荒川サイクリングロードからほど近い場所に住んでいるので、思い立ったらさっとサイクリングロードに出かけられる。



車がいないため、比較的安全な環境ではあるのだが、サイクリングロードならではの事故もある。危険なのが「車道とサイクリングロードの接続部分」だ。

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高架下でよく見かける、車道とサイクリングロードがつながる場所はこんな構造になっていることが多い。




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上の図のように、6パターンの走行ルートがあり、それぞれがわりとハイスピードで突っ込んでくることが多い。で、図をみればわかる通り、これだけ複雑に行き交うスポットにもかかわらず、信号もなければどっちが優先かもわかりにくい。事故が起きやすいわけだ。





さらに、こうやって「旋回するパターン」も含めると、合計10パターンの走行ルートがある。



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これまで、何度もママチャリ同士とかママチャリとクロスバイクとかの出会い頭の接触事故を目撃した。後方確認をせずに行きたい方向に侵入すれば、どうなるかはわかるものだが、それを怠ってしまうと思われる。けっして視界は悪いわけではないので、注意すれば避けられる事故ばかりだ。


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※たしかに、誰が優先なのかわかりにくい構造である





事故予防としてオレサマが意識しているのは下記の4つ。


1.スピードを落とす

当たり前のことだけどね(笑)。


サイクリングロード上をそのまま通過する場合、車道から入ってくるママチャリには注意すべし。いつでも止まれるスピードで下っているよ。勢いをつけて坂を登りたいところだが、ガマンガマン。



こっちに気づかずに侵入してくるママチャリはすごく多い。経験則でいえば、3台に1台はまったく注意を払わずに入ってくる。


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2.全方向を目視確認

スピードを落とせば四方に注意を配る余裕が生まれる。自転車だけでなく、歩行者やランナーも出入りする場所でもあるからね。首を振って確認しようね。


3.出入りの際は一時停止もしくは最徐行

車道からサイクリングロード、もしくはその逆の行動をしたい場合、いったん停車するか最低でも最徐行を心がけたい。ギリギリで交差して引っ掛けるよりは、相手を先に行かせてあげよう。


スピードが落ちる場所なので、ふらつくママチャリも多いから。左足はいつでも着地できるよう、ビンディングペダルは面倒でも外しておこう。


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4.ライトは点滅モードで目立たせる

夜間の話になるが、ライトで自分の存在を目立たせる。自分で自分の身を守るためには必須のアイテムだ。ライトは高くても良い物を使うって決めている。オレサマが使っているのはowleye(オウルアイ) ハイラックス30。400ルーメンあって、ものすごく明るい。


owleye(オウルアイ) ハイラックス30はUSB充電式で、最長連続点灯時間は強力モードで2.5時間、ノーマルだと5時間、点滅にすれば5時間もつ。重量はたったの58gで超軽量。


自宅&職場のPCで週1ペースで充電するとちょうどいいかんじ。走行中に切れたことは一度もない。電池が切れる30分前にはインジケーターが点灯して照らしてくれるよ。

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サイクリングロードは夜間は照明が届きにくく、真っ暗闇になりやすい。夜間に無灯火で走るのは、車道とは別の意味で危ないのだ。「自転車が走ってますよー」と視認していただくため、なるべく明るいライトを使おう。


ライトウェイの公式サイトには、詳細なインプレッションもあって参考になるよ。

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以上、事故が発生しやすいサイクリングロードの紹介でした。スピードが出しやすい場所は、他の人にとってもそうしやすいと感じるわけなので、本能のままに走るのは慎んで、安全運転を心がけてくだされ。