ミノウラのモッズローラーを昨年12月に買って、はや半年になる。



もはや何キロをミノウラのモッズローラーの上で過ごしたのかはわからないほどの距離を走ってきた。少なく見積もっても、2,500キロは走っているはずだ。BOMAのRefale(リファール)に関しては、外で走るより三本ローラー上で走っている距離のほうが長い。



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そんなペースで走らせていると、三本ローラー上でしか気づけないこともあるもので、「タイヤの空気圧の差が、巡航速度にけっこう影響する」ことがわかってきた。


どういうことかというと、ローラーを回す前に空気圧を規定値まで入れると、あきらかに巡航速度がアップするが、2-3日放っておいたバイクに乗ると同じ速度を維持するのがツラくなるのだ。


ミシュランPro4に入れている空気圧は「7.5bar(リア)、7.0bar(フロント)」

ミシュランPro4の規定空気圧は他のタイヤにくらべてマックス値がやや低めで、「8.0bar」である。以前、マックスまでパンパンに入れて走ってたら、お尻がポンポン跳ねて走りにくかったので、すこし落としているのだ。ちなみにオレサマの体重は69~70キログラム。(身長は173センチ)


ちなみに現在はリアが7.5bar、フロントが7.0barに合わせている。

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空気を入れた直後の三本ローラーはとても快適

圧を調整した後と、数日放置したのとでは、ハッキリと走りの差を感じることができる。タイヤを手で触っただけではわからないが、走らせれば一発だ。ただの週末ライダーに過ぎないオッサンのオレサマですら、空気圧が正しいと巡航速度が2キロほど上がる。しゃかりきになって漕がなくても、タイヤの抵抗感が少ないせいか、気持よく回せるの。



ローラーに乗り始めの頃は、「日によって快適に回せるときと、そうでないときがある。いったいこの差はなんだろう?」と首を傾げていたものだった。体調の差だろうか? 疲れているのだろうか? とも考えたが、そうではない。乗り続けているうちに「空気圧のせいだったのか!」と気がつけたのだ。



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めんどうでも、空気は乗るたびに入れよう

社内のローディ先輩に空気圧の調整頻度について訊いてみたら、「乗るたびに入れてます。前日に走った距離や時間に関係なく、習慣として欠かしません。面倒でサボりたくなるかもしれませんが、パンクリスクがぐっと減るのでぜひやってください」とのことだった。


百歩譲ってエアの抜けにくいブチルチューブならまだしも、ラテックスチューブはただでさえエアが抜けやすいので、なおさらこまめにエアの補充をすべきである。


市販のフロアポンプの目盛りはけっこう雑(らしい)

あと、驚いたのだが、市販のフロアポンプのゲージの目盛りは大雑把なので参考値でしかないらしい。あてにしすぎてはダメなんだって。日常ではフロアポンプでかまわないが、本格的なレースに出場するのなら専用ゲージがあるといいそうで、前述の先輩はデジタル式の専用ゲージで圧を確認しているそうだ。


先輩はヒルクライムレースに好んで出場する人なので、空気圧にはシビアになるんだって。多めに空気を入れて、エアを抜きながら微調整して適正値にするとのこと。ちなみにパナレーサーの パナレーサーのデュアルヘッドデジタルゲージ を使っている。


パナレーサーのデュアルヘッドデジタルゲージ





ほんの2−3日間を空けただけで、エアは確実に抜けている。これを機に乗るたびにエアを入れることにしているよ。フロアポンプは玄関に置いておくことで、入れ忘れがなくなるね。



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余談だが、三本ローラーを漕ぎまくっていると、チェーンオイルを注すタイミングをすっかり忘れてしまうね。BOMAのリファール(refale)に1ヶ月以上も注すのを忘れて、昨日チェーンを触ってみたら、カピカピに乾いてて、「これでローラーを回していたとわ……」と焦った。


ミノウラのモッズローラー


すぐさまクリーナで洗浄して注油しておいたよ。屋内だからと油断していると、チェーンを劣化させてしまうかもしれないので、お気をつけいただきたい。