何事も、慣れてきた頃がいちばん危険と言うものだ。ミノウラの三本ローラー(MOZ-ROLLER モッズローラー)で1000キロちょっと走りこみ、「オレサマもそこそこ上手になってきたぜ」と調子こいていたんだが、やってしまった。
落車である。
※画像は再現ドラマです(笑)
三本ローラーで立ちごけしてしまうとどうなってしまうのか?バイクの傷は?ケガは?
落車の瞬間と事故原因を振り返ってレポートしよう。
落車の発生状況
- リビングでテレビ(チェルシー対マンチェスターシティの1位2位争い)を観ながら漕いでいた。
- 左側に(とっさに掴めるよう)椅子を置いていたが、右側にはなにもない状態だった。
- 前輪が右に脱輪し、バランスを失って、クリートを外す間もなく右側にドスンと落車。
※キッチンにいたオクサマが、「ドシャッ」って音に驚いて飛んできた
被害とケガ
- 着地の瞬間、「とっさに(地面側の)右足でバイクを宙に持ち上げ、リアディレーラーやチェーンステーが地面&ローラーに接触しない」ようにした。(←我ながらナイス判断)
- おかげで、バイクはどこにも接触せず無傷。
- 右くるぶしがローラー台にぶつかり、軽く擦りむき、出血
- ブラケットを握ったまま肩と腕を面にして倒れたので、上半身には痛みはさほどなし。
※翌日、くるぶしがちょっとだけ腫れた。あと、翌日は右腕がジンジンした。(縦状に古傷の痕がありますが、これは10年以上前に腓骨骨折した時の手術痕なので、落車とは無関係です)
落車の原因
- 試合に集中しすぎた。マンチェスター・シティとチェルシーはプレミアでも屈指の強豪。ほぼ互角の試合をしていたため、固唾を呑んでペダリングしていた。
- 部屋の中が暑くなっていたと感じ、「もしかして、オクサマがストーブを点けたか?」と後方を振り返って確認。(ストーブしながらのローラーは地獄)
- しかし、ストーブがよく見えず、さらにぐいっと身体を後ろによじり、着火しているかどうか目視しようとした。(結果、点いていなかった)
- その瞬間、解説者が大声を上げたので、「んっ?いいシュートチャンスでもあったのか?早く試合観戦に戻らねば!」とあわてて身体を元に戻そうとした。
- 急な動作になってしまい、ハンドルが大きく横に揺れ、前輪が右に落ちた。
※再現ドラマとは言え、我ながら情けない姿だ(笑)
テレビを観ながら三本ローラーを回しているって書いた記事が、大きな前振りになっていたとは……。
事故の後
- 右腕がほんのちょっと痛んだ。(ただ、痛みはすぐに引いた)
- 右くるぶし周辺がやや腫れた(ローラーにぶつけたせい)
- でも、たいしたことはなかったので、翌日もその次の日もローラーは回した
- これまでの落車よりも衝撃が強かった気がしたのだが、気のせいではない。なぜなら、ローラー台の上に乗っているぶん、通常走っているときよりも5〜8センチほど高い場所から叩きつけられることになるからだ。「ローラー台から落車は、ふつうの落車よりも衝撃はでかい」と肝に銘じるべし。
※己の身体より、まず心配するのは愛するロードバイク(笑)
反省点
- ローラーを回しながら無茶な方向に身体を向けない。(面倒臭がらずにいったん停車し、クリートを外すべし)
- 緊迫した試合観戦は、集中力を削ぐ可能性があることを心得よ。
- 「ハンドルが大きく動いたなー。脱輪するかな…どうかな…あ、やっぱりしちゃった。ということは、、、うむ、倒れるんだな」と状況を冷静に観察(分析)しない。そんなヒマがあったら、音速でクリートをペダルから外し、着地に備えよ。
ロードバイクテクニック強化書
※ロードバイクのテクニックがもっとあれば、避けられた事故かもしれない
今回は、畳にドスンと倒れられたからよかったものの、物が置いてあったら怪我してたかもしれないし、ロードバイクの破損につながっていたかもしれない。ローラー台の周囲には障害物を置かないようにすべきだと思い知らされた。
※BOMAのリファール(refale)が無事でよかった……。本当によかった……。
ミノウラの三本ローラー(MOZ-ROLLER モッズローラー)
ということで、三本ローラーは落車する可能性があるものであることを心してお乗りください(笑)。オレサマは週4ペースで乗ってます。

コメント
コメント一覧 (6)
3本はリスクが高すぎて、、、自分は固定でまったりしてます。
専用にクロモリ購入しかありませんよ(悪魔の囁き
><
これまで以上に緊張感を持って走りますwww
いやでも、慣れた時に油断が出ますし、そういう時に怪我するんですよね。
肝に銘じておきます。
三本か固定かで迷ってるので、さらに迷いました(笑)
あ、でもヒルクラ対策とか、脚力アップ目的なら固定のほうがいいでしょうね^^
さすがに厳しそう(笑)でも、落下はしないでしょうね(*^-^*)