12月に入ってから、三本ローラーにばかり乗っており、さっぱり外を走っていない。理由は寒いから(笑)。年が明けて、すでに400キロ以上も走っておる。すっかり、ローラー人間になってしまっておる。
先日、三本ローラーで走ろうかとバイクをセットしたとき、ポタッと水滴がフローリングの床に落ちた。
「ん?まだ汗もかいていないのに、なぜ?」
と思って、床に顔を寄せてじーーと水滴を凝視してみた。
「ははーん、ボトルに入れっぱなしにしていた水が垂れたのか」
とボトルを抜いて振ってみた。空っぽである。どういうことだ。ボトルが空っぽなのに水滴が落ちるわけがない。
「まさか・・・」と悪い予感がした。
フレームをつかんで持ち上げて、上下に振ってみる。すると、BBからチャプチャプと音がするではないか。フレームの中に水が入って溜まってしまっている!原因を考えて、すぐにピンときた。
「もてぎエンデューロで走ったときのに間違いない!」
参考記事
今年の11月にもてぎエンデューロに参加したのだが、この日はあいにくの雨模様で、走っている間は終始雨に降られた。当然、バイクはずっと雨ざらし。しかも7時間レースに出所したので、朝の8時から夕方17時ちかくまで濡れっぱなしだったことになる。
普段、雨の日には絶対にロードバイクには乗らないので、これしか心当りがない。ということは、一ヶ月近くもフレームに水が侵入していることに気がついていなかったことになる。なんたる失態・・・。
※帰宅後、入念に掃除したつもりだったが、中に水が溜まっていたとわ・・・
あわててショップに持ち込み、シートポストを抜いて逆さまにしたり、チェーンステーに小さく開いた穴から水を抜くなどして、事なきを得た。カーボンは錆びないので、それも幸いした。クロモリだったら確実に内部が錆びてしまっていたことだろう。
※チェーンステーに小さい穴が開いていて、そこから水抜きできるのだが、汚れで詰まってて、水が落ちなかったのだ。
いやーーー、ロードバイクって、雨の日に走ると水がフレームに入ってきてしまうんだね。メーカーとかフレームの素材に関係なく、水はバイクに侵入してしまうものらしい。
フレームに(ケーブルを通すための)穴は開いていたり、シートポストの接続部など、目に見えないレベルの隙間が開いていて、そこから浸水するんだって。
だから、雨の中で走らせなければならなかったときは、「シートポストを抜く」、「逆さまにして半日乾かす」、をぜったいやったほうがいいそうだ。
「カーボンだから大丈夫だもんね!」って余裕かましてても、中の(金属の)BBは腐食する可能性はあるし、いいことなんてひとつもない。
水を抜いたその後だが、幸いにしてどこにも問題はなく、無事に走れている。
みなさまも、大切な愛車を長持ちさせるためにも、どうかフレーム内の水の侵入に気をつけてくだされ。
一時はどうなることかと焦ったぜ・・・( ´Д`)=3
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