仕事先の後輩(20代男子)から「ボードウォークを買った!」と連絡を受けました。

人生初のスポーツ自転車ということで、平地ですら20km以上走ったことがないそうな。

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ツーリングに行こう、どこにする?となり、ただ平地を走るのも面白くないし、

私「箱根越えしてみる?」
彼「箱根?坂なんですか?」
私「そう。それなりにきついとこもあるかな」
彼「よくわからないけどそれで!」

となりました。

以下、ミニベロで1泊2日の箱根越え旅の様子をレポートします。

目次


マシン比較

まず、私もミニベロで箱根越えをしたことはありません。ロードバイクだと何度もやってるので坂のキツさはよくわかっていますが、ミニベロだとどうなんだろう?

その実験に後輩を巻き添えにしてみた格好です(笑)。


以下、マシンの比較.

後輩くん

Dahonのボードウォーク(F:52T R:12-28T)
※ノーマルのまま

自分

ESRのパーサー(F:53T R:11-34T)
※11速化に伴い、ワイドレシオのカセットに変更

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フロントシングルでいけるのか?が心配だったんですが、イザとなったら押して歩けばよし。
古の人々は歩いて箱根越えをしていたわけですから。


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いざ、ミニベロで箱根峠へ

小田原から箱根湯本駅手前の三枚橋までは緩やかな坂なので順調に登ります。

三枚橋をわたると、すぐセブンイレブンがあり、そこから本格的な坂が始まります。


後輩くん、この時点で軽く絶望。



(;´Д`)「いきなりこれ…?」



頑張って登るも、開始5分で「きつすぎて漕げない」と判明。
体力のある若者でも、52T-28Tだとやはり厳しかったか…。

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乗っては降りて押す、乗っては降りて押す…を繰り返し、箱根大天狗山神社手前の急コーナーに到着。

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自分のパーサーは34Tなのでなんとか回せるけど、フラットバーゆえ立ちこぎがしにくいので、シッティングで必死に回してどうにかこうにかクリア。。


後輩くん、3分の2は押して歩く結果になるも、



「峠を完全に舐めてました!思ってたのと全然違って長いっす。7曲がり峠では曲がっても曲がっても終わらないので何度も心が折れました!あははははは」



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と、ヤケクソ混じりの笑顔で登ってくれました。

改めてカセットの比較

後輩くんのボードウォーク(ノーマル)は52T×12-28Tなので、最小ギア比は「52 ÷ 28 = 1.86」です。

自分のパーサーは53T×11-34T。最小ギア比は「53 ÷ 34 = 1.56」となります。ちなみにノーマルは53T×12-32Tだったので、最小ギア比は「53 ÷ 32 = 1.65」でした。

つまり、後輩くんは1.86、自分は1.56。


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参考までに自分のロードの場合は、「インナーが34T(コンパクト)×14-28T(ジュニアカセット)」という組み合わせなので、最小ギア比は「34 ÷ 28 = 1.21」

私のギア比だと、「足をつかずになんとか登れるけど、途中で何度も休まないと無理」でしたね。

つまり、我々はかなり無謀なギア比でチャレンジしたことがわかります。

芦ノ湖に到着

2時間くらいかけて芦ノ湖に到着。

多少歩こうが、「自分の足で芦ノ湖までこれた!」という事実は変わりありません。
後輩くんも感慨深い様子。

いちおう、ミニベロでも箱根峠は越えられることが判明しました(笑)。

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互いに疲労困憊だったので、芦ノ湖で早めのランチを済ませ、箱根関所➔山中城跡→三島市まで下り、三嶋大社へ。


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※山中城跡にも立ち寄りました

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※箱根関所にも

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※三島大社には桜も


私「市内を走って観光する?」
彼「いや、脚がいうことをきかないっす…」
私「15時のチェックインと同時にドーミーインに滑り込むか、もうちょいウロウロするかで言ったら?」
彼「(間髪入れず)前者で!」


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15時のチェックインに合わせてホテルに入り、すぐさま大浴場へ。
1時間ほど仮眠して、駅前で夕飯をとりました。


夜鳴きそばを食べているときも、


「筋肉痛がやばいです。これまで使ったことのない部位が悲鳴をあげてます(笑)」


と話していたので、サイクリングと他のスポーツは使う筋肉が異なるのでしょう。

翌日は走らずに電車で帰ることに

若いし、翌日には後輩くんの筋肉痛も治っているだろう、と思ったのですが、初のヒルクライムはかなりこたえたようで、走るのは厳しいまま。

なので三島駅から東海道線で小田原方面へと戻りました。


彼「今度は100キロ走ってみたいです。あ、まずは平坦路メインで(笑)」


さて、次はどこに連れ出そうかな…。


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