自転車に乗り始めて、ちょうど4年経った。(正確にはミニベロ歴が4年で、ロードバイク歴が2年弱)
2010年の10月にMu P8とボードウォークを買って、今も元気に走り続けている。
180度変わった、自転車の認識
4年間で、 Mu P8で走った距離は約17,000キロ。平均すると、1年で4,000キロちょい。一ヶ月で340キロほど走っている計算になる。※ちなみに今年の1月に買ったBOMA の Refale(リファール)は1ヶ月でまだ2,000キロ弱。
自転車に乗り始める前は、「クルマこそが最強で、自転車など女子供の道具」と見下していたんだが、人間って変われば変わるもので、その認識は逆転した。自転車こそが、究極の移動手段ではないかと思っている。
※どこもカスタマイズしていない、完全にノーマル状態のMu P8
もはや、自分にとってのファーストカーはミニベロとロードバイクであり、クルマ(フィアットのパンダ)はあくまで週末限定の利用に留まる。
※パンダに週末しか乗れないのは、それはそれで辛いけど(笑)。
公共交通機関がむしろ苦痛
自転車での移動が当たり前になった今、何が苦痛って、公共交通機関の不便さ。
時刻表に縛られ、駅やバス停まで自力で向かい、赤の他人と共に狭い空間に押し込まれ、しかも運賃まで取られてしまう。何一つ良いことがなく、三重苦、四重苦でしかない。
自転車はそういった不都合や不便さから解放してくれる。自分の移動したいタイミングで、走りたい道を自由に選び、しかもドアツードアで運んでくれる。制約が何もない。しかも、バスってだいたいミニベロと同じスピードで移動するんで、よく並走することになるんだけど、乗客の方々に、「自転車での移動のほうが、むしろ楽ちんなんですよー」って伝えてあげたい気持ちになる。
「運賃ほど無駄なものはない」と考えるようになった
さいたま市とか川口市、越谷、草加周辺のいわゆる埼玉県南部在住の方々は激しく同意してくれると思うのだが、埼玉高速鉄道の運賃の高さは目が飛び出す。(初乗り価格が210円)
なんと、一区間だけで210円だ。鳩ケ谷から南鳩ケ谷まで210円。210円>>270円>>310円>>350円>>390円>>430円>>490円と刻まれていく。鳩ケ谷から4駅離れた浦和美園まで350円。往復で700円。これはいくらなんでも高すぎる。
夫婦二人で埼スタまで浦和レッズ戦の観戦に出かけたとしたら、交通費だけで1,400円である。交通費だけで1,400円か…。チューブ1本とパーツクリーナー1本が余裕で買えてしまうではないか。だから、プライベートでは埼玉高速鉄道は使わないと決めている。
自転車を始めてからは、休日に電車とバスに乗る頻度が激減した。結婚式のように正装しないといけないとか、悪天候でない限り、自転車で移動する生活スタイルになってしまったね。
車だと遅刻することがあるのに、自転車では遅刻しない
自転車のメリットは挙げればキリが無いが、最大のメリットのひとつは「遅刻しない」だ。車と異なり、移動時間がかなり正確に読めるし、ずれることがないので遅刻がほぼ皆無。
※パンクなどのアクシデントは例外として、ね。
いくら道が渋滞していても、自転車なら歩道とクルマの間を通り抜けられるし、ルート変更で迂回することで渋滞を回避することができる。
街中であれば、ミニベロはだいたい1キロを3分で進む。つまり、10キロなら30分、20キロで1時間。距離さえ分かれば、所要時間が即座にわかり、よって遅れることはまずない。しかも、ロードバイクならミニベロよりもプラスアルファで同じ時間でちょっとだけ遠くまで移動できる。
「目的地まで25キロってことは、1時間半から余裕を見て1時間40分だな」って見通しを立てられるの。初めて行く場所でも、Googleマップで距離はすぐわかるもんね。
クルマで渋滞すると、見積もりが大幅に狂うけど、自転車は渋滞の心配から解放されるのだ。都内とその近郊で暮らす者にとっては、渋滞は切っても切れない悩みのタネなので、これを心配しなくてよいのは超デカい。
※その代わり、天候の変化は常に気にするようになった。東京アメッシュ見まくり(笑)。
※深夜の六本木とか銀座とか渋谷は、マジ勘弁って思うけど・・・(笑)。
なんでみんな自転車乗らないの!一生涯の楽しみだよ!ヽ(^。^)ノ
ふつーに乗ってても地理&方向感覚はむっちゃ養われっるけど、こういう本で一気に情報収集してしまうのもひとつの手段かなと。
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