スプロケットをジュニア用に交換したら謎のチェーン落ちが発症してしまい、入院となってしまった事件のその後。



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ダホン Mu P8が原因不明のチェーン落ちに悩まされて入院/(^o^)\


なんだかんだとショップで調整の格闘をしたもらったそうで、「かなり落ちにくくなったよ」と言ってもらえてよかった。



ただ、完全にチェーン落ちが起きないわけではない。






一般的に、ミニベロはBBからディレーラーまでの距離が短く、チェーンラインもBBからリアディレーラーに向かって下がっている(つまりナナメ)ため、どうしてもチェーンが落ちやすい宿命にある。




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この現象はダホンに限った話ではなく、どんなミニベロも同じ。


ただ、ひとつだけ解せなかったのが、「なぜジュニア用スプロケットでチェーン落ちが頻発するのか?」ということ。




なぜなら、今回移植したジュニア用はトップのギアが「13T」で、元々つけていたアルテグラの「11T」より径が大きい。よって、変速時のチェーンの動きはむしろスムーズになるはずではないのだろうか?


ただ、大将いわく、「数字に現れない、なんとも説明しがたいパーツ同士の相性」という要素もじつはあって、必ずしも理屈で全てが割り切れる(解決する)というわけでもないそうだ。



ううむ、カスタマイズは奥が深い。




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というわけで、完全にチェーン落ちが解決したわけではないものの、かなり解消されたということで50キロほど走ってみた。


結果、チェーンが落ちたのは1回だけ。うむ、まあ上出来ではないだろうか。




9速から10速にシフトアップするとき、勢いよくパチパチパチって変速したときだけ、落ちてしまった。


なので、意識的に8、9、10速あたりの変速時には、「脚のトルクを少し抜いて、一つ一つのギア操作をややゆっくりする」よう心がけたよ。




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ULTEGRA カセットスプロケット 10速用 ジュニアサイズ (13-25T)

ギア比はとても脚にマッチしてるよ!

でも、Dahon(ダホン) Mu P8とは相性が良くないのか、50キロに1回くらいの頻度でチェーンが落ちる(笑)。