2010年から自転車に乗り始め、丸5年と3ヶ月経った。

幸いにして、公道では一度も事故ったことはなく、ケガやバイク損傷も未経験。(合計5回の立ちごけは除く) 本当にありがたいことである。


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事故体験がないのは、たまたま運が良かったから、だけかもしれない。でも、自分なりの心がけも生きていると思っていて、今日は自分が自転車に乗るときにとくに意識していることを書いてみるね。装備と意識の2面にわけてみよう。


装備編

まずは装備のお話。


ヘルメット、アイウェア、グローブ、ライト(前後ね)を必ず着用する。安全装備はいったん習慣化してしまえば、なにも考えずに装着するようになるよ。最近の自転車用ライトは乾電池タイプではなく、USBが主流だ。


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※愛用しているのは「owleye(オウルアイ) ハイラックス30」です。リアフラッシャーには、「Bikeguy トライスター レッド」を使ってます。



USBのほうが照射能力に優れている」とワイズロードの店員さんから聞いたことがあるが、たしかにUSBのほうが便利で経済的で明るいので、使わない理由がない。

だけど、落とし穴が「ライトの電池切れ」。夜中の帰宅途中に電池残量がチカチカし始め、まもなく切れることを示してくる。「ヤバイヤバイヤバイ」と焦りながら帰宅するハメになることが年に数回あるね。


まあ、残量インジケータが点灯してから小一時間もつので、たいてい事なきを得ているが、精神衛生上よろしくない。


ライトは常にフル充電する

ということで、自分は職場と自宅に充電ケーブルを置き、どちらでも充電できるように整えておく。「あ、そうだ充電しておこう」って思った瞬間にケーブルがあると常に満充電にしておけるのだ。

ちょっとした心がけだけど、こうしているせいで、走行途中に電池が切れたことはこの2年で1度もない。


冬用ウェアに投資しよう

冬限定の話になるけど、安全運転のためにも冬用サイクルウェアにはちゃんと投資しておく。


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なぜ品質の高い(=暖かい)ウェアを着ることが安全運転につながるかというと、寒い格好をしていると、つい横着な運転をしたい衝動に駆られてしまうから。サイクリングにおいて最も寒い瞬間が「信号待ち」なのだ。動きが止まると、とたんに汗が冷え、凍える。たった数十秒の待ち時間でこうなってしまう。


で、冬の夜に走っていると、「えいっ」と信号無視して走り去ってしまう方々をたまに見かけるんだけど、「きっと寒さにこらえ切れないんだろうな…」と思って後ろ姿を見送っている。


寒さから逃げ、ちょっとでも早く帰宅するために焦って走り、事故ってしまったら元も子もない。余裕を持って走れるよう、暖かい格好をするように心がけている。


自分が愛用している冬用インナーは、「アンダーアーマーコールドギア」である。今年で3年目だけど、めちゃんこ重宝している。ほぼこれしか着ていない。


意識編

次に意識とか心がけについて。

ママチャリを追い抜くときは、ひと呼吸入れて「抜きますよ」アピール

車道を走るママチャリとか、大きな橋の上の歩道を走るとき、どうしてもママチャリを追いぬかねばならないときがある。


そのとき、一気に追い抜くことはしない。ペダリングを止めてわざとラチェット音を響かせたり、熊ベルを鳴らして「後ろから自転車が近づいてますよ」アピールをする。


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それでも気づいてもらえなければ、「抜きますよ~」と一声かける。でないと、急に進路変更されたタイミングで接触してしまうから。後方確認せずに曲がる方も少なからずいらっしゃるので、そうならないための心がけだ。


困るのが、イヤホンをしながら走っている場合。音だけでは気づいてくれないことが多い。


夜間は同じルートを走る

きっと似た心がけの方が多いと思うのが、「夜は走り慣れた、決まったルートを走る」である。


昼間はなんとも無くても、夜道は怖い。車の追い越しは大きな問題ではないのだが、路面状況を確認できないことに恐怖を感じる。目視できて予測していれば段差やクラックはなんということはないが、突然「ガタンッ」と襲われる衝撃は心臓に悪い。


だから、多少遠回りになっても、路面を熟知した道路を走るようにしている。


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なるべく広い&交通量の多い道を走る

狭い道路よりも、広い幹線道路のほうが明るいし、路面もキレイなので走りやすいと感じるのは自分だけではないはずだ。ただし、交通量は自然と多くなるので、(夜間は)車のドライバーが視認できるようリフレクターのついたウェアと前後のライトが欠かせない。


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交通ルールを遵守

言うまでもないけど、交通ルールは厳守すること。二段階右折は面倒だけど、必ずそうする。まれに、右折レーンで信号待ちして、堂々と車と併走しているローディやクロスバイクの人がいるんだけど、あれば危ないし、ルール違反なのでやってはダメ。


もうひとつ気をつけているのが、市街地の交差点での減速&一時停止。


どちらに優先権があるのかわからない、住宅街の小さな交差点は見通しが悪いことも多いので、きっとヒヤリ・ハットを経験した方は大勢いるはず。


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勢い良く、スピードを殺さず、スイーーーーーーっと通過してしまいたいのが人の性だが、そこはぐっとガマンである。減速すると、その後の脚への負荷が高くなるが、「トレーニングと思えば辛くないっ」と言い聞かせているよ(笑)。


この心がけをしていると、ときどき「うわ…いま交差点をそのまま突っ走ってたら、あのママチャリとぶつかってたわ…」ってゾッとしたあと、ホッとすること数ヶ月に一度ある。数秒早く目的地に着いたところで大した得はないのだ。


マンホール、グレーチング、アスファルトのクラックを避ける

雨上がりのマンホールとグレーチングは地雷である。あと、横断歩道などの白線もね。じつに滑りやすいのだ。


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ふつうに乾燥しているときは問題ないのだが、常に「マンホール、グレーチング、白線を避ける」と心がけておくと、天候や時間帯に関係なく、身体が無意識に避けて走れるようになる。


そのためにも、視界は広く、先を見渡し、3秒先を予測しながら走行しよう。


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以上、個人的な安全運転のための心がけをご紹介しました。


「僕(私)はこんなことに気をつけているよ」という取り組みがあれば、コメント欄で教えてください。