皆様は歯の定期診断をされていらっしゃるだろうか。歯は替えのきかない重要な人体パーツ。カセットスプロケットやリアディレイラーと違って、一度失ったら戻ってこないので、大切にしたいものだ。
アスリートやスポーツをする人にとって、歯をくいしばるシーンは多い。それはサイクリストも同じである。

自分は6ヶ月ごとに定期診断を入れており、自覚症状がないままおかしな症状が進まないよう注意している。
先日、年内最後の定期診断を終え、「どこも問題ナシ」とお墨付きをいただけた。その歯科医の先生と雑談したんだけど、「歯周病の怖さを知らない人が多い。知らず知らずのうちに進行するから注意が必要」って話をされていた。
以下、歯周病に関すること、一般人ができる対策&予防法について先生から教わったことのまとめです。
口内には300~500種類の細菌が住んでいるそうで、歯磨きを怠ると細菌がネバネバした物質(歯垢:プラーク)を作り出し、歯の表面にくっつくんですって。くわしくは日本臨床歯周病学会のサイトをどうぞ。
「なんか歯がグラグラするから、元に戻して」って平然とやって来る患者さんもいるらしいが、「残念ながら、元には戻せません…」とのこと。ダメになった神経も、グラグラになった歯も、ばい菌に侵されてからでは遅い。

/ 美味しいモノも、健康な歯があってこそ \
ちなみに、歯周病のサインはいくつかある。
↓
あと、喫煙とかストレス、糖尿病、骨粗鬆症、ホルモン異常等も影響するとのこと。
見た目だけではなかなか見抜けないし、(歯の奥や裏側など)見えにくい部分が発症することもあるので、一般人では発見しにくい。早期発見や予兆を見つけるには、やはり定期的な診断がベスト。めんどくさくても、心をを鬼にして予約してしまいましょう。(いったん予約を入れてしまえば、観念して行くものです)
「歯ぎしりする人がかどうかを歯医者が見抜けるのか?」という質問には、「見抜けないと思った方がいい。歯ぎしりの結果、歯が磨耗して悪化したのはわかる。しかし、今歯ぎしりをしている人がどうかを、健康な状態の歯からは判断のしようがない」とのこと。
(オクサマに改まって確認したところ)自分は歯ぎしりしないと判明したのだが、歯ぎしりしない方法とか対策ってあるんですかね…。
あと、硬い食べ物(スルメや乾物)の食べすぎも歯と歯茎には良くないんですって。歯ぎしりほどではないらしいが、高負荷がかかるのでほどほどにした方がよいとのこと。

飲兵衛の方で乾物好きな場合はご注意ください。
いっくらしっかり歯磨きしたつもりでも、歯間ブラシをすると「あら…!あんなに念入りに磨いたのに、歯と歯の間にカスって紛れ込んでしまうのね…」って実感する。「歯間ブラシを使わない限り、このカスはずっと歯の間に溜まり続けていたのか…」って考えると、使わない理由はない。目に見える歯の表面に目が奪われがちだが、歯の間のお掃除も大事である。

/ いまも減量中につき、間食はこんな感じ \
大人になっても歯医者は怖い。歯医者に行くのが好きなんて人は世界に一人もいないだろう。だが、無意識に避けてしまうとあとでツケが倍返しでやってくる。なにはともあれ予約を入れてしまい、定期イベント化してしまおう。
定期診断すると、同時に歯石も除去してくれるので、ピカピカ&スッキリになって気持ち良いですよ。
以上、サイクリストは歯の定期診断をルーチン化しておくべきというお話でした。
>> 全サイクリストに伝えたい、歯医者で教わった“虫歯にならないための心がけ”
>> 自転車屋さんでの定期点検と歯医者さんの診断予約は似ている
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アスリートやスポーツをする人にとって、歯をくいしばるシーンは多い。それはサイクリストも同じである。

自分は6ヶ月ごとに定期診断を入れており、自覚症状がないままおかしな症状が進まないよう注意している。
先日、年内最後の定期診断を終え、「どこも問題ナシ」とお墨付きをいただけた。その歯科医の先生と雑談したんだけど、「歯周病の怖さを知らない人が多い。知らず知らずのうちに進行するから注意が必要」って話をされていた。
以下、歯周病に関すること、一般人ができる対策&予防法について先生から教わったことのまとめです。
そもそも歯周病とは
細菌の感染によって引き起こされる「炎症性疾患」のこと。歯と歯肉の境目(歯肉溝)が汚れたままだと、その隙間に細菌がとどまり、歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて腫れる。厄介なことに、痛みはほとんどない…。歯周病が進行すると、歯と歯肉の境目(歯周ポケット)が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けてグラグラになってしまう。口内には300~500種類の細菌が住んでいるそうで、歯磨きを怠ると細菌がネバネバした物質(歯垢:プラーク)を作り出し、歯の表面にくっつくんですって。くわしくは日本臨床歯周病学会のサイトをどうぞ。
歯垢(プラーク)1mgの中には10億個の細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病をひき起こします。その中でも歯周病をひき起こす細菌が特異的に存在していることが解明されています。
歯周病とは、この歯垢(プラーク)の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となります。
歯垢(プラーク)は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。 これはブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。
歯周病に自覚症状は(ほぼ)ない
これ、怖いですよね…。徐々に知らない間に進行して、「なんか痛い」「歯がグラつく」ってなってからでは絶望的に遅いんですもの。「なんか歯がグラグラするから、元に戻して」って平然とやって来る患者さんもいるらしいが、「残念ながら、元には戻せません…」とのこと。ダメになった神経も、グラグラになった歯も、ばい菌に侵されてからでは遅い。

/ 美味しいモノも、健康な歯があってこそ \
ちなみに、歯周病のサインはいくつかある。
↓
- 歯茎が腫れている(赤くなっている)
- 口内がネバネバしている
- 歯茎から血が出る(歯磨きの後など)
- 熱いもの、冷たいものがしみる
- 歯がぐらついている
- 歯茎が痩せてしまったせいで、歯が長く見える
- 口臭が気になる
- 歯が浮いている感覚がする
あと、喫煙とかストレス、糖尿病、骨粗鬆症、ホルモン異常等も影響するとのこと。
歯周病は、一気に全部の歯に広がる…のではなく、部分的に発症する
歯周病はてっきり「口内で全ての歯茎が同時に発症する」って思っていたんだけどそうではない。部分的に、徐々に進行するらしい。見た目だけではなかなか見抜けないし、(歯の奥や裏側など)見えにくい部分が発症することもあるので、一般人では発見しにくい。早期発見や予兆を見つけるには、やはり定期的な診断がベスト。めんどくさくても、心をを鬼にして予約してしまいましょう。(いったん予約を入れてしまえば、観念して行くものです)
歯と歯茎に負荷をかける行為は良くない
具合的には睡眠中の歯ぎしり。かなりの圧力でしかも長時間歯を圧着させるわけなので、歯と歯茎へのダメージが猛烈に大きいそうな。「歯ぎしりする人がかどうかを歯医者が見抜けるのか?」という質問には、「見抜けないと思った方がいい。歯ぎしりの結果、歯が磨耗して悪化したのはわかる。しかし、今歯ぎしりをしている人がどうかを、健康な状態の歯からは判断のしようがない」とのこと。
(オクサマに改まって確認したところ)自分は歯ぎしりしないと判明したのだが、歯ぎしりしない方法とか対策ってあるんですかね…。
あと、硬い食べ物(スルメや乾物)の食べすぎも歯と歯茎には良くないんですって。歯ぎしりほどではないらしいが、高負荷がかかるのでほどほどにした方がよいとのこと。

飲兵衛の方で乾物好きな場合はご注意ください。
歯間ブラシは1日1回が理想
歯間ブラシは歯科医的にもオススメだそうで、「できれば1日1回やりましょう。せめて数日に1回は心がけましょう」とのこと。自分は長年歯間ブラシ(50本セットみたいなの)を常備してて、最低2日に1回は夜にやる。いっくらしっかり歯磨きしたつもりでも、歯間ブラシをすると「あら…!あんなに念入りに磨いたのに、歯と歯の間にカスって紛れ込んでしまうのね…」って実感する。「歯間ブラシを使わない限り、このカスはずっと歯の間に溜まり続けていたのか…」って考えると、使わない理由はない。目に見える歯の表面に目が奪われがちだが、歯の間のお掃除も大事である。

/ いまも減量中につき、間食はこんな感じ \
大人になっても歯医者は怖い。歯医者に行くのが好きなんて人は世界に一人もいないだろう。だが、無意識に避けてしまうとあとでツケが倍返しでやってくる。なにはともあれ予約を入れてしまい、定期イベント化してしまおう。
定期診断すると、同時に歯石も除去してくれるので、ピカピカ&スッキリになって気持ち良いですよ。
以上、サイクリストは歯の定期診断をルーチン化しておくべきというお話でした。
>> 全サイクリストに伝えたい、歯医者で教わった“虫歯にならないための心がけ”
>> 自転車屋さんでの定期点検と歯医者さんの診断予約は似ている
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