ロードバイクに乗ると汗をかく、汗をかけば風呂に入りたくなる。そこで銭湯である。
個人的に「交互浴」が好きで、温泉であろうが銭湯であろうが、必ず湯と冷水に交互に入って疲れを取る。よって、初めて行く銭湯には電話して、水風呂の有無を確認している。
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今回は、仕事帰りに四ツ谷駅近くの「塩湯」に行ってきた。(ロードバイクではなく、徒歩で)
もちろん、水風呂があることは事前に確認済み。ではさっそくレビューしよう。
四ツ谷駅から徒歩3分
アクセスのよい銭湯は、それだけで好きになってしまう。塩湯はなんと四ツ谷駅から徒歩3分。四ツ谷駅周辺に銭湯なんて、あったっけ…?。何度も行ったことあるけど、見たことないぞ。
しかし、地図を見て合点がいった。入り組んだ路地にあるからである。入り組んでいるとはいっても、駅チカなのは間違いない。大通りを歩いているだけでは、その街の表面しか見ていないことがわかる。
しんみち通りが食欲を刺激する
駅を出てすぐ、しんみち通りを通り抜けた先に塩湯はある。しんみち通りは初めて通ったのだが、新橋のような哀愁とノスタルジーに満ちたグルメ通りで「こ、ここは…なんかいい雰囲気だぞ」と直感した。
しんみち通りのまとめページが便利そうなので、貼っておくね。
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焼き鳥、寿司、イタリアン、焼き肉、居酒屋だけでなく、メキシカンとか1970年代から続いている洋食屋さんもあって、胃袋が鳴ってしまったね…。入ってみたいなって思えるお店がいくつもあったよ。
塩湯でさっぱりしてから、しんみち通りで食事するのも乙なコースだと思う。
「塩湯」の特長1 見落としやすい場所にある
しんみち通りを抜けた先に塩湯はあるのだが、最初は路地がわからずに通り過ぎてしまった。こんな細くて薄暗いとこにあるのか…?って恐る恐る入っていったら、コインランドリーの横にあった。
スマホのマップを使えば間違いないが、現地でなんとなく探すとちょっと迷うかも。
「塩湯」の特長2 ロードバイクの駐輪は無理
一見して、「ロードバイクの駐輪はムリ」と判明。ロードバイクはおろか、駐輪スペースさえない。ここは徒歩で来るべき場所だ。
写真を撮っていたら、皇居ランナーとおぼしき方々が何組か入っていかれた。皇居から四谷までは1キロちょっとあるが、ランナーの方々なら問題にならない距離かなと。
「塩湯」の特長3 入り口で男女が左右に分かれて入店する
入り口で男女がいきなり分かれるシステム。傘用の下駄箱があって便利。ドアを開けると目の前が脱衣所で、すぐ横に番頭さんがいらっしゃる。そこで支払い、着替えるという寸法だ。中の雰囲気はとても昭和チック。30年くらいタイムスリップした感覚を味わえる。
「塩湯」の特長4 広くはないが、閉塞感はない
都内の駅近くの立地というせいもあって、さすがに浴場は広々ではない。そこはトレードオフと割り切ろう。その代わり、天井が高いので閉塞感はない。壁画に山々が描かれているのもいい(富士山ではない)。
あと、男湯と女湯を隔てる壁がかなり低く、双方の声がよく聞こえてきた。ご夫婦らしき方が壁越しに「もうすぐ出るよ~」、「はーい」と会話する姿は、なんとも微笑ましい。これも昭和な雰囲気に一役買っている。
「塩湯」の特長5 お湯は熱めで湯船は小ぶり
3つの湯船、1つの水風呂があるのだが、どれも小さめだ。大人2人以上入るのはキツイ。ふつうの湯、ジェットバス、泡バス、水風呂の並びである。
のんびり手足を伸ばして、ゆったりのんびり浸かるよりも、ざっと汗を流してパッと湯船で温まり、短時間で切り上げるのに向いている。
ささいなことだが、シャンプーが備え付けなのはマルである。あと、お湯はやや熱めだった。なお、お湯に塩は含まれていない。
GOOD
- 抜群のアクセスの良さ(四ツ谷駅から徒歩3分)
- 昭和なThe銭湯!な雰囲気
POOR
- 湯船の小ささ
仕事帰りに短時間でひとっ風呂浴びる使い方にはすごく適している。駅から近いだけでなく、飲み屋街にも近いのが便利。ぜひ、しんみち通りとセットで訪れていただきたい。
塩湯の店舗情報
- 住所 〒160-0008 新宿区三栄町1
- 電話番号 03-3351-9179
- 公式サイトは見つけられなかった(リンク先は東京銭湯マップ)
- アクセス 中央線「四ツ谷」駅下車、徒歩3分
- 休日 月曜
- 営業時間 15~23時
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