロだったからで、ロードバイクの今回はそうでもないだろうと高をくくって登ってみたら、まったく同じレベルで辛かったです。
というわけで、まだ富士山に自転車で登ったことのないサイクリストさん向けに、道中の様子をまとめておこうと思います。
目次
- 河口湖湖畔から向かう
- 富士スバルラインの入り口まで移動
- 五合目までの坂のきつさ
- 車道の交通量
- 水分補給について
- 四合目(大沢駐車場)まで自販機も売店もない
- 気温の変化
- 道中の獲得標高
- 五合目の様子
- レストハウスのカレーは不味い
- サイクルステーションがある
- 下りも長い
河口湖湖畔から向かう
どこから登り始めてもかまいません。なんなら富士山の麓から登っても OK。ただ、それだと体力的にえげつないほどきついです。
一般的には、河口湖スタートでしょう。
今回は「道の駅 かつやま」を利用しました。
目の前は広大は芝生広場の「小海公園」と河口湖があって、素晴らしい風景です。
年中無休で駐車場、トイレは24時間利用できます。
ただし、営業時間は9~17時なので、16時半までには戻るようにしたいところです。
富士スバルラインの入り口まで移動
「道の駅 かつやま」から富士スバルラインの入り口(料金所ですね)まで、約10キロあります。当然登りなので、この移動だけで軽く疲れます。しかも、料金所に至るまでが直線の坂で、軽く心が折れかけます(笑)。
※体が溶けそうに暑い…
が、ここはウォーミングアップなので省エネモードで。
料金所からが本番です。
料金所から五合目までは22キロ。
つまり道の駅から五合目までが32キロです。
ちなみにこの日は気温35度…。
河口湖の標高でも気温33度でした。
料金所にトイレはありますが、残念ながら自販機はないです。
料金所についた時点で水が3分の1無くなり、頂上までもつのか不安になりました。
五合目までの坂のきつさ
一定の斜度が淡々と続きます。坂の斜度でいうと、5~6%くらいなので、激坂と呼ぶほどではないです。
死ぬほどの斜度ではないけど、かといって楽でもない坂で、ひたすらに長い…長さで心が折れること必至。
道の脇にマイルストーンが置かれていますが、「まだそんなに残ってんの?マジで?」って気が滅入るだけで、それを見るのすら嫌気がさします。
ちなみにほぼ木々に囲まれており、外界は一切見えません。
よって道中、風光明媚な景色は味わえません。
富士山が美しいのは遠くから見たときであり、現地にいると味わえないとはよく言ったものです。
車道の交通量
時期にもよると思いますが、平日だったこの日は比較的登りやすかったです。が、バスも乗用車もバンバン走り抜けるし、信号がないせいか比較的スピードも高め。
とくに直線だとちょっと恐怖を覚えることもあります。
坂がきついからといって、蛇行での登坂は絶対NGです。
なお、路面はとてもきれいで、目立った穴ぼことか亀裂は見かけませんでした。
水分補給について
結論、ダブルボトルが正解です。とくに夏場はマストです。
「マストです」などと偉そうな事を言いつつ、自分は1本しかなく、4合目手前で切れました。
4合目の休憩所で自販機に立ち寄って事なきを得ましたが、危なかった。
最初に一合目下駐車場が現れます。
トイレはありますが、自販機はなし。そのまま通過します。
二合目と三合目の間には樹海台駐車場(公衆トイレ)があり、そこに自販機があったんじゃないか?という5年前の曖昧な記憶を頼りに登っていったら、なんと工事中。しかも自販機は(自分が見た範囲では)なかったです。
富士スバルライン公式サイトを見ても、自販機の記述はなく、工事が終わってもたぶん設置されない可能性が高いかなと。
この時点で「やばい。4合目の休憩所まで自販機がない」と察知。
仕方ないので登り続けます。
四合目(大沢駐車場)まで自販機も売店もない
ちゃんと休憩でき、補給がとれるのは四合目(大沢駐車場)ですね。自販機、トイレも完備。
ココの標高は2,020m あり、汗ばんだ格好でじっとしているとちょっと肌寒いレベル。
売店には軽食もあります。
空腹過ぎて焼きそばを買いましたが、冷凍です(笑)。
おばちゃんがレンジでチーンと温めてくれます。
気温の変化
標高2,000m を超える四合目辺りから涼しさを感じます。真夏でも、五合目は「半袖だと涼しすぎるか、ちょい寒い」くらい。
私は持参しませんでしたが、ウインドブレーカー1枚あるといいかも。
まあ、下山し始めるとみるみる気温が上がり、すぐ脱ぐことになりますが。
道中の獲得標高
道の駅(河口湖)から五合目までの獲得標高は1,472m。※河口湖の水面標高は「833 m」
※五合目が「2,305m」
こんな具合です。
↓
- スバルライン料金所:1,088m(17%)※この時点でやや疲れてる
- 一合目:1,405m(39%)※ココまでが長い
- 二合目:1,596m(52%)※半分は超えてます
- 三合目:1,786m(65%)※いったん疲れのピークが来ます
- 四合目:2,045m(82%)※あと一息
- 五合目:2,305m(100%)※到着
とくに難所とか山場があるわけではなく、黙々とペダルを回せば着きます。
ただ、くどいようですが道中が長いのでけっこう疲れます。ぐったりです。
五合目の様子
人生でたぶん20回以上来てますが、常に霧がかかってて一度も快晴だったことがありません。なので自分の中で「五合目=曇り」のイメージしかないです。
平日だったせいか、自分以外にロードバイクは見かけませんでした。
レストハウスのカレーは不味い
富士山みはらしのレストハウスに入りましたが、メニューは…うどんとカレーしかなく、選択肢少なめ。噴火をイメージしたカレーの見栄えはありますが、ぶっちゃけ美味しくないです。
いや、不味いです。
5年前も同じモノを食べて、後悔したことを思い出しました(遅い)。
ヒルクライム直後の空腹状態で不味いのだから相当です。
見た目とかどうでもいいからふつうのカレー出してくれ…。
具もほぼねぇじゃないか…。
スペースを埋めるサラダなんて要らんのじゃ…。
なお、向かいに富士急雲上閣というレストハウスもあります。
公式サイト見たら、やはり富士山カレー、うどん、ほうとう…。
が、スタ丼と唐揚げ定食もありました。こっちにすればよかった。
次回はサブの補給食を持ってこよう…と誓いました。
あ、外の売店のソフトクリームは美味しかったです。
サイクルステーションがある
利用はしませんでしたが、工具や空気入れが借りられる場所があります。昔にもあったっけ…?(初めて目にした気がします)
サイクリストが増えてのことかも知れません。
ありがたいことです。
下りも長い
下りですら長すぎて、途中で飽きます(笑)。「わし、こんなに登ったんか…」と呆れるほどです。
ずっとブレーキは握りっぱなしなので指はつかれるし、リムブレーキ&カーボンホイールだと熱膨張が不安なので、数回止まってタイヤを冷やしながら下りました。
三合目を超えるとドンドン暑くなり、料金所で元の真夏日に戻ります。
五合目の寒さを懐かしく感じることでしょう。
以上、富士山五合目ヒルクライムのレポでした。
まとめ
↓
- ひたすらに長い(32キロ)※ヤビツ2回相当らしいです
- ダブルボトル必須
- 五合目の食事は期待するな
- 絶景は拝めない(可能性が高い)
- が、登頂時の達成感はでかい
- 五合目の気温は確認しておこう
- ウインドブレーカーがあると安心
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コメント
コメント一覧 (8)
cyclegadget
がしました
首都圏から遠いのが難ですが、早朝なら3時間半くらいです。真夏でも長袖、ウィンドブレーカー必須です。
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました
cyclegadget
がしました