ダホンのボードウォークを2010年に買ってはや(もうすぐ)6年。ついにオクサマが動いた。
長年愛用していたストレートのバーハンドルを「ブルホーン化」することになったのだ。
ということで、愛車を馴染みのショップに入院させてきた。どのような姿に変身するか、楽しみで仕方ない。

「ブルホーンは(見た目が)怖いからヤダ」
「ハンドルが遠くなって、運転しにくそう」
「ブレーキレバーに指が届かないんじゃないか」
…と駄々をこね続けていた彼女が重い腰を上げた理由をお伝えしよう。
その後の70キロ、「しびれる腕をなだめすかしながら完走した。地味に辛かった」と話していたので、これはいよいよハンドル交換しかないぞという話をしたのだ。

※ずっとこのポジションしか取れないのはキツい
おしりの痛みはパッド付きインナーで解消できるように、腕の痛みはハンドル交換が手っ取り早い。50キロ以内のサイクリングではガマンできても、100キロをフラットバーハンドルで乗り切るのはけっこうしんどいのね。
ちなみにここで言うしんどさとは、体力的なものではなく、腕のポジションが替えられないことによるストレスと表現したほうがわかりやすいかも。

J( 'ー`)し 「その羊のツノみたいなハンドル、疲れないの?」
(´・ω・`) 「ドロップハンドルと呼ぶんだけど、ぜんぜん疲れないよ。長時間&長距離サイクリングする上で最高のハンドル形状だよ」
J( 'ー`)し 「本当?じゃあ、あたしもドロップハンドル化したい」
(´・ω・`) 「うーん、ボードウォークはVブレーキだから、STIで操作するときにブレーキタッチがシビアになるし、第一あなたの指の長さではスペーサーを入れてもブレーキレバーを引けないはずだよ」
J( 'ー`)し 「あ、そうだった。BOMA本社でロードバイクに試乗させてもらったとき、それで断念したんだった。じゃあどうすれば?」
ちょうど家には、自分が3年ほどMuで使ったブルホーンバーが余っている。これを再利用すればコストも抑えられるよと説明した。ドロップハンドルほどではないが複数のポジションがとれるし、100キロライドでも疲れないのは自分がすでに実証済み。

オクサマはブルホーンバーには、「ツノみたいな見た目が怖いし、女性が乗ってたらアンバランスなんじゃないか」という理由で難色を示した。なんだそりゃ?と思ったが、たしかにブルホーンバーはマッチョな形状出し、その気分はわからないでもない。
”ふつーの女性が迷彩カラーのTシャツを着て街を歩く”のに抵抗感なのかなと勝手に思ってみた。 しかし、「複数ポジションがとれて腕がしびれにくい」という自分の説得を聞き入れてくれたので、ブルホーン化を決意してくれた。

「これから夏にかけて、知らない土地を走り回りたい。なんならヒルクライムもしてみたい」とオクサマは前のめりなので、だったらフロントダブルは必須だよとなった。

宇都宮でサイクリングしてきたとき、山を登り切れずに数回足をついてしまったことが悔しいらしく、リベンジしたいと言っている。
このように、自転車のパーツは自転車から自転車へと移植できるのがメリット。しっかりと元を取ることができる(笑)。※だから、自転車をカスタマイズして部品が余っても、捨てたりしないように!

あと、ハンドルポジションチェンジャーも使うことにした。これも自分がMuで使っていたモノなんだけど、自分は「ハンドルが近すぎるので、遠ざけるために」装着したのを、オクサマは逆に「自分に近づけるため」に使う。

つまり、ハンドルポジションチェンジャーを逆向けに取り付けけることで、ハンドルを身体に近づけるのだ。 ※オクサマの身長は149センチとかなり小柄。
これをせずにブルホーン化すると、単純にハンドルが遠くなってしまい、彼女にとっては改悪になってしまうからだ。ひとつ懸念があるとすれば、ハンドル操作がクイックになりすぎてしまわないか…である。こればかりはやってみて、運転してみないとわからない。
最初トライしたのはティアグラだったのだが、ボードウォークのフレーム形状的に「装着が無理」と判明。 そこで、マイクロシフト製にしてみたらこれがビンゴ。チェーンラインも問題なく、シートチューブ部分にも干渉せず、「マイクロシフトで行こう!」となった。

あと、台座は中華製の若干怪しげな商品を取り寄せて実験することにした。形状を見る限りうまく付きそうではあるが、ちゃんと動作するか?経年劣化はどうか?は未知数なので、追ってご報告しようと思う。

退院したら、別途インプレッションをお届けしますね!
ということで、愛車を馴染みのショップに入院させてきた。どのような姿に変身するか、楽しみで仕方ない。

「ブルホーンは(見た目が)怖いからヤダ」
「ハンドルが遠くなって、運転しにくそう」
「ブレーキレバーに指が届かないんじゃないか」
…と駄々をこね続けていた彼女が重い腰を上げた理由をお伝えしよう。
そもそもブルホーン化を決意した背景
ヒトコトで言うなら、「サイクリングの走行距離が伸びて、フラットバーハンドルでは腕が痛い」から。霞ヶ浦を1周(100キロ)したときに顕著だったんだけど、30キロ地点あたりで肩の下から手首にかけて、腕全体がしびれてしまったそうだ。その後の70キロ、「しびれる腕をなだめすかしながら完走した。地味に辛かった」と話していたので、これはいよいよハンドル交換しかないぞという話をしたのだ。

※ずっとこのポジションしか取れないのはキツい
おしりの痛みはパッド付きインナーで解消できるように、腕の痛みはハンドル交換が手っ取り早い。50キロ以内のサイクリングではガマンできても、100キロをフラットバーハンドルで乗り切るのはけっこうしんどいのね。
ちなみにここで言うしんどさとは、体力的なものではなく、腕のポジションが替えられないことによるストレスと表現したほうがわかりやすいかも。
ドロップハンドルも検討したが…
オクサマが最初に興味を示したのは、自分がBOMA の Refale とタイレル(Tyrell)のCSI で使っているドロップハンドル。
J( 'ー`)し 「その羊のツノみたいなハンドル、疲れないの?」
(´・ω・`) 「ドロップハンドルと呼ぶんだけど、ぜんぜん疲れないよ。長時間&長距離サイクリングする上で最高のハンドル形状だよ」
J( 'ー`)し 「本当?じゃあ、あたしもドロップハンドル化したい」
(´・ω・`) 「うーん、ボードウォークはVブレーキだから、STIで操作するときにブレーキタッチがシビアになるし、第一あなたの指の長さではスペーサーを入れてもブレーキレバーを引けないはずだよ」
J( 'ー`)し 「あ、そうだった。BOMA本社でロードバイクに試乗させてもらったとき、それで断念したんだった。じゃあどうすれば?」
ちょうど家には、自分が3年ほどMuで使ったブルホーンバーが余っている。これを再利用すればコストも抑えられるよと説明した。ドロップハンドルほどではないが複数のポジションがとれるし、100キロライドでも疲れないのは自分がすでに実証済み。

オクサマはブルホーンバーには、「ツノみたいな見た目が怖いし、女性が乗ってたらアンバランスなんじゃないか」という理由で難色を示した。なんだそりゃ?と思ったが、たしかにブルホーンバーはマッチョな形状出し、その気分はわからないでもない。
”ふつーの女性が迷彩カラーのTシャツを着て街を歩く”のに抵抗感なのかなと勝手に思ってみた。 しかし、「複数ポジションがとれて腕がしびれにくい」という自分の説得を聞き入れてくれたので、ブルホーン化を決意してくれた。

同時にダブル化もすることに
ブルホーン化といっしょに、フロントダブル化もすることになった。遠出した際にちょっとした丘をフロントシングルのみで登り続けるのは正直しんどい。「これから夏にかけて、知らない土地を走り回りたい。なんならヒルクライムもしてみたい」とオクサマは前のめりなので、だったらフロントダブルは必須だよとなった。

宇都宮でサイクリングしてきたとき、山を登り切れずに数回足をついてしまったことが悔しいらしく、リベンジしたいと言っている。
さっそく入院させ、交換パーツを見積もった
ということで、いつもお世話になっているショップにボードウォークを持って行き、交換パーツを見積もった。 持ち込みパーツはブルホーンバーとバーコントローラー。そしてインナーのチェーンリング(KCNC)。すべて自分がMuで使っていたものである。このように、自転車のパーツは自転車から自転車へと移植できるのがメリット。しっかりと元を取ることができる(笑)。※だから、自転車をカスタマイズして部品が余っても、捨てたりしないように!

あと、ハンドルポジションチェンジャーも使うことにした。これも自分がMuで使っていたモノなんだけど、自分は「ハンドルが近すぎるので、遠ざけるために」装着したのを、オクサマは逆に「自分に近づけるため」に使う。

つまり、ハンドルポジションチェンジャーを逆向けに取り付けけることで、ハンドルを身体に近づけるのだ。 ※オクサマの身長は149センチとかなり小柄。
これをせずにブルホーン化すると、単純にハンドルが遠くなってしまい、彼女にとっては改悪になってしまうからだ。ひとつ懸念があるとすれば、ハンドル操作がクイックになりすぎてしまわないか…である。こればかりはやってみて、運転してみないとわからない。
ボードウォークのフロントディレイラーにティアグラは使えない
ワイヤー類、バーテープは当然新品に交換するので問題はないが、フロントディレイラーをどれにするかで少々試行錯誤した。最初トライしたのはティアグラだったのだが、ボードウォークのフレーム形状的に「装着が無理」と判明。 そこで、マイクロシフト製にしてみたらこれがビンゴ。チェーンラインも問題なく、シートチューブ部分にも干渉せず、「マイクロシフトで行こう!」となった。

あと、台座は中華製の若干怪しげな商品を取り寄せて実験することにした。形状を見る限りうまく付きそうではあるが、ちゃんと動作するか?経年劣化はどうか?は未知数なので、追ってご報告しようと思う。

退院したら、別途インプレッションをお届けしますね!

コメント
コメント一覧 (4)
でも、妻はボードウォークをいたく気に入っているようで、ぜんぜん新しいバイクはほしいと思わないそうです。よかったよかった(笑)
ボードウォークのフロントディレイラー台座そのものは中華の怪しげなものを自己責任で導入しました。2000円もしなかったかと。いまも無事に問題なく動作しています。
ただ・・・ぜんぶのカスタム費用を考えると、ボードウォークが2台買える以上のコストは費やしていますね(汗)
しかし!そうしたことで100キロライドでもぜんぜん快適ですよ!
\(^o^)/