自分の愛用ミニベロ、ダホン(Dahon)のMu P8のフレームの痛みが激しいので、パーツをゴッソリとオクサマのボードウォークに換装する計画のその後。


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※左が自分の愛車、Mu P8で、右がオクサマのボードウォーク

コトの経緯はこちら

ダホンのMuのパーツ一式を、オクサマのボードウォークに移植することにした



作業は、5年来お世話になっているショップにお願いした。で、完成した新ボードウォークがこちら。


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Muからボードウォークに移植したパーツの一覧

  • ホイール(A-class のFOLEX Pro  ※サイズは406)
  • リアディレイラー(6700系アルテグラ:10速)
  • 軽量シートポスト(KCNCのアルミ製)
  • チェーンリング&クランク(KCNC)
  • Vブレーキ(シマノのショートV)
  • タイヤ(シュワルベのデュラノ)
  • ヘッドパーツ


ピンクのフレームに、ブラックのシートポスト、白いホイール、イエローラインのタイヤという組わせが違和感ある……。男性が乗っているのか、女性が乗っているのか、一見ではわからないかもしれないが、これはこれでカッコイイのではないだろうか。


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折りたたみは違和感なし

ブルホーンハンドルは使わず、バーハンドルのままなので、折りたたみ性能は以前と変わらない。パッと折り畳めて、さっと車に積める。折りたたみのやりやすさを考えるのであれば、ブルホーンはやや犠牲になるし、ドロップハンドルならなおさらである。


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Muより気持ちいいかもしれない

試乗してみたのだが、めちゃくちゃ快適。アルテグラのリアディレイラーは2年半使ったモノだが、大将によれば「ぜんぜん状態は良かったよ」とのこと。スパスパ動作して、やはり105よりレバーの動きが軽い印象だ。


そしてなんといっても効果絶大なのが、ホイールとタイヤだ。A-class のFOLEX Proとデュラノの組み合わせは実によく回転し、滑らかに路面を転がる。FOLEX Proのフリー音は騒々しいのだが、個人的に好きな音なのでむしろGOOD。


ペダルも軽い軽い。質の良いホイールとタイヤに勝るカスタマイズはないのではないだろうかとつくづく感じる。


さらに、Muのアルミフレームはガッチガチに硬く、しなりなど一切なかったのだが、ボードウォークはクロモリのおかげでしなやか。段差や継ぎ目の衝撃をス~ンといなしてくれる。ロングライドならボードウォークのほうがいいかもしれないって思った。ハードな乗り方はしないオクサマには、クロモリフレームのほうが向いているはずだ。

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かなりの軽量化に成功

ホイール、タイヤ、シートポスト、チェーンリング&クランク交換による軽量化の効果はデカイ。持ちあげた瞬間に、「軽い!」ってなった。今度正確に計量してみるけど、印象としては、1.5キロは軽くなったのではないだろうか。


バイクが軽いだけで、「遠出しようかな」って気持ちになるね。以前のボードウォークであれば、オクサマは「70キロまでが限界。それ以上はちょっと厳しい」と話していたが、新ボードウォークであれば、100キロも問題なく走れるような気がする。


ヘッドパーツはMuのモノを移植

ヘッドパーツはMuのモノも移植した。ボードウォークのは5年経っていてかなり傷んでいたので、一度交換してまだ新しいMuのモノを使うのがよかろうという大将の判断だ。


ハンドルを切ってみたら、なるほどたしかにスムーズになっている。こういった判断はプロでないとできない。ありがたい限りである。


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※中のパーツなので、写真でお見せできませんが……


ブルホーン化とSPD化は断念

個人的には、ブルホーン化&SPD化をしたかったのだが、あくまでオクサマのミニベロなので、自分が好き勝手にいじれないのが辛い(笑)。


「ビンディングペダルで走ろうよ」と再三誘っているのだが、「ペダルと足を固定するなんて狂気の沙汰だ!死んでもやらない!」と頑なに拒んでいる。ビンディングペダルのほうがむしろ安全だと思うんだけどなあ…。

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自分が軽く走った翌日、オクサマに乗ってもらおうとおもったんだが、朝起きたらスローパンクしてた……。


5年以上、一度もパンクしなかったボードウォークが、タイヤ交換した直後にパンクした。つまり、(それまで履いていた)マラソンレーサーとKOJAKの耐久性は、それだけ偉大だったということだ。


よって、普段使い用であれば「KOJAK」をオススメする。パンクリスクが増えても、走行性能を追求したい方は「デュラノ」がよいだろう。


KOJAKに比べれば、デュラノは細くて軽いので、確率的にはパンクしやすいタイヤではある。とはいえ、頻度は1年に1~2度ていど。今回のパンクはたまたまのタイミングであろう。


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※修理し終わったと思ったら、息子が乗って行ってしまった……。


というわけで、オクサマのインプレッションは後日お届けしますね。