サイクリストって自転車メディアに、「ワイヤー錠はロックのうちに入らず 自転車泥棒“先進国”の傾向と対策」って面白い記事があった。




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Photo Credit: Sven Loach via Compfight cc




記事中に、ロンドン警察が「Common bike theft techniques(よくあるバイク盗難の手口)」ってチラシをPDFで公開していた。日本人の我々にも参考になるので、翻訳して紹介してみよう。




Common

「Common bike theft techniques (よくあるバイク盗難の手口)」

犯罪者の手口を事前に知っておくことで、自分が被害者にならないようにできるよ。




Lifting【持ち上げ】

Lift


標識はネジを外され、持ち上げられてしまう。

※地球ロックしたつもりで、できていないパターン。標識程度じゃアテにならないよってこと。



Levering【テコ】

Lever


バイクとスタンドの間に長い棒をねじ込み、テコの原理でロックを壊す手口。盗人はバイクをいろんな方向に向きを変えて作業するので、バイクとスタンドをより接近させ、動かせないようにするのが対抗策。

※切れないカギは折ってしまえという発想。




Striking【断ち切り】

Strike


地面にカギを寝かせるように置いてあると、ノミとハンマーの餌食になりやすい。チェーンが地面に接触できないような高さでロックしよう。

※こんな大道具を使って盗むのかよ…。用意周到すぎんだろ、ロンドンの犯罪者たちは…。




Cutting【切断】

Cut


チェーンカッターでぶった切るパターン。


※これをやられたら、たいていの市販のカギは歯がたたない。なるべく頑丈なモノを選ぶとか、複数ロックするとか、犯行の時間がかかりやすいようにするしかない。






Quick release【クイックリリース】

Qr


緩めるだけで取り外せるクイックリリースだと、ホイールやサドルがカンタンに盗めるので、安全対策を施したモノに取り替える。

※クイックにリリースできるのがロードバイクやミニベロの利点なのに、これが仇となるパターン。




Picking【ピッキング】

Pick


ピッキングは自転車盗難でも起きる。鍵穴を自転車(フレーム)側に向けるなど、作業されにくい工夫をしよう。

※針金で開くのか…?鍵式とか、数字を揃える系のカギならこれは関係ない話だが。





以上、ロンドン警察が啓蒙する、「バイク盗難被害に遭わないためのチラシ」でした。


<参考記事>

自転車の盗難防止のため、オレサマが心がけている5つのコツ

ABUS(アブス)1200/60

オレサマはこれを使っているよ!

ふつうのダブルループ式のと組み合わせて、必ず複数で施錠しているよ!

重さと頑丈さのバランスを求めたら、ABUSが正解だと思うね。