1年半お世話になったロードバイクホイール、「カンパニョーロのゾンダ(Zonda)」とついにお別れすることになった。



同じくカンパニョーロの「シャマルミレ(Shamal mille)」に交換するからである。

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※ゾンダよ、さらばである…。




自転車にハマるまでは

-y( ´Д`)。oO○
ホイールなぞ、針金と鉄の輪の集合体にすぎぬ!あんなものに大枚をはたくとは信じられん。世の中には理解不能な価値観を持つ人々がいるものだ



と思っていたのが、すっかり毒されてしまった。人間、変われば変わるものです(笑)。




さて、ということお世話になっているショップの軒先で交換してきた。生まれて初めてのホイール交換なので、慣れないことばかり。



そこで学んだことを紹介しつつ、シャマル ミレ(Shamal mille)がどんなホイールなのか、ゾンダ(Zonda)との違いはなにかを比較してみるね。

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※手前がシャマル ミレ


シャマル ミレ(Shamal mille)の公式製品ページはこちら


いちおうゾンダの製品ページもね。




つか、日本語表示できないんだ…。カンパニョーロさん、日本市場の情報発信をもうちょっとちゃんとやってほしい(笑)。



モノはためしに、製品紹介ページを google chrome で日本語訳したら、とんでもない文章ができあがった。

美学とブレーキのパフォーマンスの面で超シャマルの進化はシャマルミルと呼ばれています。特殊セラミック治療プラズマ電解酸化がfnishエレガント円、ならびにハブ、スポークとロックのマットブラックカラーを提供します。

しかし、それは古くさいテックラボのエンジニアは、さらに一歩行った制動性能である:それは螺旋状の溝を形成しようとしたブレーキングトラックに作らあなたがすることができ、ウェットとドライの両方の条件を上の制動時間を短縮し、保証するために、最大沈黙をでも急制動の場合。特殊セラミック処理はで動作するように設計された青色の靴カンパニョーロ  ブレーキパッドと完全にクリーンでカンパニョーロブレーキを使用したとき、彼女の高揚感を見つけます。


うむ、わけがわからん(「彼女の高揚感」がツボった)。ブラウザの翻訳機能はまだまだ使えるレベルではないようだ。



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※ゾンダのスプロケットを外したらこんなに汚くなってた…。




さて、シャマルミレ(Shamal mille)のメカニカルな特徴はこんなかんじ

1.Ultra Smooth Bearings(USB)採用

ウルトラスムースベアリングという名の通り、とってもスムーズでよく回るハブ。セラミック製で、ふつうのベアリングとの比較テストでは50%も回転性能がアップしているとのこと。カルトベアリングはこれより上位のモノ。



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2.MoMag採用

リムテープが不要な構造になっており、内側はツルンとしている。ここはゾンダ(Zonda)も同じ。余計なモノをホイールにハメなくてよく、メンテや交換で悩まされることがない。リムに穴が開いていないことのメリットとして、どのポイントも均一の強度も持っている。よってストレスを受けやすいポイントが偏らない。



スポークテンションも強めにかけられ、リムの寿命も伸び、破損もしにくい。さらには、軽量化という良い意味での副作用もある。“Mounting Magnet System”を略して 「MoMag」って呼んでいるんだって。

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3.G3 ジオメトリー

ゾンダ(Zonda)もシャマルミレ(Shamal mille)も同じG3 ジオメトリーを採用している。素材はスチールとアルミ、シャマル ミレ(Shamal mille)のほうが平べったくて太いという差はあるが、基本構造は同じだ。




公式動画があるので、貼っておこう。※音声はなく、BGMのみ。







動画では、英語での解説ではあるがカンタンにまとめると、シャマルミレ(Shamal mille)の性能は以下3点に集約される。

1.バランスの良さ

スプロケット側が2本、逆が1本でテンションを左右バランスよく保っている。



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※G3の組み方が堪らぬ…惚れ惚れする。デザインの中に機能性が詰め込まれている。



2.強度と硬さ

ホイールそのものとハブのねじれを防いでおり、とくにヒルクライムのダンシング時に「パワーをしっかりと伝達できて」効果を発揮する。



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3.反応性がよい

踏み込んだときに、スムーズに素早く反応してくれる。レースにも対応。なお、2012年から、フランジが大型化されて強度がアップした結果、G3からMega-G3に進化した。



……といった、通り一遍な情報はそこそこにしておこう。





ひと目でゾンダ(Zonda)のスポークとの太さの違いに驚く。ゾンダ(Zonda)がボールペンで描いた線なら、シャマル ミレ(Shamal mille)はさしづめ太いマーカーで描いたかのよう。くっきりとして太く、いかにもテンションが高そう。

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右のシャマル ミレのスポークの太さ!



リムのマットなブラックも渋い。プラズマ電解酸化処理されたリムが一体化しており、まるでカーボンクリンチャーのようなルックスが美しい。さすが、高いだけのことはある。



USBセラミックベアリングは今までのシャマルと同様だが、シャマル ミレのフロントハブは細くなっていて、ボールベアリングの数が15コから13コに減っているのですこしばかり軽量化されているんですって。

情報参照元

Biciamoreさんのブログ



リムハイトはどちらも同じだが、表面処理とエッジの処理が違う。シャマルミレは軽量化のためか、かなり削り込まれているようだ。指で触ると、円を描くような形にされている。



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ゾンダとシャマルミレ(Shamal mille)を両手に持っただけでも、明らかな重量差を感じ取ることができる。では、何グラムの差があるのか、計ってみよう。




ちなみに、下記が公式サイトデータ。

  • ゾンダ     :1,550グラム
  • シャマル ミレ :1,426グラム

※重量差=124グラム




ところが、実際はこうだった。

  • ゾンダ     :1,560グラム
  • シャマル ミレ :1,400グラム

※重量差=160グラム



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公式発表より軽くてウレシイ。ホイール交換で160グラムの軽量化に成功した。なお、ゾンダは「2-way Fit」ではなく、普通のクリンチャーモデルよ。




もちろん重量計測時はクイックリリースは外すよ。外した重さがメーカー公表値だからね。


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※専用の青いシャマルミレ用のブレーキシューに交換します。





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ホイールを交換すると、ブレーキシューの位置とかワイヤーテンションが微妙に狂う。乗る前に、必ずちゃんと調整しようね。





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つうわけで、完成!(タイヤはパナレーサーRACEのL)





ゾンダと比較してみよう。(タイヤはミシュランPro4)




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ぜんぜん違う! シャマルミレ(Shamal mille)の黒さ加減っていったらもうすごい。いっきに大人っぽく変身した。ゾンダが17歳のスッピンの少女だとしたら、シャマルミレは化粧バリバリ、26歳の色気ある女性のようだ。(自分でも何を言っているのかよくわからない)



実走のインプレッションは追っていたしますね。ヽ(^o^)丿