生まれて初めて訪れた、君津市でのツーリングの続き。

この日は、Raphaさんから拝借した「クラシックソフトシェルジャケット」のインプレッションも兼ねている。

>> Raphaのクラシックソフトシェルジャケットを内房ツーリングで試してきたよ【前編】

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君津市を出発し、富津市に向かう。途中、いくつか古墳があるらしく、見物しながらめぐることに。

君津市に古墳があるなんて知らなかった。


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なお、気温は6度。ソフトシェルクラシックジャケットのおかげで暑くもなく、寒くもない調度よい塩梅で走ることができる。
※下に着用しているのは、アンダーアーマーコールドギアと夏用の半袖ジャージの合計3枚。

小規模な前方後円墳を3箇所ほど観ては走るを繰り返すと、富津岬に到着。君津市も富津市も、ひたすらに平坦な地形なので、じつに走りやすい。海沿いの街のせいか、風はそれなりに強かったが、快適に走れた。

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富津岬(ウィキペディア)

富津岬は、小糸川河口付近から東京湾に面して南西方向に約5kmにわたって突き出した岬だ。階段が山のように積み重なった形状の富津岬展望台てっぺんまで登ってみると、素晴らしい風景。

東京湾が一望できる。平坦な地形と海のおかげで、遠くまで見渡せるのだ。

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反対岸に横浜のランドマークタワー、三浦半島が見えるんだが、意外に近いんだなって感じた、東京湾ってもっとだだっ広い湾だと思ってたのに、軽く一望できてしまうんだね。

そろそろお腹もすいてきたので、ランチの予定をしている「勘兵衛(食べログ)」を目指して15キロほど走る。たいしたアップダウンもなく、到着。お店の近くに東京湾観音が見える。


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15キロを一生懸命走ったら、体温が上昇してきたので、クラシックソフトシェルジャケットの両脇の下のベンチレーションジッパーを下げてみた。そしたらものの数分で汗が引いてくれたよ。

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ベンチレーション機能がない通常のジャケットだと、温度を下げるには首のジッパーをおろすしか方法がないんだけど、これをすると風がもろにウェアの中に入ってきて、一気に体温が奪われてしまって寒くなるんだよね。なので、脇のベンチレーション機能はとても実用的だと思うよ。


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※はかりめ丼???

はかりめ丼が何なのか聞いてみたら、「煮穴子の丼」のことだって。

はかりめ丼(ウィキペディア)

千葉県富津市で販売されているご当地グルメ。特産のアナゴ煮物を使った、富津を代表するB級グルメ。語源は”はかり”のことで、富津ではアナゴの別名でもある。

細長くて側線孔の連なるアナゴの姿が、魚市場で使われている棹はかり(棒はかり)の細長くて目盛りがふられた形に似ていることからついた呼び名だったそうな。魚市場の関係者の隠語だったということか。


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※写真は「とんでも丼」

お腹が減っていたので、ボリュームを重視して「とんでも丼」を食べた。たしかにとんでもない量の天ぷらが乗ってておいしかったよ。

ランチ後は東京湾観音を観るために坂を登る。大した距離(2~3キロくらい)ではない。斜度もせいぜい7%くらいだろうか。

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※ここが坂の入り口


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※モビルアーマー並かそれ以上にでかい!

富津市の中央、大坪山の山頂に東京湾の入り口に向かって建てられ高さは56mの巨大な観音像。1961年に宇佐美政衛が平和祈念と戦没者の慰霊を目的として建てたんだって。

テレビ、映画などのロケ現場として使われることもあるそうで、映画では『千里眼(ウィキペディア)』のロケで使われたらしい。

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※背中には水抜き?光と取り入れるため?とおぼしき穴がたくさん

「いったい誰が何のために?」と思って説明書きを読んだところ、宇佐美政衛という、第2次世界大戦中に東京深川で材木問屋を営んでいた人が私財を投じて作ったとのこと。

1945年(昭和20年)3月の東京大空襲の様子を目の当たりにした宇佐美氏は世界平和の尊さを深く感じて東京湾観音を建設することにしたそうな。1956年の構想から5年の歳月をかけ、1959年に完成したんですって。

東京湾観音とは(ウィキペディア)

東京湾観音公式サイト

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胎内に入ることもできるのだが、314段の螺旋階段があって、さすがにビンディングシューズで登るのはしんどいということであきらめた。


来た道を下ってからは、出発点の君津駅を目指して走る。雲行きが怪しくなってきたと思ったら、パラパラと小雨が。強風とあいまってキツくなってきたので、ミニストップに緊急避難し、コーヒーブレイク。


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※この状態でも、Raphaのクラシックソフトシェルジャケットでなら快適に走れる

雨が止むのを待ってから再出発。20分ほど走って君津駅に到着し、同好会メンバーと別れ、同僚とアクアライン経由で川口市に戻った。


途中、かなりの強風と小雨に見舞われたにもかかわらず、Raphaのクラシックソフトシェルジャケットだけで乗り切ることができたよ。

念の為にバックパックにはウィンドブレーカーも備えておいたんだけど、使うまでもなかった。


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※短めの45キロのライドでした。

以上、君津市〜富津市ツーリングのレポートでした。


房総エリアって、「すごく遠くて不便で行きにくい場所」って先入観があって、これまで敬遠してたんだけど、アクアラインを使えばさくっと行けてしまうってわかったのが今回の収穫。


せっかくなら、一泊旅行を兼ねて来てもいいかも。次は房総半島の先端の館山市まで行ってみようかなと思う。


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