先日、ロードバイクで勤務先から帰ってくるとき、ちょっと怖い目にあった。

コンタクトレンズ(ソフト)が眼の中でゴロゴロして、眼球にしっかりフィットしていない感覚があったのだ。


フィットしないコンタクトレンズだと、クリアな視界が確保されない。夜間走行はただでさえ視界が悪くなるので、すごく注意しながら、ゆっくりゆっくり走って帰宅した。


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Photo Credit: Guwashi999 via Compfight cc



無事に家に戻れたのだが、コンタクトレンズに異変があってはロードバイクに乗るのは危険だ。


そこで、翌日さっそく眼科に行き、レンズと目をチェックしてもらった。


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Photo Credit: wiccked via Compfight cc



結果、目の異常ではなく、レンズの異常が発覚。顕微鏡のような器具にコンタクトレンズを乗せ、照明を当てた状態をお医者さんに見せてもたらんだが、レンズの周囲が白濁してんの。


うげ!なんだこれ?



お医者さん 「タンパク質が付着していますね

オレサマ 「え!でも、毎日ちゃんと洗浄してますよ」

お医者さん「どれくらい丁寧にやってます?本来ですとレンズの裏表の両面を、それぞれ20秒間こすってあげないといけないんですが

オレサマ 「!!!……そ、そんなにしっかり洗ってませんでした。ちょちょっとこすって洗浄液に入れてましたわ……」

お医者さん 「何秒くらい?

オレサマ 「ご、五秒かそれ以下……」

お医者さん 「ぜんぜん足りてませんね

オレサマ 「そ、そうですね…」



つまり、オレサマが洗っているつもりでも、じつはちゃんと洗浄できておらず、タンパク質が除去されていない状態が続いていたのだ。


それが原因でゴワゴワしたり、視界がぼやけたりしていたということが判明した。


完全にオレサマの怠慢によるものですな…。お医者様にがっつり注意を受け、深く反省した次第である。


ローディの中には、コンタクトレンズで走っている方々も多いと思う。万が一、走っている最中にレンズに異変があってはいかん。くれぐれも、日頃のお手入れを怠らないようにしてくだされ。


最後に、お医者さんに伺った、「コンタクトレンズ(ソフト)の正しい洗浄方法」をご紹介しよう。


1.レンズは裏表をこすって洗う

これまで、眼球に触れている片側しかしていなかったが、両面をこすって洗わないと、タンパク質は除去されないんだって。



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2.片面をこすり洗いする際は、指を20往復させる

20往復させると、10秒以上はかかる。寝る直前だとさっさと終わらせたくなるが、面倒がらずにしっかりと時間をかけよう。


3.指の動きはまっすぐに

回転させてはダメだ。レンズに傷がついてしまう。





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4.指の腹で洗う

爪を立てると傷や破損につながるので、やわらかい指の腹を使ってこすること。



5.こすり洗いした後は、再度すすぐ

こすった後は、洗浄液の中に汚れが残っている。レンズを最後にきれいな洗浄液ですすいで、汚れを落としきる。



幸い、レンズの無料交換期間中だったので、費用はかからなかった。よかった。


OGK KABUTO(オージーケーカブト) ビナートX

ということで、その日以来、お医者さんに仰せつかったとおりに洗浄しておる。視力と視界はローディの命綱なので、皆様もどうか眼を大切にしてくだされ。



そろそろ、4年以上使っているアイウェアを交換しようかなとも思ってる。