ダホン(Dahon)のMu P8をタイレルのCSIに買い換える話の第3弾。ついに、フレームとコンポーネントが到着したので、お店までいそいそと見に行ってきた。


まだ仮組みの状態だったが、CSIに付けられたデュラエースが眩しい。


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フレームは思った通りのシルバー感で、ギラギラしておらず、しっとりした大人の雰囲気(のような気がする)。溶接も丁寧に、継ぎ目がキレイ。シートステーとチェーンステーのカーボンも美しい。


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真後ろからシートステーを見ると、ブレードのような細めの造形をしていて、グッとくるものがある。CSIにしてよかった!と心底思えたのである。

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で、コンポーネントのデュラエースも、フレームのシルバーカラーとマッチしている。それにしても、デュラエースのピッカピカな光沢感はいつ見ても目を奪われる。


なお、チェーンリングの歯数は「53-39T」にした。ロードバイクは「50−34T」のコンパクトクランクだけど、ミニベロならノーマルギア比で脚力的な問題がないことは、経験上わかっているので。(まあ、クランクはそのままで、歯だけの交換は可能だけど)


参考までに、シマノの他のコンポーネントと価格と重量比較すると、こんなかんじ。


シマノ・コンポーネントのセット価格比較

  • デュラエース: 20万弱
  • アルテグラ:  10万弱
  • 105:       7万円前後


ざっと105の3倍の価格……。アルテグラでも2セット買えてしまう。周囲のローディ知人らからは、「豚に真珠やで」と言われているが、自分もそうだと思う。冷静に考えれば、アルテグラで十分どころか、105でもまったく問題ないのは重々承知。


「人間とは、理屈だけで行動するにあらず」とはよく言ったものである。


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シマノ・コンポーネントのセットの重量比較

  • デュラエース: 1981グラム
  • アルテグラ:  2278グラム
  • 105:      2448グラム


つまり、デュラエースは、「アルテグラよりも297グラム軽く」、「105よりも467グラム軽い」ことになる。なお、アルテグラは105よりも170グラム軽い。467グラムはペットボトルにほぼ匹敵するので、けっこう大きい差だね。



デュラエースの特長がわかる動画を見つけたので、共有しておきますね。英語だったので、翻訳して箇条書きにしておきます。

Shimano Dura-Ace 9000




4アームのクランクセット

  • 軽さを追求しつつ、剛性を確保


ボトムブラケット

  • 剛性、強度、重量バランスと回転性能を追求
  • 直径24ミリのアクスル
  • 軽さを保つために小さいベアリング


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シフトレバー

  • シフトダウン時のストロークの深さは前作(7900系)よりも30%減
  • シフトアップに要する力は、前作(7900系)よりも47%少なくて済む

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カセットの耐久性能

  • 前作(7900系)とくらべて、同等の耐久性能を確保

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チェーン

  • 前作より摩耗耐性が40%アップ


ブレーキキャリパー

  • ポリマー加工されたケーブル
  • デュアルシメトリック&軽くてスムーズな操作性
  • 前作(7900系)より36%もブレーキパワーがアップ

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ということで、完成が待ち遠しい。


合わせてお読みいただきたい

【ミニベロ買い替え大作戦 その1】 ダホンのMu の次に買うミニベロがついに決まりました


【ミニベロ買い替え大作戦 その2】 タイレルのCSIに積むコンポーネントをSRAMのフォースに決めたつもりが、まさかのどんでん返しが待っていた