愛用しているミッションワークショップのメッセンジャーバッグ「MISSION WORKSHOP(ミッションワークショップ) Rummy(ラミー)」だが、2012年の2月に買ったので丸3年以上使ったことになる。



これまで、もっぱら通勤とサッカーの移動のために使ってきた。とくに冬場の荷物(着替えとかタオルとか)が多くなる時期は、モンベルのバックパックではまったく荷物が入りきらなかったので、大容量のRummy(ラミー)はものすごく重宝するのだ。



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上の記事でも書いたけど、「MISSION WORKSHOP(ミッションワークショップ) The Rummy(ラミー)」は呆れるほどタフで頑丈。晴れの日も雨の日も使ったけど、一度もトラブったことはない。



糸のほつれは見つからないし、傷らしい傷も見当たらん。もちろん、浸水もゼロ。とにかくノートラブルなので、天候が危ういときや、ノートパソコンなどの大切な荷物を運ぶときは、迷わず「Rummy(ラミー)」を引っ張りだす。



ただ、夏場は小ぶりのバックパックで済むので、活躍するシチュエーションは少なくなる。これまでは、夏場以外の「晩秋~初春」に使うことが多かったかな。それに、大型のメッセンジャーバッグは面積が広いので、夏に背負うと猛烈な汗をかくことになるからね。


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ただし、ノートパソコンを運ばなくてはいけないときは、(背中部分が湾曲した)モンベルのバックパックには入らないので、「Rummy(ラミー)」を使う。



ところで、メッセンジャーバッグを買う前にもっとも気になるのは、そのサイズ(と容量)ではないだろうか?



自分のライフスタイルにマッチしたサイズでないと、大きすぎてスカスカになったり、逆に小さすぎて荷物が入りきらなくなる。自分にとってちょうどいいサイズがほしいに違いない。



「Rummy(ラミー)」は、世間に流通している一般的なメッセンジャーバッグよりは大型だ。気合入れて荷物運ぶぞ!って用途に適している。



これではややデカすぎと思う方は、「MISSIONWORKSHOP(ミッションワークショップ) Monty」にしておいた方がいい。こっちのサイズのほうが、日常的な通勤や通学に適していると思う。(こっちとさんざん迷って、「ええいっ!大は小を兼ねるわい」と「Rummy(ラミー)」を選んだので)



「Rummy(ラミー)」は軽くポタリングするのには向かない。ロングライドにも向かないね。そもそも、メッセンジャーバッグはロングライドに適していない。片方の肩で背負うので、どうしても負荷が偏ってしまうのね。



メッセンジャーバッグは、通勤等の「そこそこの量の荷物を運ばねばならないシーン」にはマッチするが、レジャーライドには向いていない。快適に運べる距離は、個人的な体験をベースにして言うと、片道25キロまでかな。それ以上だと徐々に方が辛くなるだろう。



ということで、「Rummy(ラミー)」にどれくらいの荷物が入るのかをくわしく解説してみるよ。


「Rummy(ラミー)」にちょうどいい分量の荷物

メインの荷室

  • シューズ(現地用のシューズやサッカーシューズ)
  • 着替え(冬場は多くなるけど、ラミーならオールシーズン大丈夫)
  • その他、かさばる荷物ならなんでも(PCのACアダプターとかマウスとか)


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※どんどん放り込めます。




スリット

  • ノートパソコン(13インチが余裕で入る。15インチでもOK)
  • ノートや書籍(マチもそこそこあるので、書籍も入ってしまう)

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※15インチのノートPCもOK(写真は12.1インチ)



サブポケット

  • 財布
  • 携帯
  • カギ
  • 文房具


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ざっとこれくらい入れると、ちょうどよい感じ。



逆に荷物(着替え)の少ない夏場は「Rummy(ラミー)」だとメインの荷室がスカスカになっちゃうくらいだね。


通勤するときの荷物

ある冬の日の自転車通勤での荷物。



これでも「Rummy(ラミー)」にとっては余裕の量だね。


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まずかさばるセーター、シャツ、タオル等を底に敷き詰めます。その上にACアダプターやマウスやiPhone用予備バッテリーやiPad miniや文庫本をドカドカと乗せていく。



夜は冷えるので、ウィンドブレーカーも入れておく。



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フロントのジッパーを開け、ノートパソコンとノートを入れる。書籍も入るよ。写真のレノボは12.1型(ワイド)だが、15インチでも大丈夫。


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フロントに2つ大きめのポケットがあり、ここに財布、iPhone、鍵類、名刺、文具等を入れる。頑丈なベルクロに加え、バックル付きなので、落下の心配はない。

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※ガジェットの備品はかさばるけど、メッセンジャーバッグなら気にならない。




これで完了。「Rummy(ラミー)」はロールトップ式のメッセンジャーバッグなので、くるくるを巻いて、ベルクロで固定する。



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「Rummy(ラミー)」を使っててもっとも恩恵を感じるのが、太いストラップとガッチリとしたバックル。バックルの固定力がとにかくしっかりしてて、どれだけ走っても安定しているのだ。

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ストラップも太いので肩に食い込まず、痛みを感じにくい構造になっている。安っぽいメッセンジャーバッグはここがヤワ。


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※文庫本と比較してみた。ストラップの太さがお分かりいただけるだろうか?




ただのファッションではなく、本当に使えるメッセンジャーバッグが欲しい人は、バックルとストラップをしっかりとチェックしたほうがいい。つい表の色やデザインやオーガナイザーの使い勝手が気になってしまうだろうが、メッセンジャーバッグで一番重要なのは、


1.荷物がしっかり入るか

2.安定して背負うことができるか

3.背負った状態で快適に走れるか


だもんね。



重いものは下に、軽いものは上に

かばんに物を入れるときのセオリーとして、重量物は下に入れたほうが安定するよね。シューズ類は下に入れているよ。



硬いものは外側に、柔らかいものは内側(背中側)に

サッカーのスパイクはソールが硬い。背中側に配置すると、尖ったポイントが背中に当たって「イテテテ」となることがある。こういった先の尖ったものや箱状のものはなるべく背中に直接当たらないような配置にする。



コンビニでの支払いがしやすい

メッセンジャーバッグで便利なのが、コンビニとかで支払いするとき。



ストラップを緩めて、クルッと回転させるだけで財布にアクセスできるので、いちいち降ろさなくてよいのよ。サッとスマートにレジを通過できるんだ。 バックパックだとこの手間があるので、お釣りや商品を受け取るのに手間取ってしまう。


MISSION WORKSHOP(ミッションワークショップ) The Rummy(ラミー)


以上、ミッションワークショップのメッセンジャーバッグ、「Rummy(ラミー)」を3年ちょっと使ってみてのロングターム・インプレッションでした。