サイクリストの皆様は、どんなカメラアプリで風景や愛車を撮影されていらっしゃるだろうか?

ローディにはガジェット好き、写真好き、メカ好きがかなりの割合でいらっしゃる印象。よって、きっとこだわりのアプリを駆使しているに違いない。

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※ビアンキカフェ@自由が丘で撮った1枚。せっかくの高級車もフラッシュのせいでいまいちな見映え…

自分はカメラのこだわりがさっぱりない人間なので、iPhoneデフォルトのカメラアプリでずっと撮影していた。今もそう。iPhone 7 に機種変更してますます性能アップしたおかげで、「もう、標準アプリでいいじゃん。他に何も要らないじゃん」と信じ込んでいた。

ところが、ムック本を読んでいたとき、「Foodie(フーディー)」という名の食べ物の撮影に特化したカメラアプリが紹介されていて、目にとまった。

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読んだ瞬間は、「べつに食べ物を撮る趣味はないし、インスタもしてないし、自分には関係ないかな…」と読み飛ばそうと思いかけたが、「食べ物に特化」というフォーカスが気に入った。無料アプリだし、物は試しでインストールして使ってみた。

そしたら!結構いい感じなのだ。そういえばサイクリング途中の食事って撮影しているけど、屋内だと光量が不足しているのか、カメラの限界なのか、美味しそうに撮るのって難しいのよね。

それが、「Foodie(フーディー)」で撮るとあら不思議、撮影スキルのない自分ですら、「おぉ!なんか超美味しそう」って小躍りするくらい魅力的に撮れる。

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ということで、「Foodie(フーディー)」のレビューをしてみます。

iPhone版

アンドロイド版

LINE社のアプリである(知らなかった…)

「Foodie(フーディー)」はLINE社の開発したアプリ。なんと、いつもお世話になっている企業のアプリだったのか…。この記事を書くために開発元を調べて初めて知った事実(笑)。ずっと知らずに使っていた。なんかすみません…。

リリースされたのは2016年2月のようですね。

【Foodie】食べ物の撮影に特化したフード専用カメラアプリ「Foodie」を公開(2016年2月)

「Foodie(フーディー)」ってどんなアプリ?

「B612」という、世界累計1億ダウンロードを突破した”自撮り”専用カメラアプリがあるんだけど、それに続いて新たに作られた特化型カメラアプリがFoodie(フーディー)。

>> 女子必見! 自撮り神アプリ『B612』がオシャレな秘密(週間アスキー)

「肉料理」、「お寿司」、「ケーキ」など、様々なジャンルの食べ物を魅力的に加工してくれる24種類の「食べ物フィルター」を持つ。

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※デフォルトカメラで撮ったあんかけ焼きそばが…

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※ますます美味しそうに!

さらに、グルメ情報誌や動画で見かける”真上撮り”(真上アングルからの撮影)が簡単にできるよう、カメラが水平になっているかどうかを色で教える「ベストアングル」機能も搭載されている。

真上から撮るのに、機能もへったくれもないだろ。上からかざしてカシャすりゃいいんじゃ?」って思ってたが、ただ単に撮ろうとしても、うまくいかないのね。

しかも、一眼レフカメラで撮影したかのような「アウトフォーカス機能」や、暗い場所で撮影できる「明るさ調整機能」、「トーチ機能」等の加工オプションも充実。Instagram、Twitter等のSNSへの「共有機能」も併せ持つ。

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※インスタっぽく見えませんか

とにかく、細かいことを考えず、誰でもサクッとおいしそうな写真が撮れるアプリと思ってくれればよい。

機能をコメント付きで説明するよ

1.食べ物が魅力的に変身する「食べ物フィルター」

 食べ物の撮影に最適化された24種類のフィルターを使って、自分好みの食べ物写真を撮ることが可能です。

正直、フィルター数が多くて迷う。食べ物の色や光の加減で印象は変わるので、何種類も撮り試してみるとよいかなと。

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2.“真上撮り”をサポートしてくれる「ベストアングル機能」

 卓上の食べ物に対してカメラが0°の水平になっているかということを色で知らせてくれるので、簡単に“真上撮り”をすることができます。 ↑ ただ上にかざしてシャッターを押せばよいと思い込んでいたのだが、そうではないようだ。それをサポートしてくれる機能。

3.プロのような仕上がりを実現する「アウトフォーカス機能」

 自動的に被写体を認識し食べ物以外の部分にぼかしをかけることで、まるで一眼レフカメラで撮影したかのような写真に仕上げます。

「ほんとかなあ、所詮スマホアプリのカメラだよ?ぼかし効果なんて出せないでしょう」とたかをくくっていたんだけど、撮ってみて驚いた。背景が確かにボケてくれるので、一眼レフで撮影したかのような雰囲気が出る。しかも、被写体も美味しそう。 

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※なんだか一眼っぽい雰囲気

それにしても、どうして被写体以外をぼかすと、高級感が増して、いい感じの雰囲気になるんでしょうね?

4.暗い場所でも撮影も可能にする「明るさ調整機能」「トーチ機能」

写真を撮影する際に、手動で写真を明るくしたり暗くしたりすることができます。また、ライトを常時点灯させることもできるので暗い場所での撮影も可能です。
※明るさは40段階(-2.0~+2.0)での調整が可能です。

ライブドアブログ主催の勉強会で、食べ物を美味しく撮るコツを勉強させてもらったんだけど、講師の方によれば、「光が重要で、なるべく自然光が2方向から射している状態が理想。でもって、フラッシュはNG」なんですって。

食べ物は大抵屋内で撮るわけで、状況や時間帯によっては十分な光を確保できないときもあるだろう。そんなときに活躍する機能である。

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フラッシュがどれだけ食べ物の撮影に適していないかは、ねとらぼのこの記事がわかりやすい。ねとらぼ、オモコロ、BuzzFeed の四天王女子(3人だけど)が本気出した記事である。死ぬほどおもろい。

>> おしゃれな「スタバ」で「究極にダサい写真」は撮れるのか?

5.多様なサービスでの「共有機能」

加工した写真は、LINEはもちろん、facebook、Twitter、Instagramなどで共有する事ができます。

さすがLINEのアプリ、ソーシャル連携も抜かりない。主要SNSの3つはしっかりおさえている。

サイクリストにとって、食事はむっちゃ重要

なにしろサイクリングは腹が減る。よって、 休憩時の補給食やライド後の食事が待ち遠しい。食事はサイクリングに欠かせないもう一つの楽しみなのである。

Foodieを使い始めて、明らかに食べ物の撮影回数が激増した。どこでないを撮影しても、美味しそうに撮れてしまうので、楽しくて仕方ない。 ということで、サイクリストには激しくFoodieをお勧めしたい。

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※カメラロールに食べ物が増えすぎてきた(笑)

自転車パーツの撮影にも使えそう

食べ物の撮影専用アプリと名打ってはいるけど、それ以外に使ってダメな理由はどこにもない。ということで、愛車の撮影専用にも使ってみたら、意外に悪くない。

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※Foodie で自転車撮ってもOK

屋内でのバイク撮影って、光量不足でいい感じに撮れないのが悩みだったので、Foodieをときどき使っていこうと思っているよ。


\(^o^)/ 告知 \(^o^)/
最近、ねとらぼで「ハッキングの手口を文系に理解できるよう野球に置き換えて説明してみる」って記事を書きました。手前ミソですがけっこう面白いと思います…。