ひょんなご縁がキッカケで、講談社さんの「小説現代 2015年 02 月号」にエッセイを書かせていただいた。
『思い出の映画』という2ページのコーナーで、毎月様々な作家さんが登場しては、その人の思い出の映画を紹介しつつ、どんな経緯で心に残っているかを語るのだ。
1,600字なので、さくっと読めるボリュームだが、書くのはけっこう時間がかかった。文章というものは、短くまとめようとすればするほど、難易度が上がるものである。
掲載されたのは2015年2月号(1月23日発売)。
最近はもっぱら実用書しか読んでおらず、久しく文芸書は手に取っていない。つまり、自分の損得を考えるための本ばかり読んでいて、心の栄養となる書物は疎遠になっていたということだ。(世知辛くってイヤですね^^;)
さて、小説現代にはどんな方々が登場しているのかとおもって、目次を広げてみて目が飛び出た。
( ̄□ ̄;)!!
巨匠、浅田次郎氏!(『プリズンホテル』から読み始めたなぁ)
高校時代に読破した、阿刀田高氏!(ショートショートの名人)
森村誠一氏!(「人間の証明」は泣ける。映画も良い)
※リンクはすべてウィキペディア
森村誠一氏のウィキペディアによれば、著作の累計発行部数は1億部を超えるんですって。い、いちおくだと・・・日本人がほぼ1人1冊持っている計算になってしまう。目眩がするぜ・・・。
森村誠一公式サイト
日本の文芸界の押しも押されもせぬトップクラスのお名前が並ぶ同じ紙面上に、名も無きオレサマも掲載いただけて、光栄の極みである。天にも昇る心地とはまさにこのこと。
万が一、上記御三方がオレサマのエッセイに目を留めてくれたらと想像しただけで・・・胸がキュンキュンしてしまい、言葉にならない。
ちなみに、「思い出の映画」で取り上げた映画は『プライベート・ライアン(原題:Saving Private Ryan)』だよ。
トム・ハンクスとマット・デイモン主演の、第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦シーンから始まる映画。映画好きな人なら、ほぼ確実に観ているであろう有名作品だよね。
いまから15年前、2000年の29歳だったころ、複数の苦難に見舞われたときにこの映画を観て、すごく勇気づけられたのだ。
この作品が好きすぎて、セリフほとんど覚えちゃったのよ。映画冒頭のノルマンディー上陸シーンは25分ほど続くんだけど、演者らの言葉は今でも簡単に脳内に蘇らせることができる。
累計で50回は観た。未見の方には、ぜひオススメしたい。
広告は極めて少なく、写真もあまりない。ひたすらテキストテキストテキスト、である。山藤章二さんの「わたしの戦争体験」から読み始めているが、読み甲斐があるね。
分厚くて重い!
コメント
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これからも応援してます。
同じ川口なので、アラサイですれ違ったりしてるかもです*\(^o^)/*