2014年の自転車通勤回数は、82回だった。
何の気なしに、今年の1月、「年間で何回くらい自転車で通勤するのかな?」と思い、自転車で職場に来るたびにメモを残しておいた。年末にカウントしたら、82回となったわけだ。
日にちまではメモっていないので、どの月に多かったとか少なかったとかのデータはない。が、感覚でわかる。寒い冬(12月~2月)の三ヶ月は当然ながら頻度は落ちる。夏場は逆に増える。秋と春がもっとも伸びる時期で、梅雨の期間は控える。
天気に左右されるので、こんな結果になる。ちなみに、通勤距離は片道22キロです。
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ロードバイクとミニベロで往復44キロのジテツウをして、比較実験してみたよ
22キロの所要時間は、ロードバイクだと1時間15分、ミニベロだと1時間20分ほど(信号のつながりが悪いとプラス5分)。そのときの気分でロードバイクとミニベロを使い分けてきた。
「ロードバイクのほうが圧倒的に速いはず」というイメージがあったのだが、都内は信号が頻出するので、ミニベロと比較してもそんなに劇的な差はつかない。あと、Dahon(ダホン)のMu P8はかなーりカスタムしてあるので、けっこうスピードが出るってのもあるね。
ロードバイクとミニベロ、どっちが自転車通勤に向いているか
個人的な好みで言うと、ミニベロのほうが向いている。
小回りがきいて、どこにでも駐輪できて、スピードも街乗りとしては十分に出るとなれば、ミニベロが自転車通勤にはふさわしい。アルミなので、ガツガツと段差も乗り越えられるし(痛いけどw)、手荒に扱ってもビクともしないのもマル。
カーボンロードは気軽に駐輪できないし、途中でどこかに買い物に立ち寄るとかも難しい。
ただし、仮に通勤が片道30キロであったら、ロードバイクを選ぶ。ミニベロで片道30キロはちとしんどい。20キロそこらなら、ミニベロでもさほど疲労感はない。
ロードバイクは弁当を運ぶのが難しい
ロードバイクには大型サドルバッグ(トピークのダイナパック)を取り付けることができない。なぜなら、カーボンシートポストへの装着が禁止されているから。よって弁当箱はリュックに入れるしかないのだが、これをやると確実に弁当が激しく寄ってしまう。
お米の弁当が運び辛く、しかたなくサンドイッチ系とかオニギリとか、メニューに縛りが生じてしまうのが困るかな。
※トピークのダイナパックは、弁当や荷物を運ぶのに最適
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エレベーターでの上げさがは、ミニベロが有利
自転車をオフィスフロアに持ち込める場合、エレベーターに載せることになる。ロードバイクだとタイヤがでかい分、前輪を持ち上げたときに威圧感が出るし、他の方の迷惑になってしまう。ミニベロだとタイヤ系が小さいので、エレベーター内で立てても他の方も乗れるスペースがある。
まあ、どんな自転車でも邪魔であることに変わりはなく、自分は他の方と被らないよう、出社時間を大幅に前にズラしている。
数週間前、新宿三丁目の居酒屋で友人と食事したとき、自分は勤務先(赤坂)から居酒屋に向かった。(念のため補足しておくと、酒は一滴も飲めない下戸なので、自転車で行くっても問題ない)
幹事は自分だったので、あえて駅からちょいと離れていて、かつ1階にある店を選んだ。Googleストリートビューで店の前を確認して、駐輪できるスペースがあるかを確認し、お店に予約するときに軒先に駐輪しても良いとの許可を取る。こうすることで、安心してお店に自転車で向かうことができるのだ。
当然、使うのはミニベロね。カーボンロードでも行けないことはないが、自転車が無事かどうかを気にしながら飯を食っても落ち着かないので(笑)。
居酒屋で遅くまでダラダラしてても、自転車だと終電を気にしなくていいのがメリット。これ、非常にデカイ。金曜の23時45分の新宿駅とか渋谷駅を想像してほしい。駅前もプラットホームも人でごった返しているでしょう?歩道にも溢れんばかりに人が窮屈そうに歩いているじゃないですか。これを回避できるのである。
お酒を飲む人には使えない技だけど、ミニベロにはこういう活用方法もあるのだ。まとめると、自転車通勤は「ミニベロが最強」だという結論である。
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