ここ最近、三本ローラーのことしかかいていないような気がするのだが、しばしお付き合いいただきたい。


もともとは、トレーニングとバランス感を養うために、ミノウラのMoZ-Roller(モッズローラー)を購入した。



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有酸素運動をして脂肪を落とすって目的があったので、固定ではなく三本ローラーにしたんだけど、400~500キロも走っていると、当初想定していなかった効果・効能を感じ取ることができる。


ということで、「三本ローラーで400キロ走って気づいた、想定外の効能」について書いてみるね。




※ボトルで給水するトレーニングの図。順手の逆手の2パターンでやってみた。


想定外の効能とは、ズバリ、「自分の肉体に向き合って、バイクと対話することができる!」だ。



走りにだけ集中できる環境が手に入る

固定ほどではないが、三本ローラーだって慣れてしまえばコケる心配はあまりない。視線を移動したり、顔の向きを左右、後方にやっても、バランスは失わない。なにしろ、事故の心配がゼロなので(落車は別ねw)、好き勝手できる。


つまり、己のポジションやペダリングに100%の意識を向けることができるのだ。腕の位置、背中の角度、ペダリングの力のかけ方、体幹を意識した姿勢などなど、心と視線をフル動員して走りに集中できるのがありがたい。



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※ビンディングシューズで乗るのが怖くて、フットサルシューズで走ってたころ。心を無にして、ペダルを坦々を回せる環境って、公道ではまず無理よね



下ハンの練習になる

あと、下ハンで走る練習にもなるね。下ハンで公道をずーーーっと走るのは難しいし、気を使うので、周囲に気を配らなくても良い三本ローラーって練習に最適だよ。

下ハンを使う機会はレースやダウンヒルでない限り使うことは稀。でも、ダウンヒルのときはブラケットで下り続けるのは難しい(手首が疲れてしまう)。下ハン練習はしておきたい。でも、練習場所がないというパラドックスに陥っていた。下ハンが苦手って人、オレサマ以外にも少なくない気がするんだけどな、どうでしょう?


ローラーの上なら、恐怖心を感じずに指の位置を変えてみたり、肘の角度をあれこれ試すことができる。下ハン練習を積んだおかげで、恐怖心が薄まってきたね。



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バイクと己が一体化する

三本ローラーって、バランス感覚が身につくとか、体力アップになるってメリットだけじゃなくって、ロードバイクを操るための、ありとあらゆるスキルが磨かれる気がするの。



さすがに400キロも走っていると、自分の身体とロードバイクが一体化する錯覚を味わえるね。

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まあ、まだ手放し運転もできていないので、偉そうなことは言えないわけだが(笑)、それができるようになるのも、遠い先ではないと思っている。


我流はそろそろやめて、短時間 効率的サイクリング・トレーニング: 少ない練習量でパフォーマンスを最大化するためのヒント(書籍)あたりをを読んで本格的にトレーニングする時期かな・・・。