先日、ASUS Chromebook C300 を購入したんだけど、経緯は書いたので、今回は使ってみてのインプレッションね。



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製品サイトのリンクはこちらで見てもらうとして、さっくりしたスペックはこんなかんじ。


  • インテル® Celeron® プロセッサー N2830
  • 13.3型ワイドTFTカラー液晶 (LEDバックライト)
  • インテル® HD グラフィックス (CPU内蔵)
  • 92万画素Webカメラ内蔵
  • メインメモリ2GB
  • バッテリー駆動 約10時間
  • 幅329mm×奥行き230mm×高さ20.3mm





プロセッサー

処理スピードはまったく気にしなかった。ソフトをたくさん動かすこともなく、Google Chrome さえサクサク動作してくれればいいわけで、まあ必要にして十分でしょうという判断。実際使ってみた印象では、快適に動くよ。待たされてイライラすることはまったくない。




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ディスプレイサイズ

11インチのほうが持ち運びしやすいし、軽いんだけど。家でも使うことを視野に入れているので、大きめにした。さすがに Retina のようにはいかんが、十分にキレイで明るく、このサイズにしておいて正解だった。



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メモリ2GB

昨今は8GBとか当たり前っぽいけど、ローカルに保存しないし(できないし)、これだけあればまあいいでしょう。外部ストレージとクラウドを駆使すれば、少ないメモリなど、どうということはない。 (たぶん)






バッテリー駆動

公式サイトには10時間って謳ってある。

ただし、こういった情報は車の燃費と同じで、バッテリーに負荷がかからないよう最適化された環境下での理論値のようなモノなので、数字を鵜呑みにするわけにはいかん。


なので、実験してみた。実際に外で3時間ほどぶっつづけで作業してみて感じたのは、「スペックに偽りなし」である。2時間しかもたない仕事用の Lenovo X220 に慣れているオレサマにしてみれば、3時間使っても「バッテリー残量70%」って表示されるのを見ると信じられない。




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※1時間作業しまくっても「残96%」ですって!

ACアダプターを肌身離さず持ち歩いたり、電源コンセントを求めてカフェ内を彷徨う必要もなくなり、開放感を味わっている。いやー、バッテリーが10時間も持つってめちゃくちゃ安心感があるね。ASUS Chromebook C300 で何気にウレシイのがこれ。


あと、ACアダプターが小さいのもマル(変圧器がない)。持ち歩くときにバッグ内のスペースを食わないし、なにより軽い。まあ、10時間も持つから、ふだんは持ち歩かないんだけどね(笑)。




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※Lenovo のACアダプターはかさばる・・・。




起動時間

大満足してる。あまりの速さに感激した。ウィンドウズPCって立ち上がるの遅いじゃないすか。で、電源をオフるのもおっそいじゃないすか。



これまでは、電源ボタンを入れて、「さーて、トイレでも行くか~」だったのが、10秒で立ち上がる。すぐに作業ができる。万歳。




セキュリティ対策

Chrome OSはOSアップデートやセキュリティーソフトアップデートを自動的に行ってくれる。ユーザーの手間を省き、常に最新状態に保ってくれるのだ。もちろん、Google Appsも最新の状態にキープされる。



勝手に対策を施してくれて、メンテフリーってお財布的にも手間的にも助かりますな。




重さと薄さ

MacBook Airには負けるけど、MacBook Pro並みの薄さ。ビジネス用バックパックにも難なく入る。外側のシェルの質感も安っぽさは感じられない。MacBook ユーザーの同僚にも「思ったより、ぜんぜん( ・∀・)イイ!!」と言われた。



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重さも見た目の質感に反して軽くって(1.4kg)、「なんだこれ!MacBook Air 並に軽い」って驚かれたくらいだよ。

 

MacBook Air(13インチ)が1.35kg、MacBook Pro(13インチ)が1.57kgってことを考えて場、十分対抗できるよね。しかも、厳密にいうと、ASUS Chromebook C300 は13.3インチなので、MacBook よりちょい大きい。なのにこの軽さ。すばらしい。







タッチパッド

15インチのノートPCに使われるのと同等サイズが採用されているそうで、なるほど広さは十分。スクロールも楽だし、マウス無しでの操作性も快適だ。動きも正確、誤作動もない。満足である。




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端子類

HDMIとUSB3.0がある。まだ使ってないけど、追々試してみるよ。



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ただ、じゃあ「ASUS Chromebook C300 が100点満点か?」というとそんなことはなく、いくつか不満もある。




キーボードのスムーズさがいまひとつ

Lenovo を使い慣れている身からすると、「流れるようなタイピングができる」とは言いにくい。けっして悪いわけではないのだが、やはりタイピングだけを取ると、ThinkPad が一枚上手だ。



文章をかなーり書く立場からすると、タイピングのしやすさはすげー重要なの。




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キーボード中央が少したわむ

あと、キーボードの中央付近をやや強めに叩くと、ほんの少しだけたわむ。「あ、コストなりの造りなんだな」と思うことにしている。



ThinkPadはかなり高速でタイピングしても問題ないもんね。このあたりのコストダウンが、スムースさをスポイルする一因かなと思う。




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画像を呼び出すのがやや面倒

画像をクラウドに保管しなければならないので、Google Drive からの画像の呼び出しがちょっとだけ手間かな。枚数が多いと、読み込みに時間はかかるし、さすがにローカルに保存できるPCと比べたら、遅くはなるね。ここは慣れの問題かなという気はしている。




スタバでのドヤリングにインパクトがない(笑)

ドヤるのは、やはりMacBook でしょ。黒いASUS Chromebook C300 とMacBook Pro(Air)が並ぶと、マックのほうが断然カッコいいし、高級感があるんだよね。


まあ、ドヤリングは冗談として、実用性だけを追求するなら、chromebook って買いだと思うよ。




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すでにPCが1台あって、モバイル用に持つって人には最適かなと。ちなみにオレサマはchromebookをメインマシンにしておりやす。


参考になれば幸いである。



では、次回から再びロードバイクネタに戻るね。
(´・ω・`)