男性は女性に比べて趣味にハマると抜け出せないというか、泥沼化してしまうことが多い気がする。
オトコはたやすくカスタマイズ欲に押し流され、コンポーネント等の機材の様式美に心を奪われ、金銭感覚が麻痺して、気がつくと「購入ボタンを押してしまっていた…」という生き物なのに対し、女性は(サイクリングや機材に関しては)一定の距離感を保つことができているように感じる。
※こないだグローブを新調しました(消耗品だと罪悪感が少ない)
オクサマは機材へのこだわりも愛もなく、「自転車なんて走ればなんだっていいのよ。消耗品の交換もカスタマイズもなにもかもあんたに一任するから」だし、知人サイクリスト女性の過半数が、「べつに楽しく乗れればなんだっていいです。グレードもメーカーも気にしません」というかんじ。
なかには、「自分の使っているコンポーネントが思い出せない(or 知らない)」って女性もいるほどで、男性からしたら「マジか…」なんだけど、そういう差って本当に面白い。
で、その傾向は海外でも同じようで、Global Cycling Network で、「Warning! Your Love Of Cycling Has Gone Too Far When... (自転車への愛情が過剰すぎてオレ、ヤバいかも…と不安になる瞬間はどんなとき?)」というコーナーがあったので笑いながら視聴させてもらった。
ちなみにサイモンさんは、「15歳のとき、自転車に乗りたいがためにデートをすっぽかしことがある。しかも、“おばあちゃんが病気だから”とウソまでついて…もちろん、その後の関係は壊れたけどね(笑)」と告白していた。なかなかのツワモノである。
以下、動画内で紹介されていた視聴者の皆様の「やばいかも…」と感じた瞬間を翻訳して紹介しよう。
これ以上ないってほどの典型的なあるあるである。
バイク、機材、ホイール…ロードバイクのパーツはママチャリの価格に換算すると「やたら高く感じる」のが理由なので、正直に「ホイールが15万円しました」と事後報告しようものなら、常識的な金銭感覚を持った女性なら発狂する。
なので、たとえばホイールを例にとると、こんなかんじ。
「購入そのものを妻が気づかないかもしれない」という希望のもと、あえて報告しない
↓
「あれ?ホイール新しくなってない?」と言われたら、「安かったんで…てへ」と言う
↓
「で、いくらだったの?」との問いには、「◯◯円…」
↓
「ふーん…」
↓
(片方でだけど…)と心の中でつぶやく
※人様の機材を見てるとムラムラしてくる…
ちなみに自分はオクサマを煙に巻きたいとき、“勢いで押し切る”という姑息な手段を使うことがあった。
「え?これがいくらしたかって?待って待って、そんなことより聞いてよ。海外通販を賢く利用した結果、なんとこれが50パーセントオフでゲットできたんだよ!!50%よ、ごじゅっぱーせんと!日本国内で買う価格の半分のコスト。えぇ?どうよこの快挙。これはすごいことなんだよ。モデルチェンジの影響もあると思うんだけどドンピシャだったわ…いやはや、このタイミングを見逃さずに本当によかったと思ってる、うんうん…。あ、ちょっと風呂入って来る」
3回に2回はこれで誤魔化せたが、最近の成功率は低い。
ちなみに、海外の自転車ショップでは、「配偶者に見せる用のウソの支払額を記載した領収書を5ドルで発行しますよ」という掲示がされていたりもするそうで、男性サイクリストには有難いことだろうが、「ぜったいに嫁をショップに連れていけない」というデメリットもある(笑)。
サイクリストには通じても、そうでない人には「なんのことかチンプンカンプン」って話題があって、パワーメーターのデータはその最たるものだろう。(獲得標高とかも同様)
どハマりしているサイクリストは「何でもかんでもサイクリングに結びつける」ようになってしまうが、自転車を話題にする前に、一緒にいる人々が同じ趣味を嗜むのかどうかを確認したほうがよいだろう。
元プロだったダンさんもかつてそうだったようで、周囲から「痩せた?…あるいは病気なの?」を褒め言葉だと思ってたが、「冷静に考えるとちがうよな」と気付いたらしい。
自分も減量を続けているせいで、食事のたびにカロリーを考える習慣が身についてしまった。体重が順調に落ちていた時期は、職場や仕事関係で会う人たちから「急激に痩せたから深刻な病気を患ったのかと思ってた」と真顔で言われたりして、ちょっぴり嬉しかった。が、これも程度問題だと思う。
※最近のオヤツです
これは笑えない。が、自分も写真フォルダを見返してみて、圧倒的にバイクの写真が占めていたので軽い罪悪感を味わった。
まあ、自分の場合、子供らは大学生と高校生なので写真を撮るって行為そのものが減っているのでまだ救いがある(?)が、小さいお子さんをお持ちの方はバイクの写真に偏っていないかそっと確認していただきたい。
バイクは歳をとらないが、子供はあっという間に成長し、ほんの1年前とで表情、顔つき、体格がガラッと変わってしまう。時間を巻き戻して我が子の写真(や動画)を撮影はできないので、どうか注意してほしい…と親の立場から申し上げたい。
これも痛いところを突いてくる「あるある」ではなかろうか。サイクリストは自分の愛車にいくらかけたか数秒で計算し即答できるものだ。冷静に脳内計算すると、「こ、こんなにロードバイクにお金を投じてしまってたのか…」と愕然とする。
自分も8年間で5台購入※(1台は経年劣化により廃車)したが、ホイール交換だの、コンポーネントのアップグレードだの、もろもろカスタマイズを含めると、パンダの車両本体価格(190万円)に匹敵する。
消耗品の交換費用まで含めたら、確実にパンダを超える。そのことを改めて知り、「なんたること…」と驚いた。ちなみに後悔は1ミリもない。
※5台の内訳
軽い罪悪感に苛まれていたら、ダンさんとサイモンさんも、「僕らもバイクにかけている金額と車のそれがほぼ同じだわ」と告白していてちょっとホッとした。
さらに、「いかにロードバイクが積みやすいか」という視点メインで車選びをしてしまうそうで、プジョーの306エステートをかつて所有していたダンさんは、「ホイールを外したフレームを横にして後席を倒すことなくトランクにピッタリと積めたことに感激して」購入を決めたそうだ。
サイモンさんも負けていない。彼はロードバイクを袋に詰めてカーディーラーを訪れ、どの車のトランクにフィットするかを調査しまくった結果「フォードのフォーカスエステートを購入した」と語っていた。
自分はフィアットのパンダを4年間乗っているが、買い替えの気持ちはゼロ。なぜならボクシーな車体にロードバイクとミニベロが物の見事にジャストフィットするから。軽自動車に毛が生えた程度の小柄なボディの後席に(ホイールを外した)ロードバイクを2台クロスさせて載せることができる利便性は捨てがたい。
これは同感なのだが、だからといってサイクリングを諦める必要はない。風向きに合わせて行き先を決めればいいだけだ。ダンさん、サイモンさんも同意見だった。「風が強かったら、その勢いを利用して走ろう!なんなら自己ベストタイムを更新するのに挑戦したっていいじゃない」とのこと。
自分がよくやるのは、追い風を利用して100キロほど走り、輪行で帰ってくるパターン。これなら快適にライドをエンジョイできる。
サイクリスト以外の人は、「自転車を家の中に保管する」行為がとても野蛮で不潔にみえてしまうらしい。泥&砂で汚れたママチャリとはわけが違うほどキレイな状態なので、必死で説得するも大抵は「お、おぅ…」と心の底から理解はしてくれないので、もう諦めている。
そういえば、オクサマはいまでこそ「3台の自転車がリビングにあり、1台は寝室に置かれている」ことに慣れっこになったが、最初の1年は、
ふざけんな~!なんで自転車が何台も家の中にあるんじゃ~
となかなか納得してくれなかった。とくに寝室に持ち込むことに関してはかなりの抵抗を受けて長期戦になったが、自分の執念で勝利した。
※努力の結果、寝室でローラーを回すことにも成功
ひとつTIPSを紹介すると、「タイヤをキレイに拭くから」と約束すると、わりとすんなり「じゃあいいよ」となることが判明している。どうやら、不潔さを強調するのはタイヤらしい。
屋外を走ったタイヤが畳やフローリングに直に触れるのが生理的にイヤなのだろう。靴を履いたまま家に上がらないのと同じ理屈だと考えるとわかりやすい。そのへんを譲歩すると好きな場所に起き放題である(たぶん)。
これもほどほどにしないと、旅先で夫婦(&恋人)が別行動になり、「なんのために一緒に旅行しとるんじゃ」と問い詰められる。できれば配偶者を観戦に付き合わせるのがよいが、興味がなければ苦痛でしかないので、なんらかの埋め合わせとセットで行うのがよいだろう。
以下、参考までに自分の「オレ、ヤバいかも…」と不安になった瞬間を10個ほど載せときます。
1.脳内でルートを妄想しながらGoogle Map を延々と見続けてしまう
→ いつまでもできちゃう
2.自分の住んでいる地域の週末が雨予報だと、隣接する他府県で晴れの場所はないか夢中で探す
→ 広範囲で雨天なら諦めて三本ローラーに
3.平日が晴れで週末が雨予報だとものすごく落ち込み、太陽を呪う
→ 土日連チャンで雨だと発狂しそうになる
4.サイクリストではない知人に「登山に行ってきたんですよ」と言われ、「えっ、そこには自転車で行けますか?アスファルトで舗装されていますか?」と食い気味に尋ねてしまう
→ 「登山=ヒルクライム」って発想がどうかしてる
5.車で坂を登っている瞬間にも、「斜度は8%くらいかな…」と考えてしまう
→ 高速道路走ってるときによく考えてしまう
6.車が自転車のせいで汚れても放置するくせに、自転車の汚れはせっせと洗い落とす
→ CSIのシルバーの輝きにウットリ…
7.寝室で自分が三本ローラーを回す隣でオクサマがイヤホンをしてアマゾンプライムで映画視聴するのが日常風景
→ 慣れとは、げに恐ろしい
8.いいな~と思う車(VOLVOのXC40とかルノーのトウィンゴとかアバルト595とか)があっても、「トランク形状を想像するにバイクが積みにくそうだし、後席の天地間のスペースが小さいから縦積みはムリだから無しだな…」と却下してしまう
→ 経済的にそもそもムリなんですが…
9.車に積みやすそうだ…という理由でワクワクする車がある。(ルノーのカングーとかスズキのクロスビー【XBEE】)
→現行のカングーはややデカすぎ。先代がよかった。 じつはジムニーも気になっている
10.ライドの途中で立ち寄った飲食店では、席から見える場所にバイクを駐輪し、10秒ごとに視線を送って安全を確認しながら食事する
→そうしないと不安で仕方ない
以上、自転車への愛情が過剰すぎて「オレ、ヤバいかも…」と不安になる瞬間はどんなとき?をお届けしました。個人的にはこの症状が完治することはないと思っているが、いたって幸せなので問題はない(笑)。
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オトコはたやすくカスタマイズ欲に押し流され、コンポーネント等の機材の様式美に心を奪われ、金銭感覚が麻痺して、気がつくと「購入ボタンを押してしまっていた…」という生き物なのに対し、女性は(サイクリングや機材に関しては)一定の距離感を保つことができているように感じる。
※こないだグローブを新調しました(消耗品だと罪悪感が少ない)
オクサマは機材へのこだわりも愛もなく、「自転車なんて走ればなんだっていいのよ。消耗品の交換もカスタマイズもなにもかもあんたに一任するから」だし、知人サイクリスト女性の過半数が、「べつに楽しく乗れればなんだっていいです。グレードもメーカーも気にしません」というかんじ。
なかには、「自分の使っているコンポーネントが思い出せない(or 知らない)」って女性もいるほどで、男性からしたら「マジか…」なんだけど、そういう差って本当に面白い。
で、その傾向は海外でも同じようで、Global Cycling Network で、「Warning! Your Love Of Cycling Has Gone Too Far When... (自転車への愛情が過剰すぎてオレ、ヤバいかも…と不安になる瞬間はどんなとき?)」というコーナーがあったので笑いながら視聴させてもらった。
ちなみにサイモンさんは、「15歳のとき、自転車に乗りたいがためにデートをすっぽかしことがある。しかも、“おばあちゃんが病気だから”とウソまでついて…もちろん、その後の関係は壊れたけどね(笑)」と告白していた。なかなかのツワモノである。
以下、動画内で紹介されていた視聴者の皆様の「やばいかも…」と感じた瞬間を翻訳して紹介しよう。
バイクがいくらかかったか、配偶者に過少申告する
これ以上ないってほどの典型的なあるあるである。
バイク、機材、ホイール…ロードバイクのパーツはママチャリの価格に換算すると「やたら高く感じる」のが理由なので、正直に「ホイールが15万円しました」と事後報告しようものなら、常識的な金銭感覚を持った女性なら発狂する。
なので、たとえばホイールを例にとると、こんなかんじ。
「購入そのものを妻が気づかないかもしれない」という希望のもと、あえて報告しない
↓
「あれ?ホイール新しくなってない?」と言われたら、「安かったんで…てへ」と言う
↓
「で、いくらだったの?」との問いには、「◯◯円…」
↓
「ふーん…」
↓
(片方でだけど…)と心の中でつぶやく
※人様の機材を見てるとムラムラしてくる…
ちなみに自分はオクサマを煙に巻きたいとき、“勢いで押し切る”という姑息な手段を使うことがあった。
「え?これがいくらしたかって?待って待って、そんなことより聞いてよ。海外通販を賢く利用した結果、なんとこれが50パーセントオフでゲットできたんだよ!!50%よ、ごじゅっぱーせんと!日本国内で買う価格の半分のコスト。えぇ?どうよこの快挙。これはすごいことなんだよ。モデルチェンジの影響もあると思うんだけどドンピシャだったわ…いやはや、このタイミングを見逃さずに本当によかったと思ってる、うんうん…。あ、ちょっと風呂入って来る」
3回に2回はこれで誤魔化せたが、最近の成功率は低い。
ちなみに、海外の自転車ショップでは、「配偶者に見せる用のウソの支払額を記載した領収書を5ドルで発行しますよ」という掲示がされていたりもするそうで、男性サイクリストには有難いことだろうが、「ぜったいに嫁をショップに連れていけない」というデメリットもある(笑)。
パワーメーターの数値をサイクリングとは無関係のパーティで熱く語る
サイクリストには通じても、そうでない人には「なんのことかチンプンカンプン」って話題があって、パワーメーターのデータはその最たるものだろう。(獲得標高とかも同様)
どハマりしているサイクリストは「何でもかんでもサイクリングに結びつける」ようになってしまうが、自転車を話題にする前に、一緒にいる人々が同じ趣味を嗜むのかどうかを確認したほうがよいだろう。
四六時中、減量のことばかり考える
元プロだったダンさんもかつてそうだったようで、周囲から「痩せた?…あるいは病気なの?」を褒め言葉だと思ってたが、「冷静に考えるとちがうよな」と気付いたらしい。
自分も減量を続けているせいで、食事のたびにカロリーを考える習慣が身についてしまった。体重が順調に落ちていた時期は、職場や仕事関係で会う人たちから「急激に痩せたから深刻な病気を患ったのかと思ってた」と真顔で言われたりして、ちょっぴり嬉しかった。が、これも程度問題だと思う。
※最近のオヤツです
子供よりも、バイクの写真のほうが多い
これは笑えない。が、自分も写真フォルダを見返してみて、圧倒的にバイクの写真が占めていたので軽い罪悪感を味わった。
まあ、自分の場合、子供らは大学生と高校生なので写真を撮るって行為そのものが減っているのでまだ救いがある(?)が、小さいお子さんをお持ちの方はバイクの写真に偏っていないかそっと確認していただきたい。
バイクは歳をとらないが、子供はあっという間に成長し、ほんの1年前とで表情、顔つき、体格がガラッと変わってしまう。時間を巻き戻して我が子の写真(や動画)を撮影はできないので、どうか注意してほしい…と親の立場から申し上げたい。
クルマの購入金額とバイク(複数台)のそれがどっこいどっこいになってくる
これも痛いところを突いてくる「あるある」ではなかろうか。サイクリストは自分の愛車にいくらかけたか数秒で計算し即答できるものだ。冷静に脳内計算すると、「こ、こんなにロードバイクにお金を投じてしまってたのか…」と愕然とする。
自分も8年間で5台購入※(1台は経年劣化により廃車)したが、ホイール交換だの、コンポーネントのアップグレードだの、もろもろカスタマイズを含めると、パンダの車両本体価格(190万円)に匹敵する。
消耗品の交換費用まで含めたら、確実にパンダを超える。そのことを改めて知り、「なんたること…」と驚いた。ちなみに後悔は1ミリもない。
※5台の内訳
- BOMAのリファール
- タイレルのCSI
- ダホンのMu P8
- ダホンのボードウォーク
- ダホンのEEZZ D3
軽い罪悪感に苛まれていたら、ダンさんとサイモンさんも、「僕らもバイクにかけている金額と車のそれがほぼ同じだわ」と告白していてちょっとホッとした。
さらに、「いかにロードバイクが積みやすいか」という視点メインで車選びをしてしまうそうで、プジョーの306エステートをかつて所有していたダンさんは、「ホイールを外したフレームを横にして後席を倒すことなくトランクにピッタリと積めたことに感激して」購入を決めたそうだ。
サイモンさんも負けていない。彼はロードバイクを袋に詰めてカーディーラーを訪れ、どの車のトランクにフィットするかを調査しまくった結果「フォードのフォーカスエステートを購入した」と語っていた。
自分はフィアットのパンダを4年間乗っているが、買い替えの気持ちはゼロ。なぜならボクシーな車体にロードバイクとミニベロが物の見事にジャストフィットするから。軽自動車に毛が生えた程度の小柄なボディの後席に(ホイールを外した)ロードバイクを2台クロスさせて載せることができる利便性は捨てがたい。
風向きと風速を気にしすぎ、あまりにも強風だとがっかりしてしまう
これは同感なのだが、だからといってサイクリングを諦める必要はない。風向きに合わせて行き先を決めればいいだけだ。ダンさん、サイモンさんも同意見だった。「風が強かったら、その勢いを利用して走ろう!なんなら自己ベストタイムを更新するのに挑戦したっていいじゃない」とのこと。
自分がよくやるのは、追い風を利用して100キロほど走り、輪行で帰ってくるパターン。これなら快適にライドをエンジョイできる。
知人を家に招くと、「どうして自転車がリビングのど真ん中に置いてあるの…?」と訊かれる
サイクリスト以外の人は、「自転車を家の中に保管する」行為がとても野蛮で不潔にみえてしまうらしい。泥&砂で汚れたママチャリとはわけが違うほどキレイな状態なので、必死で説得するも大抵は「お、おぅ…」と心の底から理解はしてくれないので、もう諦めている。
そういえば、オクサマはいまでこそ「3台の自転車がリビングにあり、1台は寝室に置かれている」ことに慣れっこになったが、最初の1年は、
ふざけんな~!なんで自転車が何台も家の中にあるんじゃ~
となかなか納得してくれなかった。とくに寝室に持ち込むことに関してはかなりの抵抗を受けて長期戦になったが、自分の執念で勝利した。
※努力の結果、寝室でローラーを回すことにも成功
ひとつTIPSを紹介すると、「タイヤをキレイに拭くから」と約束すると、わりとすんなり「じゃあいいよ」となることが判明している。どうやら、不潔さを強調するのはタイヤらしい。
屋外を走ったタイヤが畳やフローリングに直に触れるのが生理的にイヤなのだろう。靴を履いたまま家に上がらないのと同じ理屈だと考えるとわかりやすい。そのへんを譲歩すると好きな場所に起き放題である(たぶん)。
旅行のスケジュールがレースイベントにかぶるようになる
これもほどほどにしないと、旅先で夫婦(&恋人)が別行動になり、「なんのために一緒に旅行しとるんじゃ」と問い詰められる。できれば配偶者を観戦に付き合わせるのがよいが、興味がなければ苦痛でしかないので、なんらかの埋め合わせとセットで行うのがよいだろう。
以下、参考までに自分の「オレ、ヤバいかも…」と不安になった瞬間を10個ほど載せときます。
1.脳内でルートを妄想しながらGoogle Map を延々と見続けてしまう
→ いつまでもできちゃう
2.自分の住んでいる地域の週末が雨予報だと、隣接する他府県で晴れの場所はないか夢中で探す
→ 広範囲で雨天なら諦めて三本ローラーに
3.平日が晴れで週末が雨予報だとものすごく落ち込み、太陽を呪う
→ 土日連チャンで雨だと発狂しそうになる
4.サイクリストではない知人に「登山に行ってきたんですよ」と言われ、「えっ、そこには自転車で行けますか?アスファルトで舗装されていますか?」と食い気味に尋ねてしまう
→ 「登山=ヒルクライム」って発想がどうかしてる
5.車で坂を登っている瞬間にも、「斜度は8%くらいかな…」と考えてしまう
→ 高速道路走ってるときによく考えてしまう
6.車が自転車のせいで汚れても放置するくせに、自転車の汚れはせっせと洗い落とす
→ CSIのシルバーの輝きにウットリ…
7.寝室で自分が三本ローラーを回す隣でオクサマがイヤホンをしてアマゾンプライムで映画視聴するのが日常風景
→ 慣れとは、げに恐ろしい
8.いいな~と思う車(VOLVOのXC40とかルノーのトウィンゴとかアバルト595とか)があっても、「トランク形状を想像するにバイクが積みにくそうだし、後席の天地間のスペースが小さいから縦積みはムリだから無しだな…」と却下してしまう
→ 経済的にそもそもムリなんですが…
9.車に積みやすそうだ…という理由でワクワクする車がある。(ルノーのカングーとかスズキのクロスビー【XBEE】)
→現行のカングーはややデカすぎ。先代がよかった。 じつはジムニーも気になっている
10.ライドの途中で立ち寄った飲食店では、席から見える場所にバイクを駐輪し、10秒ごとに視線を送って安全を確認しながら食事する
→そうしないと不安で仕方ない
以上、自転車への愛情が過剰すぎて「オレ、ヤバいかも…」と不安になる瞬間はどんなとき?をお届けしました。個人的にはこの症状が完治することはないと思っているが、いたって幸せなので問題はない(笑)。
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コメント一覧 (2)
はるかにhide258さんを超えてしまって喜んでいいのかわからないですが、幸せなのでよしとします!\(^o^)/
療養中とのこと、お大事にしてください…。