ロードバイクのタイヤをパナレーサー RACE Lに交換したよ。
これまでのタイヤ歴は以下の通り。
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サーファス
- パンク頻発(1年9ヶ月で10回近くも!)
- 硬くて重い
ミシュランのPro4 サービスクルス
- 尖ったところがなく、オーソドックスにいいかんじ
- 9ヶ月でパンクはわずか1回のみ
今回オーダーしたのは、パナレーサー RACE Lである。
関連リンク
パナレーサーRACEシリーズ type D/A/L 乗り比べインプレッション(シクロワイアード)
※新品なのに、すっごく薄い(耐久性はどうなんだろう)
※柔かくって、リムにハメやすいね(速攻で終わる)
※まっくろなタイヤのほうがカッコイイなー。カラータイヤは今後はやめておこうっと。
パナレーサーRACEはD、A、Lの3タイプあって、「D=耐パンク性能(Duro)」、「A=オールラウンド」、「L=軽い(Light)」となる。LとAで悩み、より軽量化したいがためにLを選んだ。
なお、3種ともに高いグリップ性能に定評ある「ZSGデュアルコンパウンド」を採用しており、走行条件に応じた味付けがされているとのことだ。
各モデルのインプレッションは上記のシクロワイアード記事で読んでいただくとして、パナレーサーRACE Lのインプレッションを引用してみよう。
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メーカー曰く「特に軽さを必要とする時の軽量タイプ」との事であるが、なるほど軽い。試乗コースの登り部分では、通常より1枚重いギアを選択しても普段と同じ入力負荷で登っていける。重量的な軽さと共に転がりの軽さのおかげで、タイヤだけでこんなに違うモノかと改めて感じさせられるほどだ。
まずは三本ローラーで走らせてみた。本当に記事通りの性能を体感できるのか? サーファスからミシュランPro4に交換したときは劇的な変化を感じることはなかったので、「過度な期待は禁物だ」と思いながらペダルを回してみる。
「な、なにっ!?(軽い……)」
ひと漕ぎめから衝撃の軽さを実感した。これが同じホイールを履いたバイクなのか? 期待以上の差に驚愕した。ちなみに空気圧は変えておらず、「リア7.5bar」「フロント7.0bar」と条件は同じ。
いつもと同じ心拍負荷でペダリングすると、巡航速度が2~3キロ上がっている。「新品のタイヤってことを差し引いても、違いすぎる!」。気を良くしたオレサマはそのまま20分ほどスイスイローラーを回し続けた。
ギアを1つ下げてちょっと休もうかなと思って、ふと何速で走っているのか気になり、リアカセットに目を落としてさらに驚愕。なんと、いつもより一つ上のギアで漕いでいた。それに気づかずに乗っていたのだ。なるほど、道理で巡航速度がアップしているわけだ。
ギアを1つ落とし、いつものギアで走らせていると、足が軽すぎて落ち着かないレベル。よって、すぐに1段上げて走り続けた。
いつも三本ローラーは1セット45分なんだけど、あまりにも走りが軽いので調子に乗って60分回したよ。ぜんぜん疲れなかった。
この軽さはきっとヒルクライムで効いてくるに違いない。記事から再度引用すると、
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登り区間のアベレージスピードが上がっている事が体感でき、自身の脚力が増したかの様な錯覚を覚えるほどだ。この軽さはヒルクライムを嗜むライダーにとっては間違いなく強い味方になるだろう。加えてこの軽さでありながらPTベルトがトレッド下に内臓されており、耐パンク性能にも配慮されているのは心強い。
ちなみに職場のローディ先輩も「パナレーサーRACEのLはヒルクライマーには人気ですよ」と話していたね。「Lは軽くて薄いから、持ちはAのほうが分がありますよ。普段使いにするにはもったいなくないです?(笑)」と言われたが、オレサマにとっては毎日が決戦なので、これでいいのである。
なお、気になる価格だがシクロワイアードの上記記事には定価で「5,680円(税込)」だったのだが、なるしまフレンド神宮店で3,500円ちょい(1本)だったよ。
※ただし記事は2010年のもの
ミシュランPro4 サービスクルスは6,000円以上(1本)したので、1本あたり2,500円以上も安いことになる。消耗品でこの価格差はデカイ。
しかも、面白いことにパナレーサーRACEでもっとも高いのはDの6,480円(税込)で、AとLは同じ5,680円だった。てっきりLが一番高いと想像していたので、いい意味で計算が外れた。
パナレーサー RACE L
ということで、当面はパナレーサー RACE Lとお付き合いしようと考えている。ミシュランPro4もけっして悪くなかったんだけど、軽さと価格でぶっちぎりなのでパナレーサーRACEのLを選ばない理由がないのよね。
ただ、まだ屋外の路上では試していないので、最終結論はくださないでおこう。ツーリングと通勤で試してから、またご報告しますね。
コメント
コメント一覧 (8)
土曜日にちょうどタイヤ交換をしたこともあり、今回のタイヤのお話も興味深く読ませていただきました
さて、今回質問というほどのことはないのですが、サイクルガジェット様はチューブ(でいいのかな?あのタイヤとホイールの間にあるやつのことです)は何をご使用中でしょうか?
おすすめや、経歴・変遷等も教えていただけるとありがたいです
これからも更新を楽しみにお待ちしています
これまで使ったのは、シュワルベのとミシュランですね。良し悪しはさっぱり感じ取ることができません…(苦笑)
ただ、パナレーサーRACEのLは劇的な変化があったのは間違いないです。なお、チューブはいつもどおりなので、チューブの影響はゼロですね。
(*´∀`)
お役に立てず、スミマセン……(^_^;)
私も悩みに悩んでLにして、めっちゃ感動しました。
ヒルクラにはとんと縁がないのですが、冬場の向かい風を真正面に受けて通勤するのが難儀だったのでお金の力で解決してやろうと思った次第です。
結果は、ありきたりな表現ですが「あれー、そんなに言うほど速くないなあ。いつもとあんま変わらない・・・・えっ、うそ!今って向かい風?それでこのスピードってどゆこと?????」といった感じでした(笑
ちなみにチューブは同じパナレースのR Airです。ラテックスチューブからこれに換えましたが、ラテックスに遜色のない衝撃吸収性能で、路面のコツコツの不快さを見事にやわらいでくれます(^^)
カーブのグリップも噂通りすごくよくって、大好きになってしまいました。
R Airの評判もいいので、次回はR Airを試してみる予定です!
(^^)
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三本ローラーのせいで部屋や畳が汚れることは私は一切ないですね。(もちろん、タイヤの汚れは普通に落としますよ)
ヨメから砂などの汚れを指摘されたことはないですね。
それよりも気にしているのは汗が畳みに落ちること。これを防止するために新聞紙を必ず敷いています。
汗落ちはタオルをフレームにかぶせるなどすれば、これもほぼ100%防げますよ~。
これからも、不明点とか、記事にしていないことで知りたいことがあればなんなりと~。
\(^o^)/